Monday, January 07, 2013

LUMOTEC IQ2 LUXOS BとExposure Revo MK1 Dynamo バイクライトにて、ライト探求の旅は一度終わる

結論から先に言っておくと、LUMOTEC IQ2 LUXOS Bは買いです。 AXA 70 LUXX plus、Dosun U1、Exposure Revo MK1 Dynamo 、そして、LUMOTEC IQ2 LUXOS Bのうち、どれか一個を選べと言われたら、USB給電のことでちょっと悩みますが、LUMOTEC IQ2 LUXOS Bを選択します。それぐらい配光がダントツに素晴らしかったです。時速30kmまでの走行なら、LUMOTEC IQ2 LUXOS B一個でいいでしょう。以下、写真などをまじえて。

デジカメのISO感度によって、同じ場所、同じ風景の撮影でも見え方が全然ちがいます。その説明から。ISO感度をあげまくっています。ノイズものりまくり。ただし、少しの明かりでも拾ってくれます。
 上と同じ場所ですが、ISO感度低めで夜景モード、フラッシュ無し絞りゆるゆる。ノイズは無いけれど暗いです。と、まあ、同じ場所でも、ISOや絞りを明確に固定していないと、写真映りは大きく変わります。その前提で見て貰いたいわけです。
lumotec iq2 luxos b - Google 検索
実際はこんなに明るくありません。しかし、配光具合ままさにそのままです。横に広く薄く明るくしてくれます。前方の直進部分だけ、わずかに光が集積している。おそらくは、上部に配置されたLEDチップからの直接の光が照らしている場所です。

 exposure revo mk1 dynamo - Google 検索
REVOの実走。実際は、まだ明るいです。さらに、REVOは6W2.4Vのボトルダイナモ、Panasonic(パナソニック) 3LED発電ランプ SKL095に接続していましたので、全力ではありません。つうか、クロスバイクでは、どうやってもLED4個のうち2個しか光らせられませんでした。長い下りも入れたのですが、6V2.4Wのダイナモでは無理っぽかったです。じつは点灯しているのに気が付かなかったか、ボルトかアンペアの高いところでの安定で厳しくコントロールしているのかもしれません。


 REVOで近くの路面を照らして配光具合の確認。きれいな円配光です。これぐらいの明るさが道一杯に広がります。ただし、配光の切れる境目はぼんやりとしています。これはすなわち、トレイルには理想的な配光ということです。逆に街中では、はっきりいってオーバーキルの明るさ。水平方向に向けての使用は無理でしょう。眩惑疾走大作戦になります。
お、ちょうどいい具合。LUMOTEC IQ2 LUXOS Bは、だいたいこんな明るさが25-30m先まで続きます。

スポット配光ではありません、境界も何段階かの暗さの板が張り巡らされている感じ。横方向への広がりも、Dosun U1よりも広いです。スポット部分の明るさはDosun U1に劣りますが、時速30kmまではLUMOTEC IQ2 LUXOS Bを一個でもいいぐらいです。

眩惑上等の場合は、LUMOTEC IQ2 LUXOS BとExposure Revo MK1 Dynamo バイクライトを併用すれば。時速33~35kmぐらいの巡航も可能になるでしょう。時速40kmの巡航は、ちょっとクロスバイクでは一瞬しか出せませんでしたの試せませんでした。なお、DEFYでも追い風以外では3分ぐらいしか持ちませんので試す事ができません。前傾の深いドロミテの53-11Tならもうちょい持つかも? ただし、膝はガタガタになるでしょう。

LUMOTEC IQ2 LUXOS BとExposure Revo MK1 Dynamo バイクライトを併用して田舎道でテストしていたのですが、横道から出てくる車が、たぶんこっちを原付と間違えているような動きを何度も見ることができましが。それぐらい明るいです。なお、LUMOTEC IQ2 LUXOS B単独でも、わりと原付に間違えられていました。

LUMOTEC IQ2 LUXOS BとExposure Revo MK1 Dynamo バイクライトを併用して街灯皆無の山道も走りましたが、下りのカーブ以外は問題がありませんでした。流石に、下りはヘッドライトが無いと厳しい。しかし、登りと平坦では何一つ不安なく走行可能。バッテリーを使わずにダイナモだけでも山道をある程度の高速で走ることが出来るとは思いませんでした。海外の自転車用ライトの進化には驚かされます。

願わくば、明るいオートのハブダイナモライトやダイナモライト、できれば日本メーカー製のが日本国内でも普及して、被害者にも加害者にもなる無灯火や照度不足が減りますように。