Friday, January 06, 2017

レギュラーなんとかを撃つのかUCCのゲリラ戦術


左がネスレのゴールドブレンド(レギュラーなんとか)で、右側がUCCの職人のコーヒーです。いずれもフリーズドライ系の製法で、スプレードライ系の製法ではありません。

インスタントコーヒーは、コーヒー豆の種類や質と、どこらへんまで粉にするのかで味が変わっていきます。で、あとはフリーズドライ製法で作るか、スプレードライ製法で作るかでかわります。

見た目がわかりやすい製品の違いで言うと、ゴールドブレンドかエクセラかの違いです。

あとは、日本国内で普通に売られているものは、ちゃんと蓋を開封すれば、湿気がまわるはやさには、ほぼ違いの無い精度で蓋は作られています。



で、なんでUCCのものと並べているかというと
この口の直径が大事なのです。
もうしわけないけど、これはUCC側瓶が使い切った後ですが、なんに使ったのかというと


UCCの職人側は直径が小さく、ゴールドブレンドの入り口に余裕で入るのです。ゴールドブレンドの現行は90g入りで、職人側も90gのため、さくっとぺろっと補充が可能な仕組みになっているのです。レギュラーなんとかを撃つUCCのゲリラ戦術。

自分のまわりのドラッグストアなどでは、ゴールドブレンドの詰め替え用と、UCCの瓶入り(117とかもいれても)の価格差は約1.8~2・2倍です。

レギュラーなんとか化が受け入れられるということであれば、好みやブレの範囲が大きいパターン、はっきり言うと、「カフェインはいったコーヒーっぽい液体ならなんでもいいんじゃろ!」 という世界の住人ですので、乗り換えの道もありだと思います。

家族がゴールドブレンドでないとダメという場合は、だまって中身を入れ替えて、違いに気がつくかを観察してみましょう。うちは家族がゴールドブレンドでないとダメということなので、瓶だけ再利用の形になっています。スプレードライならバレバレですが、フリーズドライで旧・ゴールドブレンドに似ているものの場合は分かりにくいようです。職人の珈琲の緑よりも、AGFのマキシムの方が味が似ているそうですが、値段もちょっと上になります。



レギュラーなんとかになって、製法も変更があった後にamazonレビューでは罵倒芸が繰り広げられるようになっています。素直な擁護や批判もありますが、一見すると擁護しているようだけど実は新製法の酸化について苦言を呈すなどの高等な技も炸裂しているのでなかなか読み応えがあります。

90gと135gでレビューが違います。135gを湿気がまわらないうちに飲み干す人だとレビューが違うのかもしれません。ちょっと☆が高くなっています。コーヒーの香りがしてカフェインが入っているならなんでもいい人が集っている可能性もあります。

しかし、135gの方にある、80歳を超える方のレビューは、とくに味わいが深い仕上がりです。


82才で現役終戦後初めて飲んだコーヒー確かMJBの缶に入った、なんて苦い飲み物なんだ、ミルクを入れて飲むことを覚えて、今でも毎朝コーヒーを頂いています、ミルクは、クリープを愛用両方定期的に購入、旅行の際は、コンビニで5カップ入りを必ず購入して。


短い中にも戦後直後のMJBの缶(豆かレギュラードリップの粉)との比較や、レギュラーソリュブルになった現行製品は4カップ入りのはずです。旅行用の紙コップ入りを購入していますではなく、わざわざ「5カップ入りを必ず購入」と、カップの数が指定されています。

ということはレギュラーなんとかになった「4カップ入り」については……ミルク必入もなかなかです。短い中にも現行製品に対するパンチを連打する旧帝国軍人魂なのかもしれません(適当)。