読むのをやめたシリーズものの続きが気になる。完結していないものもあれば、完結しておらず、完結しないだろうなあと思っていたら数年ごしで完結して、しかも、続きがあるかもしれませんというシリーズもあるので、これはいったいどうしたものかと。具体的には、皆川ゆか。完結しているティー・パーティシリーズの終わりも気になる。とは言え、こっちは途中で読むのをやめているのでさらに状況が不明瞭です。どこからどう読めばよいのやら。あと、読むのに自分の心が耐えうるかという問題もあります。津原やすみのころの津原泰水とか、いまからいったいどう読めと。台詞のフォントが変わっているキャラとか、今読むと余裕で死ねます。いや、痛すぎて痛くないの法則により、むしろ無痛読書可能やも。
と、古めの作品だと、青春やらネオ青春エンタなキャラクター心理描写はともかくとして、やはり、作中でインターネットと携帯電話が出てこないのがネックかもしれません。「お前のPC、グーグルからアク禁されとんのかい」「携帯で連絡を取れ」「メールも非到達なんかい」ミステリでいう「DNA鑑定したらんかいワレー」というのと同じ状況が繰り広げられているわけです。ああ。当時、きっちり読んでおけば、このような些細なことで悩まなくてすんだものをー。
その点、アスプリンのマジカルランドシリーズは、異世界ファンタジーということで安心です。でも、完結編のあとに普通に新刊が刊行されていくのは、あまりにもマジカルなので勘弁してください。で、いまは日和見して、ティー・パーティの最後をググっているので、部屋の片づけが進みません。どうなったんだ後野まつり。