Tuesday, October 27, 2015

渋滞の仁田峠でプランBを実行して難を逃れる(別の難にはあう)

 紅葉の記事を見て、行ってみたくなりました。ちょっと寝坊しましたが、行ってきました雲仙仁田峠・(妙見岳)。全行程を自転車でとも考えましたが、いまいち気候が読めないので自動車プラス折りたたみ自転車(ハブダイナモフロントライトと泥除け付き)のトランポで臨みます。雨が降っても走れます。
 三ッ瀬峠を超えて佐賀大和ICで高速に乗り諫早ICで降ります。少しの渋滞の諫早を抜けて雲仙へ。途中の峠の時点で見晴らしが素晴らしく、ついつい車を止めてしまいます。
 橘湾(たちばなわん)です。橘ぱんと何か関係が?
 途中では棚田の新米の道端売りなども出ていました。寒暖差が大きいところの米は糖度が高いのか美味しい説は支持したい。作るの大変でしょうけど。収穫の秋で紅葉狩りの秋ってなもんです。
 仁田峠に到着しましたが、いったん引き返して手前の雲仙ゴルフ場横の駐車場に移動します。

登山や仁田峠が混むのでロープウェイまでは歩くと決め打ちの場合は、ゴルフ場北側の池原駐車場に止めたほうが楽です。南側はゴルフ場で大きなイベントがない場合はガラガラらしいです。他にトランポなら雲仙温泉街あたりがいいようです。
 かちゃかちゃと展開します。
峠を登るには向いていません。ポジションでにくいのと後輪がホイール、タイヤともノーマルで安物のためパンクなどの恐れがあるという。
 いったん引き返したのは、入り口の電光掲示板で、通過に一時間半かかるとあったからです。その割には車がバンバン入っていっていましたが、何かを感知して引き返しました。

これはプランBことプランバイシコーしかないなという感じ。あ、プランB? ねえょそんなもんってならなくてよかったよかった。

 入り口の料金所? で、トイレを借りた際に自転車が転倒してスマホホルダーを破損させます。ミノウラ iH-500-OSですが、上部の固定アームは以前に折れていました。完全に使用不能。しょうがないのでトップチューブバッグにスマホを入れて仁田峠に挑みます。

入り口で話を聞くと、先週までの間にテレビで紅葉が紹介されて、土日で一気に渋滞になったそうです。しかし、入り口ではすいすい入れるため詳細を聞くと、駐車場に入庫できなくて渋滞になるとのことでした。

 てれてれと登っていきます。途中で車に追い抜かれまくります。「ありゃ、これは駐車場入庫待ちといってもたいしたことないのかな?」などと一瞬後悔します。楽しそうなドライブの集団を横目に、なんでわいは一人で、折りたたみ自転車でヒルクライムをしとるんじゃろか……

自転車で登ってよかったのは、いつでも足を止めて紅葉を楽しめることで、それが救いでした。
 が、トイレまであと2kmぐらい表示あたりで車が詰まり始めます。追い抜いていった自動車に追いつきます。

仁田峠入り口~4km~トイレで、トイレの場所がロープウェイ乗り場かと思っていましたが間違いでした。

仁田峠入り口~4km~トイレ~約2km~駐車場~軽い登り~ロープウェイ乗り場 が正解でした。渋滞はとんでもなく長かったのです。しかも駐車場のキャパをいったんオーバーすると、頂上までの散策とロープウェイの待ち時間、移動時間分だけ回転が悪くなるのです。

 眺望最高のため、右ハンドル車なら待ち時間もしのぎ易いのでしょう。しかし、トイレは? ああ、だからトイレまでの距離が表示されていたのか……
 トイレを求めて歩行者がウォーキングしています。途中のトイレには自販機などはありませんので、給水はロープウェイ乗り場まで行くか、「飲めません」の水を飲むかになります。給水は計画的にしたいものです。と、屋久島で道路横の沢の水に手を出した人間が言うのですから間違いありません。
 トイレから進んでいくと、普賢岳と青空、紅葉がパノラマで目に入ってきます。
 あのロープウェイに乗るんだなあとワクワク。
 とうちゃこ火野正平リスペクト。この日はヘルメットは装備していましたが、ヘルメット下の剣道用のを流用した面タオルは忘れていて、額は汗まみれでした。汗が目に入って痛い。面タオルは最悪の場合は、止血用にも折れた腕の添え木固定用にもつかえるのでお勧めです。石を入れて捻れば夜道で遭遇してしまった野生動物との戦い等にも有用です。
 来てよかった。
 車で入ってこなくて良かった。紅葉やミヤマキリシマの見応えがある時に車で来るなら、仁田峠入り口の8時開門にあわせてが良いようです。
 ロープウェイ乗り場までは階段があります。雲仙ロープウェイ公式サイトには、割引きクーポンがあるので、行かれる場合は印刷していきましょう。
 おみやげ屋さんにて、ごま入り湯せんべいを購入して、ついでに自転車を見ていてもらうことになりました。感謝。

