Tuesday, April 11, 2023

トップチューブが地面と平行でないと死ぬ病は事故がおこるとダメージが増大しやすい 原因は700Cタイヤにも

人気のサイクリングロードで自転車同士が正面衝突 62歳男性が死亡 ヘルメット着用しておらず 京田辺市 FNNプライムオンライン

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Wレバーのコルナゴで昔から乗っていたそうです。昔と違うのはたぶんタイヤサイズ。見た感じ700Cですが、昔だったら650Bでフレームもワンサイズ小さかったのではないかと思います。つまりでかいフレームに乗っていた。

サムネイルの自転車を見ると、ハンドル角度とステム角度を下にしてバランスを取っていたのでしょう。フレームサイズが体にあっていたらステム角度も水平にしていたのではないでしょうか。

ブレーキの位置からして常に下ハンで前傾が強めの姿勢で搭乗。前方を見るためには顔をあげつづけるしかありません。腕はまっすぐに伸ばし気味だった可能性が高いです。それでノーヘルとなると、事故が起きた時は頭部にダメージが大きくなります。

まず、ぶつかった瞬間に首から上が大きく振られるので軽度の脳震盪になりやすく、とっさの行動も難しくなります。そしてノーヘル。首でブリッジして衝突時の衝撃をいなせるプロレスラーレベルで鍛えあげているとかなら別ですが、ヘルメットはしておきましょう。

ランドナースタイルだと、こんな感じのはず。ハンドル角度、ステム角度、タイヤの直径と太さ。全般に650Cや26インチだと低めで地面への脚着きもよく、速度がでているときに自転車ごとバンクさせているときになにかあっても、最悪の場合は足を犠牲にすればなんとかなる可能性があります。ハイサイド転倒で頭から行くか、足を地面に擦るかって感じですが、自転車だと軽いのとペダルとビンディングがあるので……

と思ったら、事故の自転車はフラットペダルっぽいうえに、リフレクターがどこにも見えねえ。転倒でカットんだ可能性もありますが、リアリフレクター、ペダルリフレクター全部がいっぺんにってことは、安全にはステータス振っていなかったもよう。せめて、タイヤサイズが小さくフレームも体にあっていれば。