Thursday, July 31, 2014

黒一で特大重ねステーキ丼を食べた後に秋月城址へ

 重ねステーキ丼というものがあるそうですと聞いて、のこのことやって来ました。んー、まわりを見ていた感じだと、唐揚げ定食がおすすめのようです。

丼とはなにかということを考えて突き詰めていくと、汁に限界のあるステーキ丼は無理があるのではないかと改めて思いました。丼に関しては、焼肉屋の牛丼ではいけなかったのでしょうか。食べやすく肉が切られていたのは良かったです。ただ、唐揚げ定食が見た目もお値段も良さそうでした。
 なんとはなしに秋月城址に。
http://yokanavi.com/jp/landmark/index/370

一度行ったことがありますが、こんどは大きな道を通らずに、脇の農道を通るを選択して言ってみました。これが、たいへんに走っていて楽しい道で、ああ、この前もここを通れば良かったと、車に煽られて走っていた前回の秋月城址行きを思い出します。
 走るに楽しかった松延池の前を通る道。
 遠くには霞んで山が見えます。この日はマスク無しで走行しましたが、これが大失敗であったことが、翌日の呼吸器系と目のダメージで分かることになりました。いまだに痛い。
 途中の神社で道中の無事を祈って参拝。ここ最近、自転車でトラブルが続いているので……
 拝殿内に手押しの鉄器械。おお。

そういえば、さいしょは自転車のトラブルが多いので、浮嶋神社にお祓いかお守りの追加でも買いに行こうかと思っていたんだったなあと思い出します。時間的に無理があったので、途中までやってきて、往復100kmの秋月城址ライドに切り替えました。
 稲穂が美しい。

ただ、花粉症の症状が出始めて、ここから先は涙目と鼻水になりながらのライドになります。マスクとしてくるべきだった。
 標識!

冷水峠を超えて飯塚~平尾台~新道寺まで行ってもいいかな? などと思っていましたが、足は売り切れ目は涙、鼻からは粘液で頭は熱中症なのか花粉症なのかぼーっとしてくるということで、登りは控えるようにしようということで取りやめ。
 ブルベがよく行われている嘉麻への分岐。ここらへんのコースは、ちょっと間違えると山岳アップダウンへ放り込まれます。冷水峠とか交通量多くて登り大変そう。
 秋月に到着します。平日のため、店はほぼすべて閉まっています。人通りが無いので、かえって雰囲気は楽しめました。
ただ、まあ、自然が違い分だけ花粉が……
紅葉の時期はぜひ期待。などと言いつつ、観光客も増えるので自転車には不向きな目的地になります。公衆トイレが充実しているのは助かりますが、食事の問題がでてきます。パン屋も激混みになるようです。
階段などの手入れはしっかり。
見事な門があります。なっしーな梨園も近くにあるため、季節になれば梨狩りも楽しめるとか。
帰路も大きな道を避けて農道を走行しました。ひまわり畑がまさに夏。
夕暮れ。あとはトラブルが無いことを祈りつつ、ひたすらペダルを踏むだけです。
とうもろこしと紫蘇と里芋?
神社で日暮れ。暑かったけれど、充実していました。

Monday, July 28, 2014

夜練、ヒルクライム、ライオン、給水ポイント

 PR-2のリアホイールに戻してなんとなくナイトライド。そういえば、練習コースとして最善なのはどのようなコースなんだろうと考えているとヒルクライムコースの入り口に来たので登ってみることにしました。
 夜景を見つつ、コースについて考えます。交通量は少ないほうがいいけれど、トラブルがあった時に引き上げやすい。補給ポイントは多いほうがいいだろうし、トイレもあったほうがいい。ただそれらよりも優先されるのは路面の状態なのではないか?

道路のメンテンナンスは一時期ガタガタになっていましたが、地方部ではあいかわらず土砂崩れの復旧も半年以上、ひどい時には数年かかってやっと最終形態が見えてきたなあと思っていたら、局地的な豪雨でその道までの経路のどこかが被害にあって経路が断絶か片側通行で、当然、自転車が走るスペースは無くなる。

凹凸(おうとつ)凸凹(でこぼこ)の道を下ると人間にも自転車のフレームやパーツにもダメージがあるし転倒もしやすく、パンクだってあるなあ。かといって、路面が状況よくて下りで飛ばせる箇所がぽつぽつあるのも下りコースだと速度が出すぎて事故の元だし……うーむ。

景観が良くてエイドもしっかりあるようなイベントに参加するのがいいのかな?

