先に結論というと、DL11は青めの光が気にならず、飛ばさないなら買いです。 青さに関しては、蒼き流星SPTレイズナーなみに青いです。以下レビュー。
停車時点滅機能のある、YSDのDL11を購入しました。停車時点滅機能というのは、自転車を停止しても、LEDがチカチカと点滅する機能です。、夜の信号待ちや、夜道のカーブや上り坂で減速したさいに自分の位置を周囲にしめすことが可能です。
ダイナモは4.5V1.2Wで、ローラーはゴムタイプ、サイドのマッドガードはありです。
カンデラは公称値で約2,000カンデラ。ただ、中を見ると、うーん、DL10っぽい文字があるような……はっきりと確認はできませんでした。「2019-D4」という文字は確認できました。DL10ベーズの場合は、公称2,000カンデラで、実は2,500カンデラまであると思います。
ただ、「D」はわかるんですが、ほかの文字がレンズで歪んで確定できません。
比較のため、パナソニックのNSKL134を先に撮影。すでに自転車に取り付けていたものでもあります。NSKL134は色温度は低めで、配光もフロントフォークに取り付ける場合に最適化されています。
ちょっと暗めに写っています。あいかわらず携帯で撮影。夜景モードとかがわかればもうちょっと、こう、なんとかなるのかもしれません。
NSKL134は自分を眩惑することもないつくりです。これは電動アシスト自転車にとりつけているんですが、なんだかんだで、電アシにまでつけるぐらいに自分に適しているライトです。ふつう、電アシにブロックダイナモつけないですよね……
ほんで、DL11です。青い。明るい。でも青い! 明るさは、タイヤサイドのラインがくっきりでるぐらいに明るいです。公称の2,000カンデラは時速15kmでの明るさです。低速からでも明るいですが、一定速度以上だと頭打ちになる感じでした。
配光はスポット気味ですが、中心の明るい範囲はNSKL134よりも少し広くて暗め。あとはDL10よりも少し広い? 公称2,000カンデラが正しい場合は、周辺へ配光するようにしたのかもしれません。なお、停車時点滅機能ありといいましたが、通常の走行時でもオレンジのLEDが点滅しています。
特徴として中心光が青いです。手前は黄色みがかっているので、レンズで分離されている都合なのかもしれません。
ハンドル操作しつつ撮影といういけないパターン。眩惑はないです。
強引にスマホを前に出して撮影。立ち漕ぎ全力で前のめりだと眩惑あるかなあぐらい。
停車時点滅機能を確認。
左 ビビDX初期装備の点滅テールライト
右 DL11 点滅ライトです。
点滅ライトと組み合わせると、前輪にカバータイプのマッドガードやパニアバッグをつけていない限り、360度から視認できる感じです。
停車時点滅機能があって、軸がいままで同じ長さ、あと明るいというブロックダイナモは、競合製品としては、ハート型に光るパナソニックのものしかありませんでした。
丸善のMLA-8も、低価格帯の軽快車に初期装備の電球ブロックダイナモと置き換えるとリムドライブになりがちな軸の長さでした。
テスト中に、T字路(丁字路)で自転車をとめていると、目の間をバイクがかっ飛ばしていったんですが、少し手前で距離を取るように中央線ガワに寄ってくれました。停車時点滅機能だけでもあるとっ被視認性の高さが段違いだなあと思った次第です。
スポット気味の配光を活かして10m先ぐらいの路面を照らすようにすれば正面に対する眩惑も低減できて、あと、停車時点滅機能でみずからの安全性も高まります。前方水平に向けるには防眩されていないので明るいだけしんどいです。
てなもんで、そんなに速度を出して飛ばさないという人には、ダイナモも軽くて停車時点滅機能もあるのでおすすめになります。1,100円ちょっとなので、低価格帯の軽快者の電球ダイナモライトを置き換えるなら選択にいれたいところ。
夜に飛ばすひとは最低でも6V2.4Wのダイナモで、防眩されている明るい、でも、眩しくないダイナモライトを使いたいものです。
日本amazonからでないと面倒という人には、明るいダイナモライトとしてはIQ-XSがおすすめです。
明るいダイナモライトの最初の1個としてのおすすめは、取り付ける自信があって、工具も手元にあるなら、LUXOS BかUです。他のB&Mライトとも違う端子部なので、ファストン端子の圧着からになります。いまかんがえるとつれえライトです。