Monday, August 02, 2010

西日と高速走行でPOLAR FLASH BLUE MIRRORを試す

POLAR FLASH BLUE MIRROR ACTION TYPE SPG-666Nの使用レポートを挙げられるぐらいに漕いでみました。土日で約120km走行。最大瞬間時速は峠の下りで時速60kmオーバーで、今日、西日にむけて約5kmぐらい漕いでみました。結論から言うと、値段分だけはあるなー、という結果です。

高級オーディオの世界になる前の、一般ユーザーが使用する高めのオーディオ機器と同じく、ある一定の金額までは確実に効果が出る。費用対効果のグラフ曲線の伸びが、大きく頭打ちになる寸前の性能とか、そんな感じです。

【SPALDING】スポルディング スポーツサングラス POLAR & MIRROR
偏光ミラー シリーズ

【SPALDING】スポルディング スポーツサングラス POLAR FLASH BLUE MIRROR
残念ながらインナーフレームありのノーズパッドだと密着があまくなるので、姿勢と太陽の角度によっては、上部の隙間から陽光が差し込むことがありました。普通は大丈夫ですが、坂道で下りだと前傾になるので、カーブしているうちに、ああ、陽光の差し込みがあるなと分かります。

ただ、ヘルメットのフロントバイザーがあれば差し込みも消えますので、これからヘルメットをちゃんとしようと思います。時速60kmオーバーでノーヘルはフリーダム過ぎる。

リガス/レフ/スクード/マキシティ | OGK KABUTO
使っているヘルメットはOGKのレフです。

西日に向かっても走ったのですが、平坦な道だと「あれ、なんか朝焼けの世界?」な、淡い黄色な色彩につつまれて、それでいてまぶしくないし、風の巻き込みも少なく、まぶしさや風に乗ったゴミで目がしぱしぱせずに走ることが可能でした。オーバーグラスよりも可視光線を遮光するのでまぶしくありません。逆に、暗くなった時はピンチなんですが、基本、フラットーバーロードで夜には走行しませんので問題はなかったという。

POLAR FLASH BLUE MIRRORとオーバーグラスの最大の違いは重量とフィッティングで、2時間ぐらい走った時に、ああ、この軽さとあつらえたかのような締め付けの軽さは素晴らしいなってことが分かりました。でも、冷静に考えると、あつらえたかのようなじゃなくて、実際に眼鏡屋さんで誂えたんだったから当たり前の話だなということに気がつきました。

自転車では無いのですが、川沿いを走っていて、橋を渡る際に、ふと川面を見ると、以前は見えなかった魚の泳ぐ姿を見ることができました。魚が水中で姿勢を変える、銀色のお腹がチラッと確認できるのです。偏光グラスの威力はあなどれません。

インナーフレームは使い回しが効くので、この先、ジョギングをはじめてジョガーになる、なんてことはないながらも、散歩するぐらいはあると思うので、フレームだけを通販して見える景色を変えるのもありかなと思いました。ミラータイプはさすがに見た目派手すぎたかなという反省も。



散歩なら左。自転車用で追加するなら、偏光スモークでアクションタイプのものを試したいです。