Thursday, May 27, 2010

大迫純一が

Togetter - まとめ「(訃報)「ラブプラス」の寧々シナリオ担当の大迫純一さんが亡くなる」
大迫純一スレッド 2
ゾアハンター・公認FANサイト
ゾアハンターは熱かったです。


■■■ゾアハンター■■■
9 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 2001/05/03(木) 01:17
ゾアハンター読了。即座ににウリエルの娘を購入。
面白いっていうか、主人公がかっこいいし、作者の写真も、一時期の神林長平
みたいにかっこいいし、なにより、全編を通じて一本筋の通った

「あたまのわるさ」

これは、もう、すごいかこいいです。主人公のナイスガイ黒川丈
にむかい、敵の頭のいいという設定の男が話しかける
「きみはみかけによらず、頭が良かったんだねえ」
というような台詞。その台詞は、前後の流れからすると、ほんとうに
褒めている部分なんだけど、なにもかもがあたまが悪いので、ギャグに
しかなっていない。
挿絵は小島文美だけど、この物語に、ぴたりの挿絵師をあげるなら、ずばり
安永孝一郎(県立地球防衛軍、巨乳ハンター、陸軍中の予備校、火星人刑事などのひと)
いがいにありえん。

12 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 2001/05/14(月) 21:32
第三巻で、非業の運命をとげたヒロインのかわりに二巻から登場した
ヒロインがかます萌え狙いの台詞が
「うっきー」といって親指を立てること。
 地の文では、「猿の真似をしているのではない。おっけーという意味だ」
と淡々と描写される。
小説はまじめに書かれているが、作者がギャグ(天然)なのでどうしようもない
怪作にしあがっている。

14 名前: 著者のことば(上部のみ) [ウリエルの娘 より ] 投稿日: 2001/05/16(水) 19:29
未来とは、あらかじめ準備されているものではない。
運命とは、抗い得ぬ流れではない。
希望とは、遙けき彼方に輝く星ではない。
これは、そういう物語である。

そして、ヒロインは「うっきー」と言って親指を立て、
地の文で、「猿の真似をしているのではない。おっけーという意味だ」
と描写される。これを読まずして、いったい何を読めというのだ!

17 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 2001/05/17(木) 01:08
>>16
一巻は読めた。話しがそこそこ面白くて読めたし、展開も読めた。
ハルキの新人賞の最終選考に残れなかった作品。それは、まったく正しい選考だった。
でも、ぼんやりと蛍の光のように光る部分があった。
ほかでの実績もある。出版されたのにもうなずける部分がある。

二巻は、かなりスピード感がまして面白かった。勢い重視。かなり読める。
で、たぶん、展開も読める。伏線は伏線として読めるし、読みやすさ重視ですか?
と聞きたくなるぐらい。だけど、蛍の光だった、光る部分は、キャンプファイヤー
ぐらいの明るさになっている。その明るさってのを説明すれば、馬鹿っぽさ。ストーリー展開が
はやくなり、その分、無理が出て、大気圏突入時にただの石ころが空気の摩擦で
一筋の光の軌跡をえがくように、明るく、娯楽として楽しめる馬鹿っぽさがきらめいている。

三巻。混迷、揮発燃料と混合した空気が燃焼するように爆発燃焼している。
話しの出来じゃなくて、馬鹿っぽさが。ネタバレになるので言えないが、
主人公のダークヒーローに対するツッコミが、もう、まるで、フォレストガンプ
かアルジャーノのチャーリー(2週間目)かってな具合いで、
「どうして、あなたはこんな作品を書けたのですか?」
と問いかけたくなるぐらい、すごみを増している。
あと少しで、全盛期の島本和彦の域だ。
そういう読み方をすれば、激しい展開があると言えるだろう。

ゾアハンタースレッドに自分が書いていた感想がログ化して残っていました。左近はログ化もされないのですが、ゾアハンターのころはされていました。

未来とは、あらかじめ準備されているものではない。
運命とは、抗い得ぬ流れではない。
希望とは、遙けき彼方に輝く星ではない。
これは、そういう物語である。

物語のようにはいかなかったけれど、抗い、痕跡を残したことは、間違いありません。