Monday, April 25, 2022

のんきに草刈りをしていたら急遽召集され草刈りをして一万円もらいました

 先日、草刈りの初動というか、使っていなかったナイロンコードを巻いて使っていました。近くに走ってきた自動車が急にとまって、「やばっ、石かなんかどんだかな?」と思っていると、自動車から出てきたのは建築士(たぶん2級)の顔見知りでした。

「いいところに! その草刈り機もってついてきてー」「なんなの?」「草刈りしてー」と言われて、まあ、草刈るだけなら……ナイロンコードの習熟できるしいいかな と、のこのことついていったのです。場所も近かったし。

そしたらですね、草刈りは草刈りでも「建物裏側の草むらの隘路に蛇が出た」「エアコン業者が蛇がでてこないようにしてもらわないと工事できないと言っている」「知り合いの業者に連絡してるけどつかまらない」「蛇は2匹いて、どうも巣があるかも?」「せまいところの草刈ってー」という、おもしろ現場だったのです。

草むらというレベルではなく、灌木とツタがエアコン設置予定箇所までの通路を塞いでいました。とりあえずナイロンコードでやれるところまで、灌木の手前までと思ったら、ツタで進めません。ナイロンコードではツタがうまく切れなかったのです。

しょうがないので、鋸鎌だけは持ってきていたのでツタをちまちまと手刈りしました。切りつつも、ツタはなんとかなったとして、灌木どうすべえ……家に帰ってレシプロソーもってくればいっぱつだけど……エアコン工事が押してる? 鋸鎌チャレンジ! なんとか切りました。少なくともエアコン室外機が搬入できるぐらいには。

切った灌木は持って帰ることに。2枚刃、マルチャーブレードつかえればその後は楽だったんですが、初見のまったく知らない他人様のおうちの裏側で壁を傷つけてもアウト、地面を鉄刃で切って土の中にケーブルが這わせてあってもアウトという状況です。ちまちまとナイロンコードをヒュンヒュンいわせて、あと、ブロワーで風と音を出して、蛇が出てこないように弥縫策をとりました。

エアコン工事が押してるのか、もうエアコンを隘路にかかえて搬入しようとしていて、その室外機のビニールとったらナイロンコードもう回せないからね! と、オズワルド伊藤せんせいのように突っ込みそうになりました。ただ、よく考えたらすぐに室外機はツタに埋まるだろうから汚れてもバレねえなということに気が付き、地面の葉をナイロンコードで散らしてエアコン屋とアイコンタクト。蛇に噛まれて病院搬送されたら新聞の地域面にのる。おたがい、それだけは避けたいという意思疎通ができたような……そんな気がしました。

灌木が持って帰れるサイズでなかったので、引きずり出して鋸鎌でカットしていきます。持って帰りさえすれば、ガーデンシュレッダーに突っ込んでさらにサイズを小さくできます。

てな感じで、作業賃として一万円もらいました。領収書の但しを「蛇避け祈祷」と書こうと、スマホで祈祷の「祷」の字を検索していたら、「除草作業か草刈りで書いてください」と言われて草刈りにしたのがオチになるのでしょうか。