自転車板の福岡スレッドでSUN SUN SEAのカレーが旨いと言うことでしたので、行ってみることにしました(他律駆動型)。ナビで峠越えルートを指示されて、峠を回避しようとしましたが、腹が減っていた方がカレーがおいしいだろうということで峠越え。峠を越えて写真撮影ポイントにくると、道路にアーレンキーが落ちていました。
とりあえず拾い上げて写真撮影。取り除いて、あの六角は自転車乗りが落としたのか、バイク乗りが落としたのか、うーん、サイズ的に車もあるのか? と考えていると
男梅の残骸を発見。アーレンキーを落としたついでにこの男梅の袋を落としたのなら、自転車乗りのものでしょう。アーレンキーは持っていくわkにはいかず、といっても、そこらへんに捨てるわけにも行かず、置き場所を探していると、あと2本ほど発見しました。
ガードレールの裏側に置いてきました。
峠を越えると素晴らしい景色が広がっています。これで、PM2.5と花粉が少なければいいコースなんですが、両方ともに多いコースなのです。見た目きれいな地獄っつーか、地獄という地名が近場にあったりして。立っている看板では、見た目が深い谷であることからついたと説明がなされています。
しかし、地獄と名のつく場所だと、見た目でなく、硫化水素が湧き出している、あるいはかつて湧き出して窪地・谷にガスが溜まっていたいたなどの由来がある場合もあるので油断はできません。
ぼんやりと進んでいると、緑の中に赤い色があります。カレーを喰うのがメインのはずが、花見ライドと化しています。
今度は黄色の菜の花畑。
すばらっ。
当然のように桜も咲いています。
花見を楽しみつつ海沿いに出ます。風が吹き乱れていて、基本逆風で、まれに追い風ということになりますが、追い風はあっというまに終わってすぐに逆風になります。
遠景に山。火山(ひやま)ではなく、立石山と、自転車では無理な礫石が見える山です。またいちの製塩所の裏側です。あれは登れるのでしょうか。
とか言っている間に目的地のパーキングエリアに到着。カレー単品と焼きドーナツを注文します。
レストランの窓から見える位置に自転車を留めることが出来ます。ロードバイクでもいけるということです。
姉
帯子の海岸の
鳴き砂。
カレーライスが到着しました。まじカレー。サラダ付き。550円はおとくでしょう。なかなかに煮詰められたカレーでした。
焼きドーナツ80円。これもなかなか。
帰路。筑前深江駅前信号からちょっと進むとー
駅前に、いなほ焼きの店があります。補給食としてもおすすめです。
筑前深江を右折すると、100円缶ジュースの自販機があります。いなほ焼きとあわせて、飲料水も補給できるポイントということです。コンビニも近くにあります。海岸沿いを自転車で進む場合は、ここらへんでしっかりと休憩、補給をしておくと、呼子まで行く場合は、一時間後ぐらいに訪れる唐津~呼子の海沿いの長い道でハンガーノックにならなくて済みます。他には虹ノ松原でからつバーガーを食べておきたいところ。そこら辺で補給しておかないと、唐津~呼子の道までに消化が間に合わない感じ。
ぽんかん、パール柑などの無人販売所も100円自販機のすぐ横にあります。ぽんかん、みかんならすぐに食べることができますが、パール柑は皮が夏みかん系なのでしんどいです。
筑前深江から日向峠に向かうコースに、大きな桜があるそうです。何度も通っているはずなんですが気が付きませんでした。ナビに入れると余裕の発見。まさに道沿い。よく見ると、異様なでかさです。真下にある車との比較で大きさが分かります。
普通の桜ではないようで、山桜系なのではないかと、道が分からない次いで桜について聞いた近所の人が言っていました。咲くのが遅いそうです。
いつものコースから外れて、桜のある山沿いの道を進みます。スミレ?
道を聞いた人の家にあるでかい桜。つうか、裏道に入ると、大きな桜ばかりです。たんにでかい桜が一本だけあるのでなく、道沿いにたまたまでかい桜があっただけの可能性があります。
振り返ると山と菜の花畑と桜が見えます。たまに脇道に逸れると発見があったという。たいていは迷うだけなのですが、今日は大収穫でした。
人の行く裏道に道あり花の山。と、ふつうに住人がいる道なにを言っているのかと。
でかめのため池もありました。
水面写しの技でゴザル。
そして、道端にまたでかい桜。
下って登ってうろうろしていると、高祖山に到着しました。トレイル系の人ではよく行くそうですが、ロードだと基本的に近寄りません。手前までは舗装されていますが、がその咲は舗装路と砂利道が半々ぐらいです。
25Cの耐パンクプロテクターありのエクステンザRR2Lならなんとか登れます。そして大きな桜がまた。でけえ。つうか、土地になにかあるのかもしれません。
カメラをオートにすると、日暮れであることがわかります。
ISO感度をあげて撮影する、これまた別の大きな桜。なんで有名じゃないのかが分かりません。
ちょっと進むのをためらった道。暗くてもLUXOS BとAXA LUXX 70 PLUSの2灯体制なので、急カーブが無い限りはなんとかなりますが、路面状況がこの状態だと苦労します。
それでも進んでみるわけです。検索した限りでは、山頂へ向かうと、見通しがもう少しよくなり最高だそうです。
夕暮れの山越えルートを進んでいると、ふと足が止まります。あれは、桜? いや、にしては、部分的に色が……
赤と白。同じ木に二色が咲き分けています。えっ、という感じです。
眺め入ります。見たことのない咲き方です。
源平咲き分けの梅?
源平桃かもしれません。見分けつかねえ。
700C太めのブロックタイヤと29erぐらい見分けつきません。
近くにある赤い花の木と混じったか、現実的には接ぎ木なんだろうなと思っていたら、違いました。接ぎ木では説明のできない咲き方。
このタイプで二色桜もあるそうですが、接ぎ木でないならなんなのか?
分からないまま撮影しています。というか、初めて見る光景が、近場にあったことに驚きを隠せません。
さらに下りで、ビューポイント盛りだくさんなことに驚きます。
下りの途中にしだれ桜。こ、この道は景色が誰かの手によって造られている!
夕暮れ。田園と海に夕暮れ。見事でした。
充実のカロリー消費ぶり。
高祖山には、MTBで臨みたいものですが、MTBはもってないのでクロスバイクで行きたいとおもいます。29erのMTBと思い込んでいけば、わりと登れるもんですたい。山頂をめざしたい。担ぎありなら行けるはずですが、問題が重量、そして、登り切って疲れたあとの下りの制御です。ヘルメットはあるけど、MTB用じゃないし、プロテクターもないのでしくじれば肋骨ぐらいは一発です。
しかし、あの2色の花はいったい……
ハナモモ?
分からないままです。