Tuesday, October 31, 2006

Firstradeに入金完了して迷走する

もしかして、PCの販売価格がそうであったように、日本も投資信託等に関わる費用が海外なみに安くなるのでは? 現物株式売買手数料はすでに先進国最低クラスざんすしー。と思って海外のネット証券に口座を作り、送金しないまま1年が経過しました。で、日興の投信スーパーセンターが出来て、手数料体系を見ると、あまり安くなっていなかったわけです。さらに為替手数料が米ドルで片道50銭。ネットで完結させておらず、実店舗もあるのでしかたがないのかもしれません。とりあえず、投信スーパセンターは、外国債券インデックスファンドはよさそうなので口座は開設しましたけど。

で、約1年前に、ローコストの投資信託を求めて海外ネット証券で口座を作りました。ただ、為替変動リスクはともかくとして、送金出金手続きが面倒くさい上に激しい送金手数料がかかるわけです。あと、ブログで投資状況を書いて利益が出ていた場合「納税どうしてるんですか?」って聞かれても無視したりして2chで晒されたりすると、たいへんに気まずいなと思っていました。追い打ちを掛けるように、為替相場も円安に振れてやる気を大幅に削ぎ、送金はノビーノビーになっていました。

ところが、国内ネット証券会社で投資していた投資信託の1年のコストを計算すると、為替手数料を払ってでも、海外ネット証券で投資したほうが、はるかに良いと分かったのです。いまさらながら。取るリスクはほとんど同じで、買付け手数料、信託報酬、口座管理料でリターンに1%以上の差。保有しつづければ保有しつづけるほど、差は複利で広がっていきます。あと、為替も長期投資ならキニシナイ! と割り切ることができるようになりました。ほいで、Firstradeの口座あてに、郵便局で送金をしてみたわけです。入金の反映を確認。出金の確認はしていないのが玉に瑕ですが、ソニー銀行のドル口座あてに今度試してみようと思います。

さて、口座から投資可能にはなったのですが、これから何に投資したらいいかが、もう、まったく迷走しているわけです。インデックスファンドをメインにするのはいいとして、じゃあ、S&P500なのかDOWなのか市場全体のインデックスなのか、新しく出来た鉄鋼ETFやら環境ETF等は、まだ先人達も買っていないので試すと面白そう、ああ、でも、国内ではピクテ・グローバル・インカムという高コストで分配金が派手なファンドが超人気(預かり資産一兆円越え)なので、団塊の世代の退職金がさらに回ってくる前に、グローバルインカムで投資対象が重複しているエクスペンスレシオが0.2%以下のナイスなETFを買っておくと先回りで儲かりそう、いや、先回りなら日本で投信が設定されるまえの新興国インデックスETFの方がー、ベトナムとかマレーシアとかベルギーとかどうだろう、金とか銀のETFもー、手堅くバンガードの投信にしたほうが追加投資が少額で行えていいかもー、とかまあ、どうしたものやらと迷ってます。いや、どうなんですかね。ほんとに。おしえてえらいひと。

藤田郁雄(銀座人)の最適ポートフォリオ
みんなの投資 投資信託でゆっくり確実に資産をつくろう!
投資のえらいひとと、その著書。著書では語られていないことが、サイトの投資先で無言の内に公開されていてときめき。ランダム・ウォーカー信者から見ると債券割合多めな感じ。でも、ウリも人のことは言えないニダ。って、自分のポートフォリオは債券ものばっかりだよおっかさん。それって市場効率仮説を信じてないってことじゃーん!

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挙げられている参考図書を読めば、大ゴケだけは避けられるようになります。

Firstrade [International Accounts]
Firstradeの海外からでも口座を開けますのご案内。その際に必要な書類の一覧や送金に必要な住所など。電信送金の場合には、Firstradeに口座を作ったのちに入手できる口座番号が必要になります。ネット上でFirstadeで検索すると、このサイトが上位にくるため、追加で情報をまとめざるをえないという、そこはかとない責任感が。

Firstrade [Valet Account FAQs]
$10,000以上の現金、もしくは金融資産の預け入れでデビットカードが貰えることのできる口座になります。コストが年に$80かかるのが難ですが、日本で言うと預かり現金が、MRFからMMF(毎日決済)になるので、実質的なコストはもっと下です。ただ、デビットカードを盗まれた時に国際電話でアカウント停止を速攻でできる英会話のテンプレートを身につけておかないとまずめな感じ。



心の中の欲豚を制御するためのありがたいお経が書かれた投資本。ありがたやありがたや。