阿蘇望 地獄
http://bit.ly/1AmbsrY
景観が良く、エイドポイントもしっかりある地獄イベント。7月27日(日)本日開催して無事終了だそうです。

いや、ネタでなく、登りは道の状況は少し悪くても速度が出ないから良くて、下りの路面はまあまあでよく知っているコース。トラブルがあっても自転車を担いで帰ることができるコース。補給ポイントもありありで。考えた結果、峠に行ってみました。



リアキャリアのバッグを無くして、車体が数kgぐらい軽くなっていました。デュラエースハブでもない、グリスアップも一度たりともしていない(たぶん、シールドベアリングだと思います)GIANTのPR-2ホイールなのに、いままでにない軽快さで坂を登って行くことができました。数kgの軽量化でこの軽快さならば、体重と体脂肪が少ないヒルクライマーで自分とおなじぐらいのワット数を出せる人に追いつけるわけがないことがよくわかります。

ああ、練習あるのみなのか、それは分かっていたけどしんどいなあ、いままでにない軽快さで登れているけど、絶対的には遅いんだよなあ。ああ、登りが続く。峠はそういえば全然見通しが悪いなあ。フロントとテールライトあるから車は除けてくれるけど、虫は除けてくれないっつうか、これ集まってきてない?

登りが終わってライオンちゃん給水ポイントまで行くまでに色々と考えるというか、辛い坂の登りから現実逃避をする始末で、最近みたブギーポップの記事を夜景と一緒に思い出して


[日記][ラノベ]ブギーポップはバラさない?
http://d.hatena.ne.jp/srpglove/20140725
少女達の間にだけ流れる噂、都市伝説の中では、その人が一番美しい時に現れてそれ以上醜くなる前に殺してくれる黒衣の死神。

 Pone / Rei Harakami (from Boogiepop Phantom OST)
http://www.youtube.com/watch?v=wqdDIaLdmEg&list=RDwqdDIaLdmEg#t=3
レイハラカミを連れて行くことはなかっただろうよブギーポップ。などとぼやいてみたりしました。エンブリヲ以降読んでいないことも思い出してみました。積んでいるのも不明。ハートレスレッドはあったはずですが、その後の積み冊数がわかりません。

(HD) 夜のゆりかもめ(新橋→豊洲) 01
http://www.youtube.com/watch?v=tNka5saiVrc&index=21&list=RDwqdDIaLdmEg
レイハラカミ。HDテスト動画として最初は見ていましたが、いつのまにかはまっていました。

一つ目の峠を超えて下って、コンビニを左折してしばらく登ると給水ポイントが増えていて驚き。ライオンちゃんで給水したのでまたこんど給水したい。そこからは、ちょっと本格的な峠を登っていきます。振り返ると街の明かりが見えるこたがありますが、だいたい木しか見えません。真っ暗ですが、車の通りもたまにある時間帯だったので、野生生物との遭遇はありませんでした。

街灯のない峠を登っていて、たまのつづら折りがあると、木々の間に遠く夜景が見えることがあります。夜景ポイントも過ぎて、ああ、なにも見開けないなあ。樹ばかりってのもなあと思っていましたが、峠の最高地点にさしかかると、夜空に星が見えることに気が付きます。まわりが真っ暗だと星が見える。そんなことも忘れていました。

あと、星座を街の明かりで再現して、ちょっと峠から街明かりを見下ろすと星座の形に照明が夜空を照らしているという企画も思い出して微妙な気持ちになりました。

Friday, July 25, 2014

追加で本日破損したもの、フラットペダル

http://www.ranobe.com/2014/07/blog-post_25.html
そういや、他になにか壊れていたような……

そうです、ペダルをやってしまいました。バッグ探しのために本日の走行コースを走っているとスポークが折れました。28ホールだと自走は厳しいかなと思っていたら、ブレーキの間隔をちょっとレバーで調整して広げると余裕の走行可能だったのです。これは嬉しい誤算でした。32ホールでないと無理かと思っていましたが、クリアランスの大きいコンフォートロードのDEFYなのでよかった感じ。

