https://www.food-expo-kyushu.jp/
整備に出していた車を受け取るついでに寄り道して行ってきました。フードエキスポ2016の九州うまいもの大食堂です。目当てがチキン南蛮だったのですが、公園の南西側駐輪場に自転車を駐めて公園に行くと、そこにチキン南蛮の店があったのです。前菜などなく、初手チキン南蛮とあいなりました。
タルタルソースはパック入りの既製品で普通な感じでしたが、甘酢とチキンの組み合わせが見事というほかありません。(なお、無補給で自転車を一時間漕いだ後の感想なんで、ちょっと上方向へのバイアスかかっています。)
チキン南蛮発祥の地は延岡だそうです。ここ最近放映している、ガラの悪いFateじゃなくて、ドリフターズの聖地が宮崎は佐土原(島津豊久の居城跡が佐土原)にありますので、北九州空港か福岡空港までやってきてレンタカーで移動される方は、佐土原から延岡まで行ってチキン南蛮を食べるというのもありでしょう。東九州自動車道を利用して南下していけば、佐伯ラーメンも食べられるコースです。佐土原では鯨ようかんもおすすめ。
もぐもぐしつつ、看板を確認。熊本からはいきなりだんごの店が出店になっています。これは抑えたい。つうか、九州各地に行かずともよいこの機会を逃さずリミッター解除の気合いで臨むことにしました。福岡の店はとりあえずパスする計画。
手羽先餃子っぽいものも。これも食べたいなあ。
公園内で勝手にコラボの例。おお。
高千穂牛コロッケとか宮崎産地鶏メンチカツなど心ときめく文字がたくさんです。しかし、まだ公園一周もしていないので、揚げ物は避けたい。我慢して先に進みます。
などといっていると、一見、なんの変哲もなさそうな焼串の店の前に出ます。しかし、よく見れば、メニューが一種類だけ。焼串のみ。一本700円と強気です。なんだろう?
いのしし肉の串焼きでした。福岡の店は回避する予定が早速破棄され、いのしし肉を味わいます。固めの肉ながらも焼き方がうまいのか臭みはありません。山賊ダイアリーでは、時期によってはくさみがひどいとありましたが、良い時期なのかもしれません。
にらメンコのお店。熊本から出店だそうで、地震の被害がたいへんなとこなんだろうかと思ったら、お店の人と話すと「上益城から来ました」「いま、お店があれです」「でも11月再開予定!」「福岡で阿蘇山噴火のニュースを見て震えました」「地震から半年になりますが、復旧・復興はこれからです。もう忘れられかけてますけど……あ、阿蘇山噴火で報道が入ると、震災の復興がこれからってわかってもらえるかな」等と、わりと過酷な状況でした。
まだ序盤でメンチカツは厳しいかと思っていましたが、具には牛肉が使用されていて上品な感じでした。でかい餃子を食べているようで満腹へ近づきます。パニーニ風にするか包子に包むとかしてもらえるといいのかもしれません。って、包子にいれると肉まんと区別できねえ。
熊本コーナーがまとまって配置されていたので、いきなり団子も食べます。もうそろそろ限界かー
というところで、福岡の店でパキスタンカレーが出ていたので食後のカレーライス香辛料でさっぱりしめたい。ここで、出店の三分の一を回ったぐらいです。後から振り返ると、野菜を食べたのは、にらメンコのニラと、いきなり団子の芋、このカレーの野菜だけでした。
もういっぱいいっぱいにもかかわらず、鹿児島から黒豚の焼串の店などが出て写真を取っていると、どうにも買わないといけない雰囲気になり黒豚焼串を一本購入の流れになりました。「ちゃんとした鹿児島黒豚の肉なんで、臭みがないでしょう?」などと言われても、もう味も匂いもわかりません。パキスタンカレーでいろいろと麻痺してきていて、なぜか肉が腹に入っていくのが救いでした。
黒豚の館の話などを聞いて、現地まで食べ来てくださいと言われて撤収。
大分の豊後高田からもピーナッツをメインとした店がやってきていました。ピーナッツアイスとかないですのん?
そして発見してしまった、馬刺しステーキ肉串のおみせ。
チキン南蛮 鶏
いのしし焼き串 猪
にらメンコ 牛、豚
カレー 鶏
黒豚焼き串 (黒)豚
ここに、馬肉をいれたら花札の役的なあれかな?
もぐもぐと食べてしまいましたが、この後、自転車を漕がないといけないという死亡フラグ立ちまくりの構図。しょうが醤油で食べてみたいけど、刺し身とは違うか。
牡蠣の店もでています。
以前にあたってから牡蠣はスルーしているので、これは目をそらすこともなく余裕の回避でした。
適当に散策。煎茶詰め放題はやってもよかったか。
しかし、家にお茶パックが豊富にあるため購入はしませんでした。
赤牛丼ならぬローストビーフ丼の店もでています。丼ものは米の炊きあがりで待ち時間ができるのか回転が悪いようでした。公園内で水の供給も限られていたようで、制限のあるなかからの出店で、焼き串オンリーや揚げ物が多かったのかも。出入り制限もなく、外部からの飲料持ち込みも可能であったため、酒、焼酎、ビールではないソフトドリンクの店は1~2店舗だけでした。
石炭ソフトは、そのご当地である糸田あたりで食べたの回避。
しかし、沖縄のうるまジェラートの店を発見。
この後に自転車を漕ぐことも考え、これをシメとしました。
季節はもう秋です。行楽地まわりでは、ロードバイク乗りがフルーツ系ソフトクリームをパクつく姿を見ることができると思います。集団で食べている人たちもいるでしょう。なぜかソフトクリームを食べている姿をよく見かける。確率的には焼き芋でもシュークリームでも肉まんアンマンカレーマンでもいいのではないか? なぜ、ソフトクリームを食べている姿を多くみかけるのか?
果糖とブドウ糖の補給が手軽にできて、グローブを装備していても食べやすい。体の冷却もできる。これがソフトクリームを選択する表向きの理由です。
裏の理由は、胃酸で喉や歯を痛めにくくするためにソフトクリームやチョコを食べるのです。グループライドの集団内でちぎり合いになる、トレイン崩壊を防ぐために無理をすると、負荷によってはロッパーしてくる場合もある。その時のためにソフトクリームを食べるのです。
まあ、自分の場合は飛ばさないので、食べたいから食べているわけですが、登り坂とか車の流れに乗らないと行けない場合はヤバイことになります。