ここ数週間で日経平均が大幅に上げて、ちょこっとは下げての繰り返しで、なんかまともな株を買って、数日寝ていると、いつのまにやら資産が何%、下手をすると十数%ほど増えてますなあという愉快な状況において、こちらの手元には、まだ口座開設の通知は届いておらず、心の中の欲豚がブヒブヒと騒いでいるわけですブヒブヒー。
と、欲豚はブヒブヒ言っているのですが、本来の性格である弱気な熊は、「日本が加熱気味なら、米国株、つうか、バークシャー・ハサウェイのB株、あとgoogle株(日本のネット証券だと10株単位なので買えない)とかを買う準備を粛々とすすめるクマー」とささやいているので、米国のネット証券について調べています。といっても、日本とそんなに事情は変わらず、やはり、ネット専業の会社が安いようです。
また、日本のネット証券会社と違って、預かり銘柄数と資産額、月に行う取引回数、リタイア後の資産運用などの目的によって、受けられるサービス、口座の種類が細かく分かれています。「一取引が6.99ドルで手数料が最安!」等と、目立つところにある大きいバナーの宣伝文を鵜呑みすることなくサイトに書かれてある条件を見ていかないと、はまることうけあいです。
2chの先達は、AmeritradeとFirstradeを好んでいるようです。手数料が安いというのが大きな理由でしょうか。BrownCoは、安くてアメリカの比較サイトでの応答速度ベンチマークはそこそこですが、スレッドでは名前を見ませんでした。
米国株に投資をして2chのスレッドに投稿をする人は、中・長期向けの人が多い気がします。そもそも、中・長期だとファンダ派優勢になるので、理屈っぽいことを書くのに適しており、投稿が多くなるのかもしれません。短期派だと、アメリカの場合、ストップ安・ストップ高が無いので、退場確率は日本に比して大幅に高まり生存率は低くなっており、ITバブル崩壊以降は壊滅的な状況なのでしょうか。
2ch関連スレッド
アメリカに証券口座を開設しよう!!
Yahoo! Finance
バイ&ホールドを実践するスレ
米国株投資やってる?
米国株でデイトレ
アメリカyahooの投資信託検索の上位
Yahoo! Finance - Mutual Fund Screener
アメリカyahoo債権
Bond Screener - Yahoo! Finance Bond Center
日本で買えないドル建て投資信託や債権を買うことができるというのも、アメリカのネット証券のいいところ。ただし、日本に比べて手数料は少し安いけれど、一定日数売ることが出来ないなどの縛りがある場合もあります。短期派の方は要注意でしょうか。まあ、投資信託で最初から短期で売る方も無いでしょうけど、急にお金が入り用になることはあるわけです。
Fool.com
Broker Comparison [Fool.com: Broker Center]
登録が必要だけど、ネット証券の比較を見ることができます。先に手数料と、口座維持料から見たまとめだけを書くと、比較サイトには無いFirstradeが安いようです。ただ、板乗りなどの応答速度等は、ベンチマーク結果が無いのでわかりません。デイトレードで短期決戦の場合は死活問題です。中・長期派だと、板乗りは大きくは影響しません。最初の株収得価格の数%で超長期的には影響があるかもしれませんが。アメリカのネット証券で日本人の口座開設数が多いのは、いろいろなネット証券の統合の結果、ameritradeのようです。
以下、当方で分かった限りでのアメリカのお求めやすい手数料のネット証券会社のトップページと手数料のページ。
BrownCo | Online Investing
BrownCo | Fees & Rates: Compare Your Broker
Ameritrade
Ameritrade 手数料
Scottrade
Scottrade 手数料
Charles Schwab
Schwab Active Trading :: Commissions & Account Types - Commissions ? 手数料
E*TRADE FINANCIAL
E*TRADE FINANCIAL 手数料
Firstrade [Welcome to Firstrade]
Firstrade [Commissions & Fees]
Harrisdirect
Harrisdirect - Compare Us 手数料比較
Interactive Brokers
Fidelity Investments
Fidelity Investments 手数料
TreasuryDirect
アメリカ国債。間接的に日本人もばかすか買っています。そして、得られた利子も全部つぎ込んで、またアメリカ国債を買うという永久コンボ。個人で買えば、またアメリカ国債を買うという永久コンボに陥らずに済みます。いや、やっぱり、陥るかもしれません。日本の公定歩合とアメリカの公定歩合の差プラス税金が、為替差損を埋めない限りはコンボコンボコンボウッキー。
テラノバ オンライン
ハワイとか、ロスの日本人街のお土産物屋さんの雰囲気のような、一抹の不安を覚えてしまう私をお許し下さい。