で、わりとホイールは振れるけど走行できました。ただ、肝心のバッグは全行程を走っても見つからず怒りの下りコーナリングを行うと、バンクさせた時にも踏み込んでしまい、ペダルを路面と接触させてしまいました。ガリッと削れて、踏む感触がおかしいなと下を見ると、左のペダルが明らかに変形していました。この状態でしばらくペダリングしていくと、金属疲労でぶち折れます。

ショップに行った際にペダルも交換してもらおうとしましたが在庫なし。注文ということになりました。wellgoのアルミペダルです。たぶん4,000円ぐらいと、さすがに海に落ちてメガネとオーバーグラスを同時になくした時ほどではありませんが、一日の自転車がらみの被害額としてはかなりの上位に入ります。なんとかならないものか。なんともなりません。

リアバッグを走行中に落としたのか紛失してしまい、探している途中に後輪のデュラエースハブで組んでもらったホイールのスポークが折れる

 1000km走ったかなあ? ぐらいでポッキリと行きました。角島の往復で折れなくて良かった。やはり体重が86kgで28ホールは無理があったのか……

でも、前のホイール、というか、最初からDEFYについていたPR-2ホイールも28ホールでした。1万kmは乗ったと思いますが、スポーク折れは2本ほどでした。うち1本は、脊振山を登ってちょっと時間が経過して折れました。今回も同じで、山の下りで抜重まで手が回らない高速ダウンヒルを悪路でこなす、さらに体重は重いとなると、スポークは折れやすいようです。

他には、今回の手組のデュラエース ハブ、MAVICのオープンプロ リム、星だったはずの14-15バテッドスポーク(強度のいらないところを補足して軽量化と空力改善を図っている)ってのは、条件としてはあまりかわりません。

今回のスポーク折れは根本のところでぶち折れていますので、考えられることは、やはり、スポークテンションの調整が難しいということです。11速用のデュラエースハブを、スペーサー使用で10速で使っている。そもそも、11速が手組みには厳しいという。

改善する手はありますがためらっていました。どのみちリムテープも外しての作業になるため、良い機会だとおもって改善策を実行してもらうよう依頼しました。すなわち、DT swiss非対称リムで組み直してもらうようにしました。

ホイールの歪み試験の結果
http://www.sai-men.com/arc/2936
で、困っていても事態は刻一刻と変わっていってるのでそれに適応せねばならんです。今のところコレでも体重が60kg以下の人なら問題無いと読んでますが75kg以上の方には説得して他のホイールをお勧めしています。これまで何本か9000デュラのハブで手組ホイールを組んだんですが全て体重が軽い人向けだけ。
体重86kgだとダメでした。というか、この情報を知ったのが、デュラエースハブで注文した後だったという。ただ、スポーク折れという事態がわりと速い段階で発生したため、あきらめて、DT Swissの非対称ハブRR440で注文しなおすことになりました。

rr440 asymmetric 11速
http://bit.ly/UxFAPV

DT SWISS:新製品情報》 Asymmetric(左右非対称形状)を持つハイエンド・アルミニウムWOリムが発売!
http://www.riogrande.co.jp/news/node/30338

これでだめな場合は、5700のリアハブで32Hのものを探して、rr440 asymmetricで組んでもらおうかとぼんやりと考えています。以前にワールドサイクルでも手組ホイールとして注文できていましたが、5700のリアハブが払底しているのか、ワールドサイクルでは注文リストから消えました。自分は近くのショップで組んでもらうのですが、やはり、5700のハブは弾が無くなってきているようです。

オリジナルホイール(ロードホイール)のメーカー一覧
http://www.worldcycle.co.jp/category/3144.html
ああ、そうか、デュラハブの32Hという技もあるのか……


