Sunday, January 27, 2013

SUNUP ECO DS1-Rと相性問題? それ以前に端子の圧着で苦労する

ギボシ端子というのか、ファストン端子というのかいまだに判然としませんが、さらに困難を極めたのが、この形で圧着することです。



ロブテックスの端子で、この形に圧着するまでに、何個も端子を潰しました。後から判明しましたが、この圧着工具は簡易型で、使用する人間の技量がダイレクトに反映するものだったのです。

しかも、端子が足りないので、潰れた端子も端の方を切り飛ばしてハウジングに突っ込んで接続に使うという有様です。ショップで頼めば良いのですが、持ち込みの部材ということになるので、そこには厳然と工賃の壁が存在します。しかし、Lumotec IQ2 LUXOS Uをショップで買うと2万5千円ぐらいするうえに、まだモノが日本で販売されていません。LUXOS BでもAXA 70LUXX PLUSでも同じ事です。

ここで工具と端子を揃えておけば、後から追加のライトをつなげる際も自分でできる。安く済むというのもありますが、適当にタイラップでも何でもつかって接続・固定できるというのも大きいです。

ショップに頼むと、取り付けはきっちり仕上げて貰えますが、タイヤに巻き込む恐れがあるとか、あきらかに電力足りない2個接続、配線途中で水が入るだろうコード分岐などは断られるわけです。自分でやる場合は、自己責任の名の下に、好き勝手ができます。

というわけで、圧着の参考動画を見る事にしました。
圧着した後の端子部分を見ると、くるっと美しく丸まっています。さすがプロです。一番最初の自分が上げた写真と比較すると一目瞭然です。

動画を見ていて分かりましたが、ブッシュ&ミューラーのライトにも付属してきたこの端子は、オープンバレル端子という種類で、実は普通の圧着工具でなく、専用の圧着工具があったのです。


参考動画を見て、まず端子を挟む向きから分かっていくという、ほんとに一からの勉強でした。


自分用と、自転車ライトを自前で付けることに挑戦してみようという人用リンク。端子を潰しつつ練習すると、右のHOZANでなんとかがんばれるそうです。左はさらに小さい端子用で安いものでなんとかなるものだそうですが、どうなんとかなるのかは分かりません。(なんともならねえ)

で、動画を見たり検索していたりすると、ギボシ端子とケーブルの圧着を完全に間違っていることが分かりました。

ギボシ端子には圧着するところが2カ所あって「あれー、なんで2カ所なんだろう、ケーブルも長めに剥かないといけないし、2点で接続するってショートとかにならないの?」と思って、2カ所で剥いた電線と圧着していたのです。

そう、剥いたケーブル部分と圧着するのは一カ所だけで、下側の二つ目の圧着箇所は、ケーブルが抜けないように、ケーブルを挟み込む場所だということが分かったのです。

どうりで、AXA 70 LUXX PLUSは点灯したけど、REVO mk1 DynamoがDS1-Rで点灯しないわけだよ! 相性問題があると書こうとしていましたが、端子の圧着が間違っていたので点灯しないという話におちつくようです。そして、接続端子とコネクタ不足で繋ぎ直しもできないという。どうなってるんだろう。

コネクタープライヤー
わかりやすく書かれたサイト。なお、このサイトを読んだ後でも皮膜部分の圧着をまちがっていたもよう。

http://www.molex.com/pdm_docs/as/AS-502380-001.pdf
さらに詳細なら解説。うーん、やったらいけないことをたくさんやっている予感。