Wednesday, February 07, 2018

佐多岬 CAPE SATA 大一(おおいち) を読んで、広島ルートを思い出す


東京から佐多岬までモンキーでツーリングしていく漫画です。1巻で完結していますが、漫画onWebに分割連載されています。ちょっと仕組みが分かりません。アルバムのシングルカット的なものでしょうか。

kidle unlimitedでは押川雲太朗漫画ばかり読んでいましたが、鹿児島に行きたいなあ、佐多岬は行ってないんだよなあ、指宿で砂蒸し風呂に入りたい、西郷どんで鹿児島ブームの今が好機!

等と思っていましたが、家族が倒れて入院してしまいました。ちょっと遠出も無理目ということに。行ける日までローラー台で脚力をあげて、体重を絞ればいいんですが、なかなかにハードです。つらみがある。車で日帰りというか、深夜出発昼帰宅なら鹿児島までなら行けるんですが、旅情もなにもありません。

で、佐多岬の漫画がunlimitedの読み放題にあったので読もうということになりました。旅気分を味わいたい。

佐多岬で検索していたら出てきた漫画でした。いろいろと良くできている漫画らしく、バイクツーリングが好きな人に名前が通っているようです。
https://twitter.com/mimana_o/status/656698319725445120

書かれた時期が分かりません。作中の想定される年月日がうまくコントロールされています。福岡の元祖長浜屋も描かれているのですが、店が古い時代の建物です。(立駐下に移る前)

実際の観光地としての佐多岬は2018年現在、絶賛工事中で平成30年度に公園完成予定です。佐多岬の描写に関してはしょうがないとして、元祖長浜屋などは資料が古いだけかと思っていたら、どうも違うようです。一度読んだだけでは分かりませんでしたが、読み返すと、過去の話であるとも解釈できる描かれ方でした。道中に出会う人物、そもそもツーリングに出かけるきっかけとなったモンキーの入手。一級フラグ建築士なみのフラグ立て具合いですが、綺麗にまとまっていて読後も爽やかでした。

実際に桜島に行ったことも思い出したんですが、ちょっと灰に降られてしまったことも思い出して灰ブロウな感じ。広島はマツダ車が多く走っていて、さすがお膝元と感心したことも思い出したりして。

まとめると、漫画 佐多岬 CAPE SATAは、2号線と3号線を、バイクに限らず自転車、自動車で走ったことがある人にとくにオススメです。