MyMio×らき☆すた【まいみ~お 応援ぷろじぇくと】 ブラザーMFC-490CN 薄型複合機 マイミーオべ、別に、らき☆すた応援モデルだから買ったわけじゃないんだからね!
というわけで、MFC-490CNを購入しました。クレジットカードを振る忍術でござる、の巻。なんか、ヤケっていうか、部屋の片付けに、ほんとうに煮詰まっていたのです。スキャナとプリンタを片付けたかったのです。寝返りを打っても、なんか、手に当たってバキって言わないようにしたかったんです。
で、MFC-490CNの設置面積は、週刊少年ジャンプ2.5冊分ぐらいです。実際には、フタの開閉などがあるので、ジャンプ4冊分ぐらいのスペースが要求されます。無線LANモデルなので、電話いらねとなれば、電源ケーブル以外は必要ありません。最重要な部屋の設置スペース確保に関しては良かったです。普段はプリンタとしてつかうべき棚の上にでも避難させて置けば、寝ている時に足蹴にして、スキャナでスキャンすると、微妙に色合いがずれるようになったなどの被害を回避できます。
もっとも、無線LANなので、PCから離れたところにも設置可能ですが、スキャナを使う頻度によっては手元に置きたくなるでしょう。本体の移動という点では、両手でもてる重さです。約8.1kg。大量にスキャンする時だけ、そおぉぉぉぃぃぃ! と、PC近くに持ち運ぶ運用は十分に可能です。
以下、個別機能について。
電話、FAXについては、使いませんので分かりません。
目当てだったブックコピー機能については、コピー機能単独としてはいいかもしれません。うたい文句通りに、コピーした際のインクの使用量は減るでしょう。余白が真っ黒であれば、その分インクが無駄になるわけですが、余白黒印刷現象がかなり軽減できます。
文庫本を適当にブックコピー機能を使って普通紙にコピーしたもの。出力されたものを、本体のスキャンボタンでスキャン。設定はいじっていません。
周囲に余白がありますが、真っ黒にならずに灰色程度になっています。フタをぐっと押しつければ、さらに灰色は薄くなってインクが節約できるでしょう。傾き修正は、適当につっこんで、フタで押さえた分の傾きをある程度は吸収してくれています。手動でさらに傾きを修正することも可能ですが、面倒なのでやりませんでした。
カラーのソースをブックコピー設定で普通紙にカラコピーしたものを、さらにスキャン。左側の虹色は適当に取り込んだがゆえの失敗です。白いモヤっぽいのは、絵に描かれている雲です。ふやけているのは普通紙で、竹本絵の色使いでインクを多くつかうゆえ。カラーコピーだと、ブックコピー機能はうまく働かない、もしくは、最初から働いていないのかもしれません。
MFC-490CN サポート ブラザーMFC-490CN 製品マニュアル サポート ブラザーブックコピーする原稿台ガラスに本のようにとじた原稿をセットするとき、とじ部分の影や原稿セットの傾きを修正してコピーできます。補正を本製品で自動的に調整する方法と、ディスプレイで確認しながら合わせる方法があります。
■ 「レイアウトコピー」「透かしコピー」「ソートコピー」と同時に設定することはできません。
■ 「拡大/縮小」で「用紙に合わせる」を設定してブックコピーすることはできません。
■ ADFに原稿をセットすることはできません。
なお、ADF機能を使っている場合は、ブックコピー機能は使えません。これはやられた展開。一応、カラーにも使えるとあります。
プリンタ機能については、黒インクが顔料系なので、自分の使用用途ではなんの問題もありません。しゃっきりぽんで文字が黒。速度も早い感じです。って、前のプリンタがMD-5500だったから、なんでも爆速なんですけど。
スキャナ。機能がうまくツボに入れば、たぶんスキャナを多用するだろうなーということで設定していますが、いまだにうまく設定できません。あと、ADFでのジャムりをすでに体験しています。これは、コミック雑誌、具体的にBJ魂の紙質のせいだと思います。はさみでばらした角が不定形の上等とは言えない紙で、同じページを5度ぐらいスキャンしたらジャムったという過酷な使用条件でしたので、むしろ優秀な方と思います。
ADFでのスキャンは片面のみですが、BTscan等で、一回取り込むごとにページをプラス2にして連番を振っていき、片面の読み取りが終了したら最初のページにプラス1して、一回取り込むごとにページをプラス2設定のままいけば、両面をページ順に揃えることができます。ページが多い場合や、ジャムった場合でも、ツールの使い方しだい。
スキャン、コピーの裏当てはデフォルトでは白ですので、コミック雑誌のスキャンでは裏写りします。TWAINダイアログボックス上の設定で「明るさ」と「コントラスト」しか見つけていませんので、トーンカーブをS字にいじって、Sの上部をいじって裏写り軽減というのもできていません。「明るさ」プラス10~20、「コントラスト」を5~10プラスして取り込みで、白い背景部分への裏写りはかなり軽減できました。しかし、トーン部分の裏写り軽減は、裏当てに黒い紙を貼るのが一番でした。
問題は、ADF部の読み取り位置に黒い紙を貼ると、張り方が不味いのか、両面テープで無精をしているためか、もしくはその両方かで、確実にジャムることです。ADFでの黒い紙貼り付けしての裏写り軽減は、既にあきらめました。神林長平作品をスキャンしたバチなのかもしれません。ジャム違い。
それでも、ADFでの連続取り込みは、amazonのなかみ検索よりマシな程度に取り込めるので、軽く取り込む分にはいいかなと思いました。手差しはやはり面倒です。拳銃・手差し、と自動小銃・ADFぐらいに違います。いや、MFC-490CNだと、自動拳銃ぐらいか。
いまのところカジュアル使用で威力を発揮するだろう、ブックコピーモードでのスキャンが出来ていません。ADFでブックコピーモードのコピーは出来ないので、ADFスキャンでブックコピーモードはダメなのは分かります。
しかし、手差しで一枚一枚スキャンする場合には、枠などを自動で切り飛ばして傾きを調整してくれるのであれば重宝するはずです。荒木漫画のように、時折コマ割り線が斜めに走っているのでなければ、自動で傾きを調整してくれる方が楽です。やり方を探しているのですが、いまのところ、ブックコピーモードでスキャンをする方法は見つけていません。
WIAダイアログボックスでの取り込みはいじっていませんので、そこで出来るかも。別途、Reallusion製の調整ソフトがインストール可能です。Bookscan Enhancerで傾き調整と、周辺の黒い部分の除去ができることを確認しています。自動化はどうやるのか分かっていません。WhiteBaord enhancerというソフトもあります。
ブックコピー機能を使ってスキャンすることが出来れば、手軽にブックスキャンするというニッチなニーズにも対応できると思います。ほんとにニッチだけど。本格的にやる人は、Scansnapを買うでしょう。でも、だからこそ、ソフトウェアでちょろっとできれば、お手軽なブックスキャン市場をゲットできるとか、そういう計算です。
画像 バッチ処理 - Google 検索これは避けたい解決方法です。めんどう。
ADFいらなくても、無線LANありなので、下位機種よりもMFC-490CNという選択になりました。A3スキャナをなるべく安くというのであれば、上位機種の
JUSTIO MFC-6490CN一択です。CISだけど。