Sunday, March 27, 2011

月刊少年シリウス 2011年5月号 なみえがダブルファング 

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今月もっとも輝いていたというか、持ち味発揮していたのは、尾玉なみえでした。風邪を引いて気管支あたりが痛いのに、読んでいてむせて大変だったという。それも2回も。おそろしや。おかげで風邪直らず、むしろ悪化。風邪はなおっていないのですが、後日読み返すと、タイトルが通常の「マコちゃんのリップクリーム」ではなく、作中の内容に合わせて「ザイアーのリップクリーム」になっており、震災を受けても小ネタは炸裂させるプロ魂が伺えました。

怪物王女はゾンビFPSシナリオに突入してます。LEFT4王女な状態になって次回待ち。ゾンビは走るよ派、いや、走らないね派だと、走るよ派が怪物王女のゾンビです。人外がフライングボディアタックしてきた回もありました。南久阿の出番無し。蜘蛛が高速で走ってきたら怖い。

「HIGHSCHOOL.F.THE DEAD」/「上山道郎」のイラスト [pixiv]
ソンビ絵をさがしていたら

「人狼ったー」/「上山道郎」のイラスト [pixiv]
上山道郎絵のリザを発見。流血鬼リメイクは上山せんせいしかできへんで! そういう世界。

まじもじるるもはシバキを悼む回。第一部で終わっていたら、とんでもない終り方として長く語り継がれたでしょう。でも、終わらないよねフツー。


少年シリウス5月号☆: 高橋祐の仁王立ち!!
表紙が夜桜で付録も夜桜CDだったにもかかわらず、なぜか16ページで話が中途半端に終わって、いきなり高橋祐のショートが6ページ投入。鉄板で代原じゃろ! これも持ち味なのか。むだにエロスなのがおかしい。

今月の「え、絵が描かれている」はアルタイルは見開きでした。王冠の裏とか描かれたのを初めて見ました。


AventureとBAROQUEは予定通りに休載。宮城県在住の作家の作品が掲載されていたのにはほっとしました。震災の影響が月刊誌にまで及ぶとは、3月11日の時点では思ってませんでした。津波と放射能がネックか。風邪で痛んでいる気管支、じゃなくて、季刊誌にまでも影響が出てきそうです。


新連載はレイプ目ヒロインが活躍する永遠図書館。2回ほどけっこうページのある読みきりが先に掲載されており、単行本がでるのは早そうです。スクエニ系の作家さんだったはずですが、ファンタジー系の受け皿が無いためか、シリウスへ転籍となった模様です。

永遠図書館なので、ボルヘスの砂の本展開かと思ったら、しっかりとしたファンタジーでした。ぱっと見ただけでは内容がわかりません。永遠の本を燃やすと永遠に燃えちゃう、世界が煙に包まれると大変だからどっかに隠した、でもいつまた見つからないかと思ってガタガタ震えている。そんなアレな話ではないのです。

赤星治人 エニックス - Google 検索
ほんとにファンタジー漫画の受け皿が減っているという。

絵柄とペンネームを見た瞬間、池上竜矢から「竜」の一字をもらったんけ? と思ったら、どうも違うようです。

藤井竜二 サンデー - Google 検索
アナカレ最新ニュース : 「少年サンデー」であと一歩で賞 受賞!
同名で、ビジネスや児童書で活躍されている漫画家さんもいらっしゃいます。一字違いの方も。

第18回「少年シリウス」新人賞結果発表
作品を見ることが可能になっています。本誌もWeb公開できるようなので、いずれはWebで掲載になるのかもしれません。

第18回「少年シリウス」新人賞結果発表
Psychedelic Heroineが怖い物知らずでびびる展開です。