Wednesday, March 21, 2007

サブプライムとプレデターの記事 あとロシアでAK47は火を吹くのか?

消費者信用市場、貸金業者、多重債務者 CFJが手を染めたという
predatory lendingは、どんな貸付なのか

返済不能になること確実な金を貸して、担保の家を巻き上げて一儲けしようぜヒャッハー!

というのを、貸付金を証券化して法的リスクを「善意の第三者ですぅ」という、ナニワ金融道でもおなじみの必殺要素でカットして、ほんとうの金主の大銀行さんたちはコンプアライアンスも守れてバッチリですという仕組みがさわやかに解説された文章です。

サブプライム住宅ローンの資金使途の多くは、住宅購入じゃ無かった、①
サブプライム住宅ローンの資金使途の多くは、住宅購入じゃ無かった、②
Predatory Lending - Google 検索

米国で持ち上がった問題は、いずれ日本でも同じような問題が起こるということも、あわせて書かれています。というか、日本での問題が先に書かれています。米国で問題となっていたものを、なぜ日本で起こしてしまったのか、これからさらに日本でも同じような問題が広がるのかどうか。団塊世代の退職者の持ち家を狙った貸付が大きくなるかどうかが注目していきたいところです。

サブプライム住宅ローンと米国経済
S&L危機は再来するか 米サブプライム・ローン問題の現状
サブプライム住宅ローン問題の行方
それなりの注意を必要とする米国のサブプライムローン問題|Klug クルーク
サブプライム住宅ローンへの注目は過剰
S&Pのチーフエコノミストが、どうってことないっすと言っていますと、なんの屈託も無く紹介。すごいっす。米国で民主党が政権を取って、さらに大銀行さんたちのロビー活動が不調に終わると、ちょっと気まずい事態になるかもしれません。


ロシアでも、クレジットカード(大手銀行系カードで、最高年利 約80%)で徳政令が出るかもしれないとか、金融に関する教育ってのは、初等教育の時点で必要なんじゃないかと思います。まあ、先にAK47の撃ち方を教えておけば、金融教育はいらないのかもしれませんけど。

三井物産戦略研究所
ロシアの消費者向けクレジット (1)
ロシアの消費者向けクレジット (2)
今の時点でロシア投信を日本で新たに設定するHSBCとか、ほんとうにナイスガッツと思います。それを買う日本人も、かなり根性を見せています。チキンレースです。