Tuesday, June 28, 2005

パンク修理にはまる

ロードレーサーよりも少し太いぐらい、つまり、十分に細いタイヤからチューブを引き出せずに難儀する。

手では無理と判断して、専用の金具を使ってタイヤからチューブをはずすと、なんか、小さめのスネークバイトがあって、首をかしげる。
あれ、細いワイヤーがガワを貫通してたはずなのに?

とりあえず、空気を入れる。プシュー。スネークバイトから盛大に空気漏れ、水試験の必要は無いなー、と思って、軽く指でスネークバイトを押さえると、小さくコシューという風切り音が。あああん? 見ると、他の場所に小さい穴が空いている様子。

これも細いワイヤーが空けた穴なんじゃろかー? その小さな穴も、無理な姿勢で押さえると、さらにポシュー。三カ所も穴があいていて不可思議。ワイヤーの森にでもつっこんだのでしょーか。いや、それだと、なぜスネークバイトが? リム打ちでもないし、そもそも、大きな穴が空いたようなパンクじゃなかったけどなー。

三十度を超す気温のなか、小さな穴二つはなんとかパッチあて修理完了する。ところが、スネークバイトのパッチ当てに失敗しつづけて二時間ほどかかる。それでもなんとかパッチをあて終わる。で、むき出しの状態で空気をいれて、パンク修理終了を確認。修理開始から二時間ぐらい経過している。

あー、二時間もかかるなら、自転車屋に持って行けばよかったのになーと思い、チューブを、細くて固いタイヤにいれて、金具をつかって車輪にはめ込み。そして、あー終わったわいなー、と、フレンチバルブ式のタイヤに圧力計付きの空気入れで空気をいれると、スコーというこぎみよい風切り音が! ええっ、パッチの糊が乾いてなかったというのですかー、ドラドラですかー。

首を左右に振りながら固いタイヤを工具を使ってはずすと、そこには新たな小さめのスネークバイトが!

つまり、金具でタイヤを嵌めたさいに、自らの手でさらにパンクさせていたという罠。だって、タイヤが固くて手じゃ外れないからしょうがないアル!

もう、自転車屋に持って行こう、自分のパンク修理の腕に見切りをつけよう、とあきらめそうになるも、ここで引いたらパンク修理が身に付かないし、遠出したさいに自分で直せる可能性ゼロってことだから、それは困る。執念で修理再開。もしくは、新たなスネークバイトの穴空け開始。どうせこれ以上失敗して穴を増やしたらチューブ交換なんだから、練習しておかないと損なんじゃよー、という前向きな姿勢が大事だと思いました。

ほいで、コツを掴んで、細めの固いタイヤに、手だけでチューブを入れることが可能になりました。外すほうはまだ習得してません。精進を続けたいと思います。できるだけ、涼しい日に。