投資というか投機サイトの方もインベストスタイルも落ち着いてきました。本命というか、毎月こつこつ積立ては、
投信スーパーセンターで
すみしん外国株式インデックスです。
海外証券Firstradeでのメインは、ETFの
DWMと米国個別株の
MO(アルトリア)です。水関連ETFであるCGWも組み込んで、あとは配当・分配の再投資で40年後に公的年金が無くても飢え死にしない可能性が高い生活を目指します。もっとも、まずは繰り越している確定損失分を稼ぐことがもくひょうれす。
ほかの投機やら銘柄は以下のサイトでさっくりと。
雄牛と熊と欲豚と
http://401k.sblo.jp/さいきんの国内で買える海外ETFのおすすめは、iSharesの
JXIでしょうか。世界のインフラ企業に投資しているインデックスETFです。KXIとかIOOもいいですね。もうすぐ、楽天證券やイートレードでも買えるようになるかもしれません。投資はETFが世の流れと思っています、が、しかし、海外ETFのことばっかり書いていると、参考にならねえという率直な意見がありましたので、最近は国内で買える投資信託についても調べました。フレンドリーです。
国内株式を組み込んだ投資信託で、リターンが高いものはどの投信ですか? などはおすすめです。ですが、これも、証券会社を限定した話になります。もっと、各種金融機関でつかえる汎用性の高いネタは無いものか、ナイスな投信の選別方法で、それでいて、あんまり雑誌とかで取り上げられない方法はー。
あ り ま し た。
Yahoo!ファイナンス
http://quote.yahoo.co.jp/を使う、かんたんな方法です。検索で「
配当」「
インカム」を検索して出てきた投信で基準価額が高いものから選択するという技です。
なぜ、配当、インカムの文字が含まれていて基準価額が高い投資信託が良いのか? 信託報酬とか他のコストとか販売手数料などは勘案しなくてよいのか?
まず、配当と名の付く投資信託は、ずばり株式の配当が高い銘柄に注目した投資信託です。それ以外に解釈のしようがありません。これは、投資信託を運用する中の人を縛ることにもなります。そもそも名前に配当って書いてあるんだから、配当の低い株式を組入れることはまかりならんわけです。そして、配当の高い株というのは、じつは割安(バリュー)な株でもあるのです。単にPERとかPBRで判断するのでなく、きっちり配当を出すというのがポイントです。つまり、クソ株を避ける大きな目安が『配当』なのです。たまに嵌め込みで配当の高い株もありますが、さすがに投資信託を運用しているのはプロですので、嵌め込み株の組入れは行いません。しかし、配当と名の付く投資信託には困った問題もあるのです。
その困った問題はインカムと名の付く投資信託にも共通しています(インカムには株式だけでなく債券ものの投資信託が含まれています、債券ものは最初から除外します)。だから第2段階の絞り込みです。配当、インカムで選別した投資信託をさらに絞り込むのが、
基準価額です。これは、基準価格と間違えるのがお約束となっています。
正解 基準価額
間違い 基準価格
で、この基準価額が高いものを選択するというのが、第2の絞り込みです。これで、あきらかなハズレ投資信託を避けることができるようになります。では、なぜ、基準価額が高い投資信託が良いのか? 基準価額が低い方がたくさん買えてお得なんじゃないの? 基準価額が高いものは、すでにこれいじょう高くならない高値圏にある投資信託で危険なのでは? いずれも勘違いです。基準価額は、価格でなく、高値安値の判断に用いることはできません。
基準価額についえは検索してもらうとして、投資信託の基準価額が高いということは運用に成功したということです。この先の成功を保証するものではありませんが、これまではオッケー、それが基準価額が高いということです。運用に失敗した場合は、基準価額は低いままです。さらに、基準価額が高いということは、分配金が少ないということでもあります。運用成績が良く、さらに分配金が少ないからこそ、基準価額が高くなったのです。
派手に分配を出していない投資信託は基準価額が高い。これはポイントです。釣りの決め手です。分配金が少ないということは、課税を繰り延べする効果があります。また、派手に分配を出した直後に広告を打ち「この投資信託は、こんなに多くの分配金!」と、運用にプラスにならないコストを掛けるだけの会社も存在します。派手な分配が無いということは、派手な広告で、派手なコストも無いということです。
投資信託のコストのことを言い出すとキリがありませんが(本当にキリが無くなる)、年金もいまひとつアレだし、なんか投資信託をはじめたいなー、でも、新しく金融機関にいくつも口座を作るのも面倒だし、いま口座がある銀行の投資信託を、ちょっと買ってみようかなー、窓口の人もすすめてるしー。
という軽い世界であれば、「配当」「インカム」「基準価額が高いもの」で選別していくと、比較的ダメージを減らすことができます。注意点は、配当、インカム、基準価額が高いのどちらかだけで選択すると死を見ることになることです。あくまでも、セットで選別してください。
で、投資は余裕資金で、分配は再投資で、そして、いちど投資したら、5年以上ホールドする気合いをみせると、実り豊かなものになるかもしれません。すくなくとも、確定損を繰り越すなどという、おろかな事態を避けることが可能になります。上記で選別した良い投信でも、償還期限が数年後というものもありますが、伸びることを祈って積立てにトライなのです。
さらに詳しく投資信託を調べるなら、
DFC FUNDGUIDE:main
http://ita.daiwa-fc.co.jp/top.html
http://ita.daiwa-fc.co.jp/ITAS/11114Summary.html
がおすすめです。
国内株式大型
国内株式バリュー型
http://ita.daiwa-fc.co.jp/ITAS/11113Summary.html国内株式パッシブ日経300型
http://ita.daiwa-fc.co.jp/ITAS/11233Summary.htmlあたりが、最初に、ぷちぷち積み立てるのにはむいているかも。とくに日経300は分かりやすくリターンも高いパッシブ型の良い投資信託なのですが、売っているところが少ないのが難点です。日経300はETFもあるのがポイントでしょうか。
配当、インカムでなく、割安、バリューと高い基準価額で選別する手もありますが、これは長い期間耐える必要がある投信にブチあたるかもしれません。いずれにせよ、積立てていくのが確実です。