補給食代わりと思っていましたが、ロープウェイと山の散策中に食べつくしてしまったという。おみやげ用に買いましたが、実はそれも……
 今はロープウェイを楽しみます。
 ぐぉんぐぉんぐぉんと登り。
 爽快です。
 阿蘇、桜島と噴火が来ていますので、雲仙もどうなるものか。
 やっぱり、新聞とかの写真の人はプロだなあとしみじみ。
 まだ下側は赤くありません。
ちょっと予想と違っていました。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/202250
これは色々と上手すぎる写真だなあ。レタッチじゃないなら夕陽気味の時に撮影されたのか。

 遠景も素晴らしいです。PM2.5があると見通せないのが残念。
 うえは、14度ぐらいの気温でした。
 ちょっと寒いというか、先週につづいてウェア選択を間違えたという。
 ああ、紅葉だからメープルシロップ入のコーヒーが飲みたい。
 山歩き? というか、登山も日和だったようです。
 溶岩ドームには近寄れないらしいです。
 向こうからこちらを見れば紅葉の具合いはいかほどか。
 視線をずらしていると、なにか視界の端に人影が
 よく見ると、登頂者が。うぇぇぇ。ヒルクライマーとは別の衝撃。わりと命がけなのではないか。
 頂上ではやることは少なく、稜線を歩く気合も装備もないため下りのロープウェイに乗ることにします。
 いやあ、もう少ししたら全開で紅葉なんでしょうなあ。そして、渋滞もマックスへ。紅葉のデス・ロード。
 下から徒歩で登山というのが充実した紅葉狩りになるのでしょう。健脚ならレッツトライゴンです。
 下り側の一方通行でも自転車であれば停車して撮影が可能です。降り切ると一方通行と分かります。初見だとわかりませんでした。途中でもどるのはダメだったのか。
 バイクなら渋滞を避けることも可能ですが、大きめのバイクだと、たいへんそうでした。ハーレーなどのでかめなバイクの、諦めて渋滞に沿っている感じでした。
 降り切ると、反対側にも駐車場があることが分かります。こちら側の駐車場は上下にあることもあり、常時満車という感じではなかったです。
そして帰路。諫早ICまでちょっと渋滞あり。あとは大村湾PAでびわソフト食べて帰りました。

Wednesday, October 21, 2015

道の駅くにみ 道の駅くにさき 日出(ひじ) 宇佐 中津 築城(ついき)大分空港の言い伝えは本当だったんだ!

http://www.ranobe.com/2015/10/blog-post_21.html
上からの続きです。国東半島を一周すれば、ひとりツールド国東じゃろぐらいに思っていました。走行中にツールド国東のことを思い出したり、地元ロードバイク乗りの動きを観察していると「そういえば、国東半島の真ん中にある山が、ツールド国東の本コースには含まれていたような……」
サイクリングロードがばしっと全周にあるかと言えばそうではありませんでした。あと、一度サイクリングロードに入るところを逃すと、かなりの距離を再エントリーできません。砂地の路側帯を担ぐなりして越えて行けば入れそうなところはあります。

ただ、100マイル越えしている時に、担ぎは入れたくないものです。一度サイクリングロードに入ると快適というか、よく作られていると感動しました。海沿いなので砂の影響はありますが、車がほぼ来ないことにより走行の快適性は高かったです。


寄り道、イングレスなどで時間がズレていなければ、もしかしたら巻き込まれていたかもしれない事故。なぜか、植樹が根元からボッキリと行っていました。なにかを避けようとしたのかもしれません。それが自転車でないことを祈るばかりです。浮島神社のアミュレットを無くしたままなので、なるべく再入手をはやくしたい。
道の駅くにさきに到着。かつてはサイクリングターミナルに宿泊機能があったそうですが、2014年4月から休止になっているそうです。

http://www.e-kunisaki.com/site/kanko/michinoekikunisaki.html
※2014年4月より、宿泊業務は休止しております。

まあ、近隣の宿と競合しますし、レーパン姿のおっさんが一箇所に集められて夜間に食料をもとめて地域を徘徊していればそれはホラーでしかないためやむをえないところです。
ガチ勢だと自転車は自前で用意するため、レンタルサイクルに絡みが無くなるのも辛いところか。宿泊はライト層は利用しないでしょうし、かといって昼のバイキングはガチ勢レース系の人は利用しない。考えるとなかなか継続しづらい。
神仏習合がさかんだったとかなんとか。すでに頭に入ってこなくなっていました。写真は撮っておくものです。
次の目標は大分空港にしていました。ナビの更新はしていませんが、空港はそんなに移転するものでもないので大丈夫だろうと考えていました。しかし、途中で不安になります。なぜかというと、空港に向かっているはずなのに、一時間以上飛行機を見なかったのです。

