Saturday, May 22, 2010

ちょいひめがFタイプカバーで、続きはあるのにLast Taleって

少年シリウス オフィシャルサイト|ちょいひめ|作品紹介|講談社コミックプラス
連載は継続しているけど、一巻だけで終り? という作りでした。Fタイプカバーってのは、手持ちのコミックではなかったのですが、一部のソフトカバー本で見たことがあったような、変形ペパーバッグみたいな感じの体裁でした。カバーを外した楽しみがありませんが、エコな流れに乗ったってなところでしょうか。

本の構造と各部名称-構成/規格/呼び方/仕組み
見返しとカバーが一体化しているわけです。

ちょいひめは、紙質が良かったので黒が映えていました。掲載しているシリウス本誌では分からなかったトーンのグラデーションも分かりました。あと、なんか、縦横の比率が記憶と違うような。これは、スキャンしてモニタで見ているからです。ワイドモニタのため、頭身がコンマ何頭身か印象と違うという。モニタ鑑賞のわなです。

掲載されている分では、UFO少女と雪隠少女が一話完結で、しんみりできる話でした。プロットポイントも葛藤もありで、きっちり物語が展開しています。絵柄と物語内容の適合もツボ。座敷少女の振り切りと最後のオチも、なんだかすごいことになっちゃったなと。

昔ばなし絵巻 作家紹介 - 奥はるか
にわか武士の話が全部読めるようになっています。

出雲かんべの里ホームページ 館長の部屋 にわか武士
こっちが大元の話。もとは死体から武士装備をはぎ取り、最後は逐電という話です。漫画になるさいのまとめ方、丸め方が絵柄と合っているのがポイントです。そして、絵柄に関して、一見すると、これは、長じれば、

竹本泉 - Wikipedia
ヤシの木などの慣れている物であれば、当たりをつけただけの下書きでペン入れしたりするなど、作画のスピードは速く、『エマ ヴィクトリアンガイド』で『エマ』の作者である森薫と対談した際、原稿を描くスピードについて「ネームが決まれば1日半から2日で仕上げまで」と発言して森を絶句させている。

竹本泉の境地に達する絵柄です。速度的に。ストーリー的にも、あと、講談社でデビューという点でも、もしかしたら、ほんとに竹本泉を継ぐ漫画家になるのでは、そんな感じ。

オクハルカにっき
講談社『四方世界の王』1巻・『ちょいひめ』1巻にメッセージペーパーをプレゼント。
COMIC ZIN -コミック・書籍インフォメーション-

作者公式サイトと、コミックおまけ付きの店舗情報。