Monday, August 10, 2009

コクヨのCaminacsを購入 てーれーれーれーれーーれれー、てーれれ

室内の書籍、おもにラノベとコミックをなんとかするべく、KOKUYO NS-CA1W Caminacsを購入しました。

購入の決めては、価格と裏当てが黒なところです。以前に買ったブラザー MFC-490CNが、裏当てが白だったために、裏写りが大きめに出て、白に飛ばし気味の設定でスキャンしても、裏写りがあんまり改善しませんでした。ガンマとかトーンカーブを煮詰める技術があればなんとかなったのですが、残念ながら、当方にその技術は無かったのです。

TWAIN - Wikipedia
あと、TWAINに対応しているので、事前に調べた結果で出てきたいくつかの難点は、BTscan等を使うことによって回避できるという目論見でした。

で、amazonで購入。あんまり売れていないのか、ユーザー登録のはがきの無料期限が平成20年5月で切れていました。ドライバも最新のものではなかったので、公式サイトからダウンロードする必要がありました。更新しているってことはありがたいことです。Windows7でも行けるのかな。

Caminacs(スキャナ・ソフト・デジタルシュレッダー)で紙なくす - コクヨ
コクヨのサイト。A3対応の後継機種が出ていますが、お値段は高めです。ブラザーのA3複合機と戦う価格設定みたい。

さっそくスキャンに挑戦してみました。基本方針は
「画質、傾きにはこだわらない。でも、裏写りだけはイヤ」
「設定が面倒なので、できるだけ初期設定のまま使いたい」
「ファイルリネームめんどくさい」
という、だめだめなスタンスです。

ドキュメントスキャナ特長 - Caminacs - コクヨ
理想としては、特徴2の宣伝動画みたいにサクサクだといいなー、ってなもんでしたが、実際に、適当な紙をテストで読み込ませてみると、両面であったにもかかわらず、ひゅんひゅん読み込んで、こ、コイツはすげえや! と喜べたのです。そう、その時は。

で、うたい文句通りに高速なスキャンだったので、さっそく手持ちの雑誌と新書をバラして読み込みにかけようとしたのですが、雑誌スキャンのためにあたりを取るべく、明るさとコントラストを調整するところで、なんか、ガンマカーブを直接いじることができないことに気がついて、1ムムム、dpiをあげていたので速度がかなりガッタンコになって2ムムム、割り切って、dpiを標準である200dpiに落としてBTscanからリネーム不要な感じでスキャンすると、なんか、両面一枚をスキャンするのに、25~30秒ぐらいかかるのです。罠。愕然としました。

とくに、カラー原稿の連続スキャンが遅いのです。いや、スキャン速度自体は速いのです。しかし、取り込み終わって紙を排出間際に、「自動切り抜き中」「傾き調整中」「ファイル変換中」と、処理にスキャンの紙送っている時間の2倍ぐらいかかるのです。で、一分に2~3枚、ページで4~6枚しかスキャンできませんと。あの公式サイトの動画はなんだったのか。いや、おまかせ設定で、ボタン一発で読み込ませると、自宅でもサクサクスキャンなわけです。設定でなんとかなるという希望はあります。

もしかして、ノートPCに接続しているため、画像処理のCPUパワーが足りないのでは? 一時ファイルも5400回転にHDDに溜めてそうだし。

そう思って、クアッドコアにしたPCに接続してみました。けっこう速くなりました。が、まだまだな感じです。クアッドコアのPC(2.5Ghz)は、通常のアイドル時はマザーボードのIES機能でクロックを落とすのですが、それを設定で常時全力運転にすると、変換速度は大幅に改善しました。一分で6枚、ページで12枚ぐらいを200dpiの時に読み込めます。クロックが3Ghzのマシンでクアッドだと、もう少し速くなるでしょう。つまり、宣伝サイトにある動画や、一発読み込みのボタンの一分で25枚には遠く及ばないってことです。

YouTube - Final Fantasy ~Main Theme~(ファイナルファンタジー:メインテーマ)
かくして、設定を煮詰める、長い旅がはじまったのです。今日はもう寝ますが。