Wednesday, March 28, 2007

市場平均を超えるのか DTD + DWM

なんだか、長かった旅も終わりに近づいてきたという心境です。

世界株式市場インデックスに連動するには、VTI + VEUで良いことは分かっていました。1対1で投資して、エクスペンスレシオで0.18%以下の世界株式市場連動のポートフォリオを組むことができます。VTI + VEUを購入できるだけでも、国内でのみ投資を行う個人にしては、かなり恵まれた環境です。これ以下のエクスペンスレシオで世界株式市場連動のポートフォリオを組むのは、相当大口の個人か機関投資家でないと無理だからです。

ただ、はたして、いつかの時点で債券ETFを売り払い、VTI + VEUを購入するだけでよいのか? 市場平均を超えることに挑戦するべきではないのか? そんな思いがありました。で、dogs of the dowなどの戦略にも挑戦してみようと、MOやPFEを購入したりもしたわけです。しかし、これでは、分散投資という、投資の世界では唯一のただ飯にありつくことができません。じゃあ、やっぱりVTI + VEUなのかーと思って悩んでいたというのが現状でした。そして、色々とETFを調べていくうちに、ジェレミー・シーゲル教授の関わるETFにたどり着いたのです。

雄牛と熊と欲豚と:
思わずコーヒー吹いた そもそも、ジェレミー・シーゲルは

WisdomTree
http://www.wisdomtree.com/home.asp


というわけで、いつかの時点で DTD + DWMなどの組み合わせでETFを購入して放置し、市場平均超えを達成したいなーと思います。wisdom tree のETFは分配も少ないため、分配への課税に対しては、VANGURADのETFよりも有利です。楽天証券などの国内証券会社に取り扱いを要望する場合でも、分配が少ないETFの方が好ましいのです。

DTD VTI IVV のチャート
DWM EFA VWO のチャート
1年分のデータしか無いのが残念ですが、第三世代インデックスに基づいた運用のETFは、単なる市場平均のインデックスを長期にわたって超えていくだろうと思っています。