Friday, October 13, 2006

米国ETF 国内ネット証券で釜の蓋が開くものの

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NIKKEI NET:経済 ニュース
楽天証券、ネット初の米ETF取り扱い


S&P500、ナスダック100、香港ハンセン指数、ハンセンH指数に連動したETFをネット証券では初めて扱うそうです。って、前身のDJL証券のままだったら、とうの昔に販売していたような。あと、話しは大きくズレますが、海外のETFを国内証券で買える、などというよりも、米国で販売されているETFを直接東証に上場してほしいものです。信託報酬が高い上にインデックスファンドに運用で負けているような外国株式に投資している投資信託を駆逐してほしい。

海外ETF関連で言うと、日興コーディアル証券では、楽天の取り扱いETFにプラスしていくつかのETFが販売されています。
日興コーディアル証券|外国ETF
楽天証券も、販売を広げるなら日興の後追いでなしに、海外REITに投資しているようなETFや、新興国むけに投資しているETFを販売するといいと思います。あと海外債券ETF。日本国内の証券会社においては、いずれも比較的高い販売手数料と信託報酬をとる投資信託ばかりです。いくつかのリスクを取るなら、海外の証券会社に直接口座を開くほが早いかもしれませんが。

それはそれとして、楽天証券も
Welcome to BGI
の一部門のiSharesが来年に東証でのETF上場に再度動かなければ、国内においてETF販売で十分にシェアを取る機会はあると思います。

iSharesは、iShares S&P500 ETF(と、あと一個、忘れた)を東証に上場しようとして果たせなかった過去があります。来年に目論見書の日本語翻訳縛りが解けたら再挑戦する可能性があるので期待しています。ちなみに、iSharesの日経225連動ETF販売停止の危機に陥ったことがありますiSharesの東証に上場していたTOPIX連動ETFは、いまはありません。BGIは、ソニー銀行で販売していたパッシブ型の投資信託を放棄した過去もあり油断はできません。

待てる人は、短期では10月23日に詳細がわかる、日興の投信スーパーセンターの、外国投信の管理料を見極めてからでも遅くないかと思います。より長期に待てる場合には、海外ETFの東証上場の可否を来年まで待つというのもありでしょう。

在日米国大使館に「東証でも米国のETFをさくっと買えるようにして下さい」というメールをするとか、待っている間にできることもやっておきましょう。
在日米国大使館への電子メール