「あ、あれ、そういや空港に向かっているはずなのに、全然、空飛ぶ飛行機を見ない……道間違えたか? ナビの情報更新してないし……ていっても、国東半島外周なんてほぼ一本道だから、外に出すぎて橋がない道に行ったとしても、そうそう間違えるはずが……」

が、それからしばらく走っても、あいかわらず飛行機を空に見ることができません。地元だと福岡空港へ向かって行けば、5~10分間隔で飛行機がガンガン離着陸するためか、必ず飛行機を見ることができます。最後にナビの情報が更新されたがの3年ぐらい前のため、もしかしたら、いやでも、そりゃあ無いはず、などと迷いながらペダルを踏んでいきます。もしかしたら、山側の方に入り込んでる? などと、めちゃくちゃに不安でした。

それから、少しして、海の中の出島風の場所に、だだっぴろい道が整備されている場所にでました。

「あ、あれは、もしかして、滑走路?」
そして、時を同じくして、ついに飛行機が空を飛んでいるのを目撃したのです。
「言い伝えは本当だったんだ! 大分空港には空を飛ぶものがやってくるんだ!」
ちょっとして、大分空港も見ることができました。

大分空港を通りすぎて、別府に行ってそこから輪行しようかなあ、などと考えていた処。街路の紅葉などの具合も確認します。暖かいので、まだまだでした。
いつのまにか杵築市に入っていました。
わたり鳥。
橋。すでに記憶が不鮮明なってきているという始末。
海沿いの丘に棚田。
杵築城まできました。
遠方には武家屋敷が見えます。
通りすぎて振り返って杵築城を撮影。
霞んでるなあ。
杵築駅。にちりん、ソニックの一部も停車するそうです。振り返ると、ここから輪行でも良かったのかもしれません。

その後の余裕が完全に無かったので、写真撮影数も減っていきます。
たしかー、これはー、中津の山です(実はまだ杵築でした)。きつき~日出~中津の山の中と、いきなりかっ飛んでいます。途中で自爆事故を起こしそうになったりもしています。中津耶馬溪の紅葉だったのだろうかと思って
ラーメンショップ 山香店
からあげ悠でもあるそうな。
この時点では、家まで自走する予定だったので、はやめの夕食としてラーメンを食べることにしました。自転車が駐輪しやすかったのもポイントです。町中だと難しいのです。
その後にUSA入り。
宇佐駅。
ちょっとしてパンクします。
これは何かの啓示なのか?
修理したら宇佐駅に戻って輪行で帰るというのが最善手だったのかもしれません。パンクは小さな針金が刺さっていました。RR2LLの耐パンクプロテクターでないところを貫通していたためしょうがないと割り切ります。
よく見ると、RR2llもすり減っていたり、サイドの縫製がほつれ始めていました。やはり、ここで宇佐駅に戻るを選択するべきだったのか――
遠くに山を見て走行継続。
コスモスに寄って補給。たしか、ゼリーか栄養ドリンクを買ったような。生産地のためか、もやしの激安ぶりに驚きました。で、その後にまたパンクして、チューブを外して手で触っても異物は無し。空気を入れると、パンク修理の失敗でもありませんでした。ただ、先のパンク修理をイージーパッチで行っていたため、空気圧は60PSIで走行していました。

そのためか、内部のリムテープにズレがあり、ニップル穴が見えるようになっていました。ニップル穴のフチでスレてチューブに穴があいていたのです。時刻も遅く、途中の峠で再発する可能性が極めて高い状態でした。

築城駅(ついきえき)から輪行で撤退です。
その後は、ソニックだったかにちりんだったかの指定席で博多駅まで移動して、あとは西鉄バスで輪行しました。道中にイングレスとまったく懲りていない様子。
一箇所でなく、2箇所この状態でした。ニップル穴のないタイプのリムにするか、コルク打つかのどちらか、うーん。

オフセットリムで片側にしか穴が寄っていないため、そっちにリムテープを寄せたあとに、ちらっと接着する?

当面は、20mmのぴっちりリムテープを入れて対処することにしました。普通に売っていないため、amazonに購入。


RR440にぴったり、って、みんな同じ苦労をしていたのか……
(自分のリムもRR440のオフセット)

まとめとしては、無事故で終わることができて良かったです。ツールド国東はちゃんと参加したいけれど、山の上りがまだ厳しいため出力をあげるか痩せるかしないといけません。