クレーンの種類の見分けがつかないという……さすがに、移動式クレーンのラフターとオールテレーンほど見分けがつかない感じではありません。ただ、格子構造のジブクレーンと工場なんかのなかにある天井クレーンまではわかるとして、あとはぱっと見だとおんなじものでは? 床上操作と床上運転のクレーンも定義はわかるけど、じゃあ実際に見せられてどっちなんだい? って聞かれると、端の方に操作するパネルがある初期状態だと「どっちだっけ?」となると思います。
あと、電気で動くモーターがメインで、今までのディーゼルエンジンについての話がありません。安全装置も別物でした。学科試験の合格率が移動式クレーン運転士よりも低い理由がわかりました。クレーンを理解することでなく、試験に受かるだけの勉強に切り替えて凌ごうと思います。
「そこからかい!」ポイントは、「……床上操作と床上運転クレーンも、この資格だったのね」
https://www.komatsu-kyoshujo.co.jp/KkjReservation/Subjects/CourseListSkillFloorCrane.aspx
床上操作式クレーン技能講習が独立して存在していることは知っていました。床上運転式クレーン運転免許とは別で、クレーン・デリック運転士免許があれば、床上操作も床上運転式クレーンも運転できるそうです。受験者数が移動式クレーンにくらべて、圧倒的に多い理由がわかりました。下手すると毎月試験でなくて、隔週で試験が行われています。
https://www.exam.or.jp/exmn/H_nittei206.htm
危険物乙4の「東京なら毎週試験やってますよ!」 レベルではないですが、頻繁に試験が行われている国家資格に入ると思います。
建物や工場、あるいは波止場にある固定されたクレーン、工事現場に設置されている移動しないクレーンがほぼ全部使えるようになると考えると納得です。
自分が行ったコマツ九州の教習所では、床上操作式クレーン技能講習は行われていませんでした。ですんで、説明や申込みの紙もなく分かっていませんでした。コマツ九州の教習所では、来年春から床上操作式クレーン技能講習が行われる予定だそうです。
学科試験自体は早めに受けようと思います。1日だけなら都合がつけやすいです。9月15日いけるならそれで、9月がダメだと、10~11月は無理っぽいので、12月かなあ。