Friday, November 10, 2006

ハンディクリーナー CT-736-PKを購入

CCP サイクロン式ハンディークリーナー (布団ブラシ付・ホワイト&ピンク) CT-736-PKを購入しました。この機種を買った理由は「ネット上でレビューが見つからなかった」「これは、購入してレビューせなばなるまい!」という空回りしている使命感によるものです。2chのスレッドでも感想が求められていたのが大きかったのかもしれません。

先に簡単にまとめ。
音大きめ、排気強め、かわりに吸い込みの力は強め。使わないであろう付属品多し。本体付属のじゃばらホースは、他のハンディ機に無い大きなメリットながらも、活用する場合に本体向きを気にする必要有り。布団用ヘッドはナイス。あくまで、二台目、三台目で局地戦用。状況にはまると威力を発揮するけれど、活躍の場は限定されるだろう。ってなところで。

えー、色違いのCCP サイクロン式ハンディークリーナー (布団ブラシ付・ホワイト&ブルー) CT-736-BLは、なぜか数百円ほど高かったので、迷うことなくホワイト&ピンクを購入しました。

で、届いて使ってみた感想は、二台目か三台目で、特定用途(通常より高いところ、布団、障子の桟などの細かいところ、キーボードの掃除とか)に使う目的であれば、活躍するかも、ぐらいです。局地戦専用。間違っても一台目にはなりえません。CT-736を一台目に使うのは、高射砲を水平に倒して対戦車用に使ったロンメル将軍ぐらいの気合いと戦略眼が必要です。

CT-736の吸い込む力は、100Vの電源をコードで使うために強いですが、音の方も普通の掃除機並に大きいです。排気も同じく強め。排気自体は、HEPAフィルターの効果か、臭かったり、ほこりぽかったりはしません、ただ、なかなかな温風を吐き出します。掃除機本体の箱には色々と付属品が入っていますが、使う物は限られるでしょう。まず、延長管。これは使いません。通常の掃除機(紙パック式を想定)で出来ることは、通常の掃除機でやったほうがあきらかに早いし、片付けも簡単なのです。

CT-736はハンディ型ゆえに、ホース+延長管+ヘッドという組み合わせの通常の掃除機に比べると、立位状態での床面に対する取り回しが大きく制限されています。ゴミを吸う最大容量も通常の掃除機に比べ少なく、広い範囲を掃除するのは向いていません。あと、本体に延長管を直結して床掃除していると延長管がよく外れます。じゃばら
ホース側に付ければマシになりますが、広い範囲の床面を掃除する場合は、普通の掃除機を使った方があきらかに有利です。

株式会社シー・シー・ピー 家電製品:コードレスパワークリーナー
メーカーのサイトには、一つ前の型であるCT-646の写真しかありませんが、CT-736の説明には共通して使えます。布団用ブラシは別売りで買うと、本体と比較してけっこう高いため、最初から付いているのは大きなポイントです。

自分も試しに、布団用ブラシを装着してCT-736を使うと、かなりの綿埃を布団から取ることが出来ました。しかも、サイクロン式なので、取った綿埃を視認できて達成感があります。その日の夜から健康にも嬉しいのです。布団の綿埃は、布団たたきで叩くと逆に増えてしまう(綿の繊維が叩くことによって切れて埃が増える。掃除機で吸うしか、優しく払うしか無い)ので、これは、ほんとうに良かった感じです。

ハンディ型としては珍しく、本体にじゃばらのホースが付いているので、局地的な埃だまりに効果があります。また、吸い込み力が電源ケーブル有りで強いことと、先端にブラシが付いているので、キーボードの掃除が気軽に行えます。普通の掃除機や他のハンディ型の場合は、ブラシ付きヘッドに交換する手間があるので、これも明確に良かった点です。

ただ、利点でもあるじゃばらホースが、デメリットも生んでいます。じゃばらホースは、本体左側面から後ろを回るようにして本体右側面に接続されています。じゃばらホースの接続を外さずに、本体の前に延長管や布団ブラシを接続して使う方法と、右側面の接続を外して、じゃばらホースの先端から直接ゴミを吸い込む方法があります。

で、写真に注目してもらいたいのですが、肩掛けヒモを使って、本体後部のゴミケースが下を向くようにして使っているところです。ゴミケースが下を向いた状態で使う、これを徹底しないと、HEPAフィルター部が速攻で埃でぱんぱんになります。吸い込みの力が強いの水平状態か、布団用に少し斜めにするぐらいでは問題は露見しません。が、じゃばらホースの長さを最大限に使おうとして、本体を逆手に持ってしまいゴミケースが上を向いた際に、HEPAフィルター部に面白いようにほこりが行ってしまうのです。HEPAフィルターは水洗い可能なので、最初にはまっても、洗えば大丈夫ですけど。スイッチのオンオフには苦労しつつも、逆手でも持っても、慣れるとゴミケースは下を向けたまま使うことができます。

てなもんで、布団用であれば、一台目としてすでにある紙パック掃除機に別売りの布団用ヘッドを買う。床用ヘッドとブラシ付きヘッドの交換と、紙パック掃除機の出し入れを苦にしないのであれば、CT-736はおすすめできません。布団用と局地戦用で使いこなすつもりがあり、出し入れが面倒を理由にして部屋の掃除をしないタイプであれば、常置きで二台目、三台目としてはいいかもしれません。サイクロンってどうだろう? と、サイクロン未体験の場合も、サイクロンのゴミ捨ては、紙パックに比して、けっこう面倒くさいことが分かっていいかもしれません。

なお、一台目の紙パックの補助目的であれば、紙パック使用のハンディ型クリーナーの、こまめちゃんもおすすめです。ただし、こまめちゃんにはパイプは付いていますが、じゃばらホースと布団用ヘッドは付属していません。二台目、三台目ということであれば、紙パックのメリット、デメリットとあわせて悩むところです。