Saturday, November 09, 2019

壱岐モンキーロックライド 唐津東フェリーターミナル ~ 印通寺港(いんどうじこう) 猫を見かけるまで

11月2日土曜に壱岐に行ってきました。
http://www.ranobe.com/2019/11/blog-post.html
 ばたばたになった出発のもよう。

  https://www.kyu-you.co.jp/route/jyosenguide/saga.php
 車で輪行袋に入れたロードバイクをトランポして、佐賀の唐津東港まで移動。唐津東港から輪行袋に入れたままフェリーで壱岐・印通寺(いんどうじ)港へ行くことになりました。
 フェリーの自動車入口。自分もロードバイクを輪行袋にいれずに、この乗り口からというルートもありました。が、トランポするために輪行袋に入れて、そのままフェリールートもあるなと考えていたわけです。


https://www.kyu-you.co.jp/price/index.php
1.側車付(原動機付自転車を除く)のものは自動車航送運賃を申し受けます。
2.特殊手荷物の予約は行っておりません。出航50分前迄の受付けとなります。(積込台数の制限あり)
ネックだったのは、50分前受け付けで、これに間に合わないことを予想して前日に輪行袋へパッキングしていました。


 フェリーの窓口で分かったのは、分解できるロードバイクは基本的にばらして輪行袋に入れることをお願いしているということでした。輪行袋に入れて手荷物にしておけば特殊手荷物料金はいらないと言われて驚き。往復で、1,720円かかるところがゼロ円になったのは有り難かったです。
 往路で「ん?」と思ったのは、唐津行の道路が土曜早朝にもかかわらず混んでいる感じだったのと、唐津市内でハッピを来たひとを多く見かけたことです。
 唐津城を見つつ、ありゃなんだったんだろうと考えるの図。
 フェリー乗り場。まさに箱物。
 フェリー乗り場には、用もないのに自転車で来たことがありましたが、実際に乗るのは唐津東から乗船するのは初めてです。周辺の散歩コース看板などを確認。
 輪行袋は相変わらず、マルトの前後輪取り外し横置きタイプ。JRも義理オッケー。いや、ほんとなかに詰め込むものと、駅員さんの横幅計測しだいなんで、義理許し的な……義理オッケー。なんの義理か。
 8時40分発。始発です。博多港からだと00時台のフェリー便がありますが、2時頃についてもどうしようもありません。夜通し走るって手もありますが、今回起きたトラブルを考えると、その選択をしなくてよかったです。
 ダイヤモンドいき カーペット寝可能。
唐津-壱岐フェリーに新船 横揺れ防止、料金2割安に
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/357095
たぶん、フィン・スタビライザーだと思うんですが、横湯防止装置がついていたそうです。そんなに揺れませんでした。揺れなかったんですが……


2019.4.09印通寺便に新船が就航
http://bit.ly/2Nwzs9N
フィンスタビライザーを装備し、航海中の振動や騒音、横揺れの抑制強化など、安全で快適な船旅を実現するための様々な工夫が施されている。
フィン・スタビライザー装備でした。


 ゴルフクラブや釣具と一緒における場所あり輪行袋 字余り
 でででとすすむフェリー。
 たぶん鏡山
 姫島……のはずです。福岡県糸島市。
 船内のカロリーメイト。チョコ味を食べました。
 事前にあったトラブルとして、原因不明の左目充血がありました。湯の素で入浴して、洗面器にうすめの湯の素水をつくって洗眼したんですが、充血はひかず。前夜に急遽、エーゼット抗菌目薬を投入しました。とはいえ、一晩でどうにかなるものでもなく、充血は少しマシになったものの、違和感は消えません。

まあ、自転車走行で風をうけてどうなるかだろうなーなどとフェリーで外を見ていたらですね。そんなに揺れていないのに、船酔いをしてしまうわけです。酔いドメは飲んでいませんでした。チョコ味のなにかを生成するわたくし。走行前にダメージ。

 屋久島に行った時は船だけど酔わなかったので油断ぶっこいていました。よくよく考えると、屋久島へはジェットフォイルで渡ったわけです。ジェットフォイルだと揺れが少ないらしく、「沖縄に船で至っ時は地獄を見たけど、ワイはもう船は大丈夫!」と屋久島便で油断していたというわけですね。



 かなりれろれろな状態でしたが、カーペット区画で寝ていたら、だいぶ回復しました。
 なにか、見たことがあるような風景。漁港と観光地のセットだと同じような作りになるのかもしれません。
 とはいえ、ほんと見たことがあるような……

と、父に確認したところ「壱岐……連れて行ったことあったかな?」という感じでしたが、父の友人で、元機関長な船乗りの人に聞くと「連れて行ったことあるぞ」と言われて謎がとけました。



 やけに視点が高い風景の記憶は、船の甲板から見たためでしょう。いや、でも、さらに高い視点、俯瞰からの記憶もおぼろげにあって、空を飛んだような、というか飛ぶ夢を見るときがあって、googleMAP以前から飛ぶ夢と島と海を見下ろす俯瞰視点の夢を見ることがあるんだよなあ、と。


それも、元機関長な船乗りな人に聞くと「壱岐でセスナ遊覧飛行にのせたった」そうです。俯瞰する夢はデジャブとかでなくておぼろげな記憶が元だったか……

長年の謎がとけました。いま検索すると、壱岐でのセスナ遊覧飛行はやってないようです。ヘリはある模様。もしかしたら、当時も貸し切り飛行だったのかもしれません。


 いろいろと納得しながら到着。
 壱岐は日本の麦焼酎発祥の地だそうです。海がまわりなんでピート臭がきついものもあるのかと思いましたが、ぱっと検索してもでてきませんでした。ピートがないか。
 フェリーの構造って、前後がひらくのね。
 離島住民カードなんてのもあるのか。
 フェリーの時刻を確認。
 寺田克也ポスター。なんじゃろう?
 看板のないローカルスーパーでパンを購入しました。
 スナック「粋」。どう考えても壱岐にかけています。
 なにも考えずに「うーん、島一周するか。海が見たいから左側通行の時計回りで」と出発して1時間もしないうちに後悔ロード。

「こ、これ、志賀島ぐらいの想定で出発したけど、屋久島より少し楽なぐらいのアップダウンだわ!」
 いきおい、足をとめて写真を撮る時間も増えます。
 猫。つれないほう。
猫。対峙する。

なんか、一周はムリかもとすでに諦めモードに入ってい、次の投稿に続きます。