Saturday, August 05, 2017

配られたカードで最善を尽くしたのか、YSDのWHITE LED AUTO AL14-TKは0.58Wハブダイナモ用で停車時点滅機能あり


 ホームセンターに行くと、武田産業の自転車・チャクルシリーズのハブダイナモ自転車がありました。ハブダイナモはMITSUBA製の2.85V0.58Wでした。ふっと見てみると、サイドにオレンジの窓があります。
 「ああ、横に漏光の穴があって、オレンジの樹脂製カバーがついている……違うやないかーい!」
 なんと、ダイオードなのか砲弾型LEDなのかわかりませんが、とにかくランプが埋め込まれていたのです。

(家に帰って拡大してみたら、漏光穴とレンズ埋め込みかもと思いました。ただ、メインライトと別に点滅していたはずで、ランプ埋め込みだろうと思います。前側を見てなかったので、メインライトが点滅しているかどうか確認していないという)

 ハンドルで自転車本体を持ち上げて、ホイールを手で回すとさくっと点灯します。形状的にサイドに突き出す位置に全方向への点滅が確認できます。

しかも、停車時にも点滅しています。停車時点滅機能あり! これ、パナの足も灯の競合製品だ。
 横突き出しの頂点付近ぎりぎりに光が見える配置ということは……
けっこう斜め後ろからでも、点滅が確認できるということです。完全に後ろからでも見えるはずですが、普通は人間が座って漕いでいるので脚に隠れて、ほぼ見えないでしょう。

横からの自動車の突っ込みは、相手側がスマホを使いながら運転しているとか、車であればブレーキとアクセルを間違えてない限りは気がついて止まってもらえるか、少しでもブレーキをかけて被害を軽減することが期待できます。

まれにいる、暗くなっても照明を点灯せずに走っている自動車には反射板は役に立ちません。後方から視認できる灯りとしてはテールランプがベストです。でも配線面倒だしお金もかかるしで、法の要求でも無い限りは初期装備車が普及することはありません。

ほかの後方での点滅光で見かけるのはソーラー発電で点滅ですが、ソーラーで点滅させるにも日照にあてないといけなかったり、内蔵の電池がヘタったりするので、できればダイナモで給電したい。でも配線はコストかかるし面倒。

じゃあ、フロントライトに内蔵させちまえ。真後ろからは見えにくくても、道路を走る右ハンドルの自動車運転席からだと、わりと見えるし効果あるだろう。自転車走行中にタイムスリップして1970年台以前の沖縄にいかないかぎりは大丈夫。そのような発想で作られたものと思います。