「ルンバ抜けるだよねー」「……なにか特殊な性癖が?」
「いや、毛がぬける」「特殊なプレイでしたか」
エッジクリーニングブラシの毛が抜ける問題は解決しないものの、ブラシ3本中2本はまだ生き残っています。一箇所は一度ぬけたけど、接着剤で根本をかためていたので毛はまとめて抜けました。ですので、再接着は容易でした。が、そもそも「なんで毛が抜けるんじゃい!」とルンバを観察していると、わざと毛が抜ける作りになっていました。
ルンバ 裏側 画像検索
最新型では変わっていたなら欠陥だなと思いますが、ブラシの回転範囲にルンバ本体移動用のローラーがあることは変わっていません。と言っても、移動中はギリで踏んでいないんじゃない? そうでないと、ブラシをローラーが踏むたびにガッ! と方向変わるでしょ。それか、毛先が千切れていくか。
以前には、エッジクリーニングブラシの毛はブラシの根本のところに糸で縫い付けてあったらしいのですが、いまは接着剤での取り付けになっています。最初についていたエッジブラシはひたすらに丈夫でしたが。最後には毛先はすべて抜け落ちましたが、抜ける前は毛先が千切れていったようになっていたおぼろげな記憶があります。
通常走行する際にはローラーがブラシを踏むことはなさそうです。ローラーの接地面にまでは毛先が行きません。しかし、よくよく見ると、それは床面が完全に平坦な場合だけです。廊下外部のアルミサッシの溝まで乗り出した時や、ルンバが自動で乗り越えられるぐらいの段差を乗り越える時、ルンバ用のスロープを設置していてそのスロープで本体が傾斜した時、ガッ! とルンバのローラー前方がブラシ毛先に乗り上げていました。そりゃあ抜けるわけです。
しかし、それぐらいのことがメーカー側に分からないわけがありません。毛先が抜けやすい接着剤のみでの取り付けになったことと合わせると、エッジブラシーのモーターや軸にダメージがいかないように、わざと抜けやすくしているのではないかという考えに至りました。抜けやすくなったのは改良であると。
普段はローラーは沈んでいますのでブラシと接触することはありません。本体重量をスプリングでささえて動くようになっとり衝撃緩衝するようになっています。
前方のキャスターとローラーの距離よりも短く、本体と床面の普段の間隔よりも微妙に低い段差などを乗り越える際にはガツガツ当たります。回転制御していて、純正のブラシでないと当たるのかなと思っていましたが、観察している間、エッジクリーニングブラシはいつでも全力回転でした。
純正でないブラシで、ブラシが6本ついているものがありますが、6本ブラシをつけるのは相当にチャレンジです。
ルンバ ブラシ 抜ける
接着剤で根元を固める以外の対策……先端をカットする?
ルーロ 裏側
類似品はブラシの根元が可動するようになって対策されている――
ルーロ ブラシ 破損
そうでもなかった。まあ、トカゲの尻尾としては正しい挙動か……
なにが正解なんじゃろ。