自宅サーバのSUSEを9.2から10.0にアップグレードしました。まあ、あんまり変わらないんですが、セキュリティホールは減ったのでよしとしましょう。
ひとつ気になったのは、普段横に置いているサーバケースをひさしぶりに縦にすると、HDDから、なんか面白いハーモニーが聞こえてきたことでしょうか。HDDは消耗品と割り切るしかないとか、そんな感じ。いちおう、フロントのファンから吸い込まれた空気がHDDに当たるようにはしていますが、横置きで蓋解放なので、エアフローの恩恵が薄いようです。かといって蓋を閉めると、マザーボードのチップセットの廃熱が追いつかなくなる予感。やはり、押し入れは無理があるのかもしれません。
今度の10.1にバージョンをあげるさいに、HDDに一から入れ直すのもありかなと思って、最近のHDDを調べていると、SeagateのBarracuda 7200.9 の300GB以上のモデルが、16MBのキャッシュを搭載していることが分かりました。
Seagateから3.5インチHDDの“Barracuda 7200.9”
シリーズが一挙に7製品登場!
Maxtorのもので16MBのキャッシュを積んだものがるのは知っていましたが、静音性が今ひとつという印象があるため考慮していませんでした。といっても、今やSeagateとMaxtorは一緒なんですけど。ドライブを作っている工場は、いまのところ別なのかもしれません。で、Seagateにしても、メディアスキャンの音は消せないという罠があるのがなんとも。
しかし、16MBのキャッシュをうまく使うことができれば、HDDの負担も少しは軽減されるかもしれません。同じ作業を繰り返すサーバ用途ならば、と、夢を見たい時もあるわけです。