Thursday, November 08, 2018

リトルLEDビームランプ2(NRS318)は上方向配光カットライトかも (ちょっとだけ追加にさらなる追加に修正(NRS318と同じつくりの24Vモデル))



http://cycle.panasonic.jp/ssem/products/nrs318/index.html
地元ホームセンターに行くと、リトルLEDビームランプ2(NRS318と見た目が同じ作りの24Vモデル)を採用した自転車が展示されていました。NRS318と中身が完全に同じではないようです。対応電圧違いすぎた。

まあ、ビビDXを購入した今となっては、ライトにしか興味は無いわけでして、それも「ほーん、砲弾型ライトの前面をリフレクターで覆って上側配光をカットしてあるのねー、まさにびほうさく」「いや、それでもなにもないより8倍はいいか。バッテリー切れてもリフレクターがあれば事故回避にワンチャンあり。わんちゃん(散歩中)は轢くだろうけど」などと暴言を吐いてみたり擁護してみたりしていました。

そういや、LEDチップはどんなもんだろ? と、しゃがみこんでチップを見るとあらびっくり。

チップが下向き配置でした。マジか。上方向配光カット?

よくよく見ると、リフレクター面よりも上部にチップがあって至近にレンズが配置されてるわけでもないのでスポット配光気味は確定。

■追加 なんでスポット配光気味が確定するのかというと、謎の穴の中にLEDチップが引っ込んでいて、LEDチップ表面に盛り上がりなどが無いためです。LEDチップ表面に盛り上がりがあればレンズ直付けということで、レンズでLEDからの光が拡散します。そうではないことが表面を見て判断できます。

LED部に厚さがもうちょっとあって面積が広ければCOB気味でひろがるかもしれませんが、穴の中に引っ込んでいるのでLEDチップ表面時点で拡散させると穴の向こう側、ライトのガワの中に配光することになります。したがって、LEDからの光はLEDの特性のまま集中したまま配光されていると推測できます。LED直下の反射面が見て分かるぐらいに湾曲していれば拡散タイプですが、わりとフラットです。ということで、スポット配光気味だろうとなります。

で、「八」の字に広がっているリフレクター面で左右の広がりが上方向にも散光されるはずで、仮にカットされていても微妙な感じになりそう。ここはぜひIQ-XSをパクって欲しい。しかし、下向きLEDチップは以前にあった三洋 STVZO以来?

以前のSanyo Nh-S70 3W LED(でも当時なので30LUX)で停車時点灯機能ありという・・・
https://www.yumpu.com/en/document/view/35378217/merry-catalog-2014-pricefree/156
Nh-S70のLEDチップだけ変えて出すわけにはいかなかったんじゃろか。




クロップスの5000カンデラライトにグレーのガワのモデルが出てました。以前からあったサイドの赤LED漏光は微妙にオレンジが入った?

サイドに完全な赤だとだめだったので、微妙にオレンジなのか、たんなる光の加減なのやも。斜め面に設置なので、リア側といえないこともない微妙なライン。

しかし、人気があったので色違いモデルが出たのでしょう。LEDチップブロックダイナモの初期装備車はYSDのDL09モデルを見かけるので、ホームセンター自転車でも分野によって棲み分けがされているようです。

2018年は上方向配光(擬似的)カットライトの日本での普及元年だったのかもしれません。

ビビDXに採用されているライト(足も灯4-LEDビームランプ パナ型番:NKL913)は不完全ながらも上方向配光カットされているライトでした。もう外してしまったので使用感などを追加レポートできませんが、幅広く売られている大手メーカーの自転車で上方向配光カットのライトが採用されたのは初めてのはずです。Sanyo Nh-S70採用車が数多く走り回っていた記憶はありません。

さらなる追加

あ、そういやバンムーフ(フィリップス製上側配光カットライトがインテグレーテッドされている)とAXAの50PLUS採用してる自転車が以前からあったわ・・・