なお、シマノハブ以外の別解もありますが、そのうちの一つ、NOVATECのハブは体重制限で使えません。


角島往路でのゲリラ豪雨の写真。この時に装備していたリアバッグが、わずか20分ほどの峠への道中でなくなりました。どこでカッ飛んだか不明。気がつくと、リアキャリアから消えていました。

失ったもの

リアバッグ本体、中に入れていた東レのエントラント使用の通気性がナイスなカッパ、昨日ウエパで購入したばかりのミニフロアポンプ、夜用のスワンのクリアオーバーググラス、井関食品の塩タブレット、ハンドクリーム(小)、輪行バッグ(!)、スプロケットカバー、チェーンカバー、ワイヤー錠2セット、コカコーラ250ml他という、ちょっと被害額を算定したくない感じです。

なかでも、輪行袋と東レのエントラント使用のカッパは痛撃です。クリアオーバーグラスもしんどい。ああ、そういえば、夜用の反射ベストも入っていました。ライト以外の雨、夜装備が全滅といっても過言ではありません。

バッグから固定が良いものを買い揃えなおしということになります。というか、これって、デュラエースハブじゃなくて、デュラエースホイールが買えていたんじゃあ。

ぐったり。

Monday, July 21, 2014

夏の行楽地へのロングライドは地獄絵図 輪行撤退が間に合ってよかったです

 「角島どうでしょう?」  夏には無理目かなあと思っていましたが、言葉のアンカリング効果でふらっと行くことになりました。出発が朝の6時半で、夏の300km超えのコースとしては無謀な出発時間です。涼しい時間帯に距離が稼げないのと、終盤でトラブルがあると撤退が難しくなります。などと言いつつ、前半はゲリラ豪雨に降られる以外は順調でした。
 福岡市~北九州市~関門海峡人道トンネル~山口県下関市~豊北~角島大橋というコースで、「ああ、途中で塩分もカロリーも足りなくなるから、娘々で肉焼き飯と、塩のキツイスープのラーメンセットでも~」と計画しますが、娘々は11時30分開店でした。到着したのが11時ちょうどぐらい。

ジェットのせいで歯車がズレたか……(?)」などと言いつつ、待つのも時間が厳しいので先に進みます。
 押し歩きの関門海峡の下を通るトンネルに到着。自転車ではここが鬼門でして、じぶんはまだフラットペダルでスニーカーなのでマシですが、ビンディングペダルでクリートの場合は死を見ます。
 サイドに人や自転車の道があればなあ。いまからでも吊り下げで、メンテ通路兼用でできないものか。無理か。
 海底でのお約束撮影。1.6kmはながいですたい。
 下関に渡って、唐戸市場でふぐでもたべたいなあなどと思ってはいましたが、装備を解除して自転車を止める場所がないので、ジュースを飲んでナビの設定をして、角島大橋へ向かいます。行きは元気に火の山超えコース。

 下関人道トンネル入り口 角島大橋
ナビタイムへのリンクになります。自分の場合は、ソニーのNV-U37なんですが、案内ルートはNV-U37の方が自転車乗りに適したものになっています。ただ、デフォルトの案内コースだと、坂超えの要求がNV-U37はちょっとつらいです。
 アップダウンはしんどかったものの、車の通りは海沿いよりも少ないコースを通って、川棚ふきんで大きな道に合流します。

道中の「かど家」にて遅めの昼食。肉玉うどんです。出汁は引けていたので、醤油を大量投入して、今後の暑さに備えます。自転車を窓際から監視できるところに駐輪できるのがポイントです。

 ツユも完飲。ここからはもう、ひどく暑い厳しいコースになりました。角島が近づくに連れ、とんでもなく渋滞していたのです。
 豊北(ほうほく)の海岸。角島大橋まで行くといろいろと無理ゲーなので、海水浴がメインなら途中、うどんのかど屋があった川棚付近から渋滞が開始する豊北の手前までで泳ぎに行くのが正解のようです。土井ヶ浜近辺で大渋滞が開始していましたので、泳ぎメインなら川棚から土井ヶ浜までで決めたい。
 豊北の道の駅が隣にありますが、土日休日は駐車場が満杯で入り待ち出待ちで渋滞の一要因になっています。
 そして、昨日の地獄絵図。
 自転車だと余裕の記念撮影ですが、さすがにこの状態の角島大橋を無傷で渡り切る自信がなかったので、おみやげに角島まんじゅうを買って宅配してもらい帰路に付きます。
 この時点で、片道147km、経過時間は8時間ちょい。アップダウン多めだとまあまあかなあなどと思っていました。
 しかし、海は綺麗なんですが……

