Friday, August 05, 2016

7月31日 熊本ライド 巻島さんならぬ益城さんは風景かわってました(作成中)

 http://www.ranobe.com/2016/08/blog-post_51.html
つづきになります。
阿蘇の青空と雲。
見慣れていないので、この雲が何を意味するかわからなかったというのがなんともかんとも。
NV-U37の情報が古くなっていても、下道はそうそう変わらないだろうと思っていたら、震災の影響で通行止めがあちらこちらにあって、遠回りを強いられます。
橋の隙間もまだまだという感じ。
延々とつづく土嚢道。
そういえば、いつか来た時は水田だったようなと思いましたが、すぐに震災の影響で米作りが無理で、大豆転作地になったんだなと思いあたります。
ひたすらに通行止め。
脇道に行けば路面にひび割れと、まあ、まだ被害の中心地、益城にたどり着いてすらいないのに見てすぐ分かる被害が山盛りです。
繰り返し青空の写真を振り返って忘れないようにするの図。
橋を渡ろうとしたらパイロンがあって、白い繋目かなと思ったら段差でした。
700Cタイヤ飲み込みそう。これ、夜走行で初見だと死ぬですなという。
益城空港へ向かう道を進みます。この時点で、阿蘇に登ろうなどという余裕は消し飛びます。
まだ被害が少ないところです。
建物が残っている地点ということは、被害の中心地ではないという。

歩道を行こうとしたら、生活に必要な車道はなんとか直されているけれど、歩道は脇に落ちたままという状態で侵入できませんでした。

この時点で、阿蘇から益城に進む気力は残っていませんでした。
ヤマザキデイリーストアで補給。桜島とりのチキンカツおにぎり。赤牛ローストビーフおにぎりがほすぃ。
オストメイトありということで、観光地仕様になっています。

もう帰ろうと思っていたころ。雲行きが素人目にもあやしいことがわかります。
まだ間に合うだろうという激甘判断をくだして走行を継続します。
遠くは晴れで、自分のいる場所は雨。
まだ雨宿りでなんとかしのげるだろうという感じでしたが……
判断ミス。雷雨になってどしゃぶりです。木陰では雨宿りの意味が無いレベルの本降りになっていました。この日初めて、スマホで雨雲レーダーを確認すると、ものの見事に雨雲が南下してきていました。

地元ローディが数時間前に阿蘇を離れる方向に突っ走っていっていたのは、雨がふるのがわかっていたのかと白目になります。

雨宿りをできる場所をもとめて、歩く人影無しの歩道を走行することになりますが、段差が直っていないということを失念していたわけです。


700C車輪の高さほどではありませんが、雨の中、マーティン・アシュトンなみのジャンプを2発決めることになります(盛りすぎ)。

雨の中、歩道走行していると、前方の視界の端にチラッと暗い路面が見えていたかともうと、水がrt路面の先にガッツリ落ちていって落差の激しさが予想されてマジヤバイ! ってな局面を抜重してジャンプして避けるわけです。もうやりたくない。


なんとか雨宿りできる地点に行くと、十数分後に雨があがるという。
熊本駅から輪行撤退を決めて、雨も上がっていたのでてれてれと熊本城に寄ります。神社側を走行すると、遠くにブルーシートが見えてカメラでズームすると
あらら。
こりゃあ時間かかるだろうなあ。

神戸の震災で、とある神社の復旧が終わったのが今年・2016年だったとか、そういう世界になるなと思いました。(氏子も被災していたので、寄付が集まり補修するのが最後の最後になったそうな)
熊本駅に昼間に来たのは自転車では初めて。
177km超えていました。最後の上りと風景が距離よりも効いていました。
輪行袋に入れましたの図。レベレイトデザインのサドルバッグにしてから、輪行がグッと楽になっているのが救いです。
博多駅にもどってきて、デイトス麺街道で鹿児島ラーメン。

熊本の被災風景よりは消化がはやいけど、胃にはもたれる仕上がりでした。