Friday, March 08, 2013

DS1-Rにテスターを当てると予想外の数値が

 配線分離コネクタで分岐するつもりでしたが、ハウジングに挿入する端子にケーブルを2線つっこんで分岐させることになりました。
 で、DS1-Rの出力が実際にはどれくらいになるのかとテスターをあてると、測り間違えの可能性が高いのですが、直流で20Vぐらい出てました。あれ?

Dymotec 6は交流で安定しなかったのですが、自転車のダイナモは交流のはずなのに、なぜDS1-Rでは直流の数値が……

たしかに、下の方の商品説明に直流が出せるとは書いてあります。行動電源(ポータブルバッテリー)の直接充電、小3C(たぶん、消費電力が大きくないモバイルフォン)まで行けるとはありましたが、交流じゃなくて直流が出ているので、いくつかのライトで不具合が出ていたということなのでしょうか。わかりません。

http://hilolin.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/c-1782.html#.UTjvBT5UFIg
3Cの説明。


DS1-Rに接続した場合、 AXA LUXX 70 PLUSのリア用ケーブルからは電流が出ていませんでした。

DS1-R → AXA LUXX 70 PLUS → テールライト

テールライトが点灯しません。

しかし、LUMOTEC IQ2 LUXOS の入り側にDS1-Rを接続して、LUXOS Bの送り側の端子にテールライトを接続すると点灯しました。



点灯しているの図。

DS1-R → LUXOS B → テールライト

これは、テールライトがAXA LUXX 70 PLUSでも点灯しました。ということは、0.6Wだけ電気を流すのではなく。パラレルなのではないかという疑問が出てきました。

 OUT側にDS1-Rを接続してブン回すと、片側1灯のみ点灯したREVO MK1。原理不明。
 コネクタで分岐するような配線。

配線にせっせとハウジングを付け倒していたので、分岐コネクタがあれば並列接続には簡単にできます。直列用のコネクタをつくれば直列にもできます。

DS1-Rの場合は発電量にクセがあり低速時が特に暗いです。高回転になると、突然、煌々と輝き出します。どっかんターボ状態です。そこにさらに直列接続は相性が悪そう。


 DS1-R → AXA LUXX 70 PLUS
   ↓
 → LUXOS B → REVO MK1(LUXOS Bの送り端子に)

接続すると
暗いながらも3灯がすべて点灯しています。
どれを選択すればいいのか?

考えるに、DS1-RはUSB給電のためや、トレイルランの登り局面などで発電できない時間が長いため蓄電機能が高いREVO MK1など、ライト本体に蓄電能力が大きいものと相性が良くないという結論に到達しました。

ちょっと考えて、ロードにいま装備されているのは

DS1-R → LUXOS B → B&Mのテールライト

このような構成です。でも、テールライトがたまに消えるという。電圧変化を感知してブレーキランプのようにブレーキ時に強く光らせる機能が悪さをしているのかもしれません。走行していると、テールライトが勝手に消えるているという。直結にすればいいのかも。



今回分かったことで、LUXOS Bの送り端子に普通に接続すると並列接続になるようです。ということは、

LUXOS B
1 - アース線でダイナモへ戻り
2 + ダイナモから電源入り
3 - アース線でテールライトから戻り
4 + テールライトへ電源送り


LUXOS B
1 - テールライトへ電源送り
2 + ダイナモから電源入り
3 - アース線でダイナモへ戻り
4 + アース線でテールライトから戻り

こうつなげば、直列になるのではないかと思っています。接続すると点灯は確認しましたが、DS1-Rだと明るさの違いは今ひとつわからず。