 車でこようなどと思わなくてよかった。
 オフシーズンになら車できてみたい。
 そして、余裕の無くなった帰路で、また、手打ちうどんのかど屋に寄ります。今度は、カレーうどんです。
 醤油を大量に入れて、またツユまで完飲。それでも塩が足りなくなっていました。まあ、炎天下でペダリングが10時間超えていましたから。
 道中に、パンクをしていた二人組の女性ライダーがいて、ちらっと助けようかと思って見てみたのですが、ライト以外の装備面が自分よりも揃っていたので、とくに何も手助けできることなく先に行きました。ミニフロアポンプありだったという。えらいっす。
 で、こちらもみごとなレベルの貫通パンクに遭遇してしまい、修理をするも、じょじょに空気が抜けていく状態になりました。使っている空気入れが、携帯用のストレートタイプのもので、適当に空気を入れると、すぐにコアにダメージが行くという。どうもパッチで修理していた部分も、貫通痕だったのでイジーパッチが真芯にはれず、そこからも少しづつ漏れているようでした。

先に遭遇した女性ライダーは初心者っぽいのにもかかわらず、イジーパッチでなくちゃとしたパッチでミニフロアポンプだったし、なにか自分は色々と道を間違えているのではないか? なんで、ライトだけに装備が偏っているんだろう?
持っている携帯ポンプだとコアにダメージが行くのは分かっていたので、パンク修理したチューブで街中までいって、あとはそこでチューブ交換して、ショップか駅前の駐輪場で空気入れを借りるとすりかなと大甘の期待で小倉にたどり着くと、もう時間が20時を回っていて自転車ショップは閉まっています。

「あー、駅前の駐輪場なら、空気入れあるでしょう」と思って、駅前の駐輪場に行くと、空気入れはあるにはあったのですが、フレンチバルブ対応をしている空気入れがあるわけもなく……

「クッ! しかし、英式―仏式のバルブアダプタがサドルバッグの中かホイールのバルブ先にあるはず! 80psiぐらいまでは入れることが……」   えー、なんか、バルブアダプタは、新しいハブにしたときに外した古いホイールのチューブ先につけたままだったようです。

ゲリラ豪雨の降ったこれから走らないと行けない東郷あたりの路面などを考えると、たぶんまたパンクする可能性が高いので、八幡駅から輪行で帰ってきました。この
輪行撤退だけは、わりと正解だったと自分を納得させています。

塩分摂取の裏芸 夏に自転車とかマラソンなどの運動を数時間単位で行う場合においしく塩分摂取(体にはよろしくありません)

ダシがしっかりと取れている、うどんでも蕎麦でもラーメンでも貝汁でもなんでも良いので、醤油を思う様ぶち込んで食べよう!

先に結論を書いておきました。

先日、一日で200km超えの自転車でのロングライドを行いましたが、あまりの暑さに発汗もひどいことになり、発汗にともない水分を大量に摂取していました。すると、こんどは血中のナトリウム濃度が下がったためか、思ったように足が動かなくなります。自転車のペダルを踏もうとしても、きつい坂でもないのに踏み込めない。暑い。なんだかぼーっとする。水を飲む。回復しない。ジュースを飲む。ハンガーノック手前だと少しは回復しますが、足が回らないのは別の要因がありそう。ああ、ミネラル、とくに塩分が足りていないんだなあ。

発汗慣れしても、十数時間の単位で自転車を漕ぐと、水分摂取とあいまってミネラル分が足りなくなります。思ったように体が動かなくなってくるのですぐに分かります。

熱中症には効果はありませんが、たんにナトリウムが足りないなーという場合は、塩分タブレットもひとつの解決方法です。
ただ、連続で摂取は厳しいです。胃にもよろしくないし、そこらへんのドラッグストアには売っていません。かといって、カバヤの塩分チャージだと高くつきます。持ち運びに関しても、井関食品と同じナトリウム量を持って行こうとすると、カバヤの塩タブでは井関食品のものの3倍のカサが必要です。カバヤのはちょっと味付けがなされているので食べやすくはありますが。

簡単に塩分を摂取できて、なおかつおいしく、多くの人に入手性も高いのはなんだろう?

