数日前のニュースですが、夜中にライトつけずに自転車で走行なんてものは見つけやすいし、そもそも自転車にライト器具がなにもついていない場合は言い訳もできません。取り締まる側からしてみるとボーナスゲーム。お店で買う場合、最近だと、ハブダイナモとそうでない場合の同じモデルの自転車の価格差は5千円から多くても1万円ぐらいです。一回つかまると埋まりそうな金額です。「それだったらハブダイナモにするか……故障かわざと配線外す以外では点灯するやろ」と考える人が増えて、少しでも無灯火が減ればいいと思います。
競争が激しくなると、尾灯も配線して常時点灯がもとめられて、ハブダイナモで給電する尾灯ありモデルも毎年購入できるようになるかも。いまでも、尾灯がハブダイナモで点灯するモデルはあります。バンムーフとかそうですね。軽快車でも数年に1モデルぐらいはでてきます。不思議なことです。
marukin自転車紹介(レアルタシティ)
https://youtu.be/HQGaSc2gCuo?t=15
マルキンのレアルタシティのインター5(内装5段モデル)が一時期、ハブダイナモで尾灯も点灯していました。配線がされているってことなので、B&Mの停車時点灯機能ありのものに交換もしやすかったモデルです。いま、マルキンには、ハブダイナモから給電する尾灯のあるモデルはないようなのが残念。レアルタシティはソーラー充電の点滅尾灯はつくようです。
今の日本だと、「赤の点滅光が道の端を動いている」は自転車と認識されています。これが「赤の光が点灯」だと、トンネルなどでは壁面灯と認識されることがあるのがネックです。
和歌山の国道トンネルで自転車事故
2020-01-08 赤松 正行 ライド, 事故, 和歌山, 安全, 考察, 自動車
http://criticalcycling.com/2020/01/traffic-accident-in-wakayama/
追突の遠因に、ヘッドライトを点け忘れた、左寄りに走行する癖がある、後続車の接近に気を取られていた(追記参照)、自転車のリア・ライトをトンネル壁面の赤ランプと勘違いしたなどを挙げ、最大の原因は運転者である自身の不注意だと言う。
https://youtu.be/Ip7TmiuaYU0?t=52
いや、自分も一瞬見間違えました。
自分も点灯させているので、似たようなシチュになったことはあります。ただ、たぶん相手は故意だったのかなと思っています。幅寄せされてどうしたものかと、フラットペダルの特徴を活かして、左ガワのペダルを上死点にして路肩の段差すれすれにタイヤを近づけてしのぎました。
それ以降は、トンネルを通過する場合は、管理用の側道にあがれるのであれば、必ず上がるようにしています。