Saturday, June 18, 2005

歯の治療 5ターン目 修正

コア埋めと仮歯付け。拷問。と、書いていたら、メールで、「コアの埋め込みが痛いなど、そんなことはありもうさん」「あと、コアで保険が効くのは、バナジウムじゃなくて、パラジウムやけえ」という指摘をいただいたので、さくっと修正しました。

歯の治療5ターン目に、麻酔無しで、銀とバラジウム微量に金入りのコア、金パラジウム銀合金というブツを、歯茎に埋め込みました。素材の選択はできませんでした。かかりつけの医者が、コアにファイバー等はやっていなかったのです。かぶせるクラウンは、セラミックあり。

コアの形は、太めの短い釘ってな下のような感じ。

シルバーコア

単体で見ると凶悪すぎます。吸血鬼なら一撃で死にかねません。

コアをせんせいが用意している際に、埋め込む先の方がとがっているのが大変に不吉でしょうがなく悪い想像はふくらむばかりで、「あれを歯茎に入れるのは痛いだろうなあ」と思っていたら、案の定、どころか、予想を大幅に超える痛みでした。本当は痛いということは無いらしいんですが。先に埋め込んだ土台に、かぽっと嵌めるだけらしいので、でも、痛かったわけです。幻痛だったのかもしれません。

主観的には、歯茎を貫通して骨にあたって、しんしんと染みる系の痛さで、ぐっ、ぐっ、とコアを押し込まれるたびに、染みが強くなって、口を開けているので大幅にうめくこともできず、顔が歪みまくりになりました。そういえば、口をゆすぐ際に、あきらかに血が混じっていたので、なにかの手違いか、コケた際のダメージが抜けきっていなかったのたも。中切歯は、まだぐらついてるし。


というわけで、痛んでいることはせんせいに通じたらしく、どうも、まだ根本が落ち着いていないようだという診断がなされました。で、一ヶ月半ほど仮の歯で様子を見つつ、細かい虫歯の治療などもやっていきましょうという手はずとなったわけです。ついでに、ホワイトニングでもやってもらいますかいな。痛くないなら。


以下引用。バナジウムとパラジウムのちがい。
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http://h-machine.jp/mokutan/element/index.html


V バナジウム
Vanadium
バナジウム族 原子番号23
原子量50.9415 比重5.98
融点約1970K
遷移金属
遷移元素
鋼灰色の金属。4.3~4.4Kで超伝導を示す。
チタンに似て耐食性が良いが、空気中で熱すると酸化が進む。
低合金高張力鋼等に微量添加されている。


Pd パラジウム
Palladium
白金族 原子番号46
原子量106.42 密度12.16g/cm3
融点1825K
遷移金属
遷移元素
白金鉱、金、銀鉱中に含まれる銀白色の金属である。
水素を多量に吸蔵し水素化物を形成する。
硝酸、濃硫酸に溶けるが、白金より安価なので、各種の合金(歯科用、装飾用等)に用いられる。
又、触媒、陶器の黒色顔料、水素分離膜用合金等に用いられている。

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水兵リーベの歌で覚えていない範囲なので、そもそも、バラジウムを知りませんでした。ただ、健康食品オタなので、バナジウムは知っていました。なんとかの水によく入っているわけで。