Monday, April 24, 2006

麻婆丼

本格的な四川麻婆豆腐のうまい中華料理屋にランチに行くと、食券機のメニューに麻婆丼が増えていたんです。麻婆定食と値段は同じで、どう違うのかと推測するに、普段は皿に盛られている米飯がどんぶりに盛られて出てくるのではなかろーかという結論にたどり着きました。麻婆定食は何度も食べたことがあるので、麻婆丼にしようということになりました。

で、出てきた麻婆丼を見ると、これが、ででで、でかーい! 直径25cmの丼っつうか、大きめチャンポンどんぶりに半分が米飯で半分が麻婆豆腐で、いわゆる小型洗面器にご飯大盛り・何らかの大食い選手権ですかという量だったのです。もしかして、市井の中華料理店で行われている草の根反日活動なのかもしれません。だが、ちょっと待って欲しい、と朝日の社説なら続くでしょうか。逆に考えてみると? もしかしたら、これは日中親善の草の根大盛り運動なのかもしれないわけです。それとも、単に食べきれない量の料理を出して、食べる方も少し残すのが中国式マナーというのを徹底する店になっていたのでしょうか。けっきょく、すべて食べきり店を出たのですが、謎は深まるばかりで、すっきりとしない感情とお腹だけが残ったのです。つうか、麻婆定食にすれば良かったと。