それは食事です。屋外スポーツの場合は出かけた先になりますが、うどん屋やラーメン屋、海沿いなら貝汁屋なんてのもあるでしょう。その中で、出汁(ダシ)がしかりと取れているという店があれば、その店に入って、出汁が取れているなにがしかのスープに、テーブルにある醤油や塩を思う様ぶちこむのです。ただ単に塩をなめるとか、薄いスープに醤油を入れるのはしょっぱいだけになります。

ところが、出汁がしっかりとれているスープやツユだと、出汁が塩分をこなれさせて、多くの塩分を入れてもしょっぱいだけにならずに、おいしく塩分を多く摂取することができるのです。いわゆる、塩なれ効果。

塩なれ効果

病院食や健康に気を使った料理では減塩を目的として出汁を効かせるというセオリーがあります。出汁にはそれとは別に、塩なれ効果があります。炎天下のヒルクライムなどで短時間に大量に発汗した時などは、出汁の引けている食べ物屋で、テーブルの醤油や塩を入れて食べると体が動くようになります。高血圧の人や病気の人は注意が必要ですけど。

とは言っても、出汁の引けているツユの店ってのが、初めて行った先などでは、あるかどうか分からないのでは?

そこでおすすめというか、確率が高く出汁がしっかりと過剰なぐらいに引けている店ってのをお伝えしたい。それは讃岐うどんの店です。

ここ最近では、あちこちにあります。お値段もそう高くなく、出るまでも速く、しっかりと出汁が引けているツユが望める。ただし、好き嫌いがあるイリコのだしです。

とくに自転車で遠出をして体が動かなくなったら、讃岐うどんの店でツユに醤油を追加で入れて食べる。これはおすすめです。ただ、それになれると、常時、塩分が多めの食事を嗜好してしまうという罠。

Monday, July 14, 2014

400m登るのに1時間ぐらいかかっていることが判明

 いつの日にか見た紫陽花。
 阿蘇でもいいところがなかったので、練習がてらにヒルクライムに挑みます。標高だけは大観峰とか阿蘇火口の自転車がいける高さと同じぐらい脊振山です。板屋峠から最近全線が舗装された自衛隊道路を通って登るまではコースを決めていました。

地球にのって、地球を回すという地動説派の自転車乗り看板を発見。
 板屋峠超えまではなんとかなんとかというところでしたが、その先、自衛隊道路からは完全に余裕が消えます。自衛隊道路入口で、34T-28Tを投入して、完全に退路無しの崖っぷち状態。これ以上軽いギアはありません。

心を無にして登ります。やまの陰影が、波のごとく。ああ、そうか、やまなみというのは、まさに山の波なんだなあと気が付きます。
 わずかの時間だけ吹き抜ける風が視界を広げてくれます。
 今日、登ってよかった。下るときは死にかけたけど。
 南からの風が霧を運んでいました。
 頂上付近は完全に霧の中で、気温も一気に下がってきています。そういや、初春の夜の板屋峠下りは寒さでブレーキを握り込めずにひどいことになっていたなあ。
 板屋峠の分岐を戻らずに反対方向に初めて行ってみましたが、坂本峠や東脊振トンネルに出るのだったのだなあと、ほんとうにいまさらながら。完全に選択間違いでした。

南畑ダムのほうへ下ります。
下ってまた登りになるのですが、件でまったく足が回りません。時速30kmぐらい。下りの追い風でいったいなんで足が回らないんだ? ふと、ナビを見ると、1700kcal以上消費していました。ハンガーノック寸前だったので、見かけたヤマザキデイリーストア前の自販機で、ブリザードを買って飲んで、あとはなんとか家路をこなせました。

帰って食べた、コストコのプルコギ風ビーフと炒めた玉ねぎがおいしかったです(小並感)。