Thursday, May 17, 2007

10万円でポートフォリオを組む

家族にマネックスに口座を開いてもらい、10万円を渡す。紹介キャンペーンで、家族と紹介者の自分の口座に、いずれ三千円ずつが振り込まれる予定。とりあえず、家族からすれば、無くなってもいい金なのが楽な点。ポートフォリオの変動幅は大きくても良い。長期投資に目覚めてもらいたいというのが最終的な目標ながらも、自分がポートフォリオを組むので無理やも。それはさておき、ポートフォリオをとりあえず考えてみる。

最初は、十万円で買える現物株式で、優待があるか、配当利回りが2%を越えるものを考える。米国株式が買えるなら、ちょっと付け足してでもアルトリアで終わりだったのにと、ぶつぶつと文句を言いつつ、Yahoo!ファイナンス - 株主優待情報で、10万円未満で買える株を検索することができるので探す。

■10万円で現物株式ポートフォリオ案 その1
スターバックス 
ドリンク券 (ドリンクの種類・サイズ・オプションは問わず利用可) 1株以上 2枚
マッグガーデン
優待の内容 1株以上 1,000円相当の自社作品キャラクター図書カード
配当は無いも同然ながらも、コーヒー券と図書カードが毎年届く組み合わせ。聞けばスタバには行かない派だったのでとりやめに。図書カードも、マッグだと、これからの含み損を覆い隠せるものでは無い予感がしてキャンセルに。

■10万円で現物株式ポートフォリオ案 その2
(株)ピエトロ
100株以上 1,000円相当の自社商品  サラダドレッシングの会社。配当利回りは1.4%台。

冷静に考えると、配当の自動再投資ができない、追加で積立て投資することが困難であることに気がつく。残念ながら現物株はあきらめることに。信託報酬や高い回転率も無いので、長期保有大作戦なら現物株が最善に近いとは分かっているものの、分散もできないのはやはり痛い。

仕方がないので、投資信託を使う。そして、ローコストの長期投資ではなく、投資の入り口への誘導という目的があるので、素人はめこみのお約束である毎月分配型の投資信託を組入れることを速攻で選択する。毎月郵送される分配金のお知らせをくらって、なんらかの錯誤に陥らない投資初心者は存在しない。鬼か。

メインは外国株式ものにするとして、とりあえず、お約束の外国REIT毎月分配型ははずせない。外国債券メインの毎月分配型もなかなかにグッド。なにも考えずに、5:1.5:1.5で割り振り購入手続きを実行する。残りは三千円が振り込まれてから、日本株式の配当のいい株に投資しているものでもと、いや、純資産総額がおおきくなりすぎてインデックスに近似してきてる? TOPIXインデックスファンドかなあ。日興グローバル・サステナビリティA(グローブ)が、もう少しなんとかなっていたらなー、うーむ(赤が日興グローバル・サステナビリティA、青は外国株式インデックスファンド)。

投信評価情報サービス 日興G・サステナビリティA(ヘッジなし)
http://ita.daiwa-fc.co.jp/ITAS/IND/0231100B.html
組入れ銘柄数が少ないのになぜか回転率が0.92%。1年で銘柄の総入れ替えに近いです。あと、コスト分きれいに外国株式インデックスをアンダーパフォームしているという、お手本のような例です。

本来なら、マネックスだと資産設計ファンドというバランスファンドが選択肢にあったものの、内部のファンドをバラで見ると、日本株式、日本債券、日本REITにかかる信託報酬が割高なので選択からはずれますた。VTSMXとVWINXが自動再投資だったらよかったのに。