Wednesday, October 05, 2016

折りたたみ自転車FLYWAY205Xで実走してポジションの大切さを思い出す

車の整備にディーラーにもっていって、帰りは自転車で帰ろうとなりました。ロードバイクをばらしてトランポするのが面倒なので折りたたみ自転車でさくっと帰ろうとしたのですが、さくっといったのは、展開だけでした。漕ぐのやっぱり辛い。サドル低くてポジションでてないのです。

シートポストは純正から5cm長いものに変更していますが、それでも足りません。じゃあ、さらに延長すればいいかというと、それは折りたたみするときにサドルが下がりきれずにバッグに納まりにくいし、走行中のシートポストクランプの部分にかかる負荷が増えます。テコで、テコの長さを延長した状態になるわけです。

折りたたみ自転車で、後からどうこうするのが厳しいのが、シートポストの長さとホイールベースの長さです。そこに金をかけてなかったゆえの現状です。ちゅうか、長いシートポストが5千円で、手組シてもらったハブダイナモが3万円超え、チューブとタイヤでいくらだったか、7千円あたり。ライトが前後で2万円いかないぐらいという構成になっており、「なぜ最初からハブダイナモ搭載の折りたたみ自転車を買わなかったのか……10万円ちょいの価格帯でTernのがあったのに……(テールライトが外国仕様で左側だったりと、追加で金はかかったはず)」それでも、サドルの高さだけはポジションがでていたはずです。


折りたたみ自転車
画像検索へのリンク。ホイールベースはタイヤとタイヤの間、ハブの中心の長さが無いものを選べば間違いありませんが、じゃあ、サドルの高さはどれぐらいを基準にすればいいのか?

写真を見て、ハンドルとサドルの高さが同じぐらいか、サドルのほうが高いものがポジションが出やすいです。ここ最近は、イカサマ写真が出てきているので一概には言えませんが、折りたたみ自転車の商品写真は、だいたいは、あげていい限界の高さまでサドルを高くしてあります。

写真以上にサドルは高くできないか、高くしたらテコの長さを長くするのと同じでクランプ部が壊れやすくなるパターンになります。イカサマ写真は、シートポストに書いてある限界値のラインより上までシートポストをあげていて、人を乗せずに写真だけを取っています。

そこらへんのごまかしは、他にサイトで掲載されている写真を見て、人が乗っている写真でサドルが低い~などで見分けるしかありません。が、そこはイカサマ写真を取る側も対策していて、小柄な女性を写真モデルで採用していシートポストを限界まで上げる必要がないようにして撮影するなどしています。優良誤認させる写真を公式であげるなんてのは、まともなメーカーだとしません。

安いものでポジションが出てさらには壊れにくいものを求めると遭遇する可能性があがります。ハイテンで重くても良いと割り切るか、材質がクロモリで高価いものを買うかすればサドル高さ詐欺は避けられます。サビにくいことや軽さなどの利点はありますが、サドル高さ詐欺に関してはアルミがいちばんヤバイ。