でも、前のホイール、というか、最初からDEFYについていたPR-2ホイールも28ホールでした。1万kmは乗ったと思いますが、スポーク折れは2本ほどでした。うち1本は、脊振山を登ってちょっと時間が経過して折れました。今回も同じで、山の下りで抜重まで手が回らない高速ダウンヒルを悪路でこなす、さらに体重は重いとなると、スポークは折れやすいようです。
他には、今回の手組のデュラエース ハブ、MAVICのオープンプロ リム、星だったはずの14-15バテッドスポーク(強度のいらないところを補足して軽量化と空力改善を図っている)ってのは、条件としてはあまりかわりません。
今回のスポーク折れは根本のところでぶち折れていますので、考えられることは、やはり、スポークテンションの調整が難しいということです。11速用のデュラエースハブを、スペーサー使用で10速で使っている。そもそも、11速が手組みには厳しいという。
改善する手はありますがためらっていました。どのみちリムテープも外しての作業になるため、良い機会だとおもって改善策を実行してもらうよう依頼しました。すなわち、DT swiss非対称リムで組み直してもらうようにしました。
ホイールの歪み試験の結果
http://www.sai-men.com/arc/2936
で、困っていても事態は刻一刻と変わっていってるのでそれに適応せねばならんです。今のところコレでも体重が60kg以下の人なら問題無いと読んでますが75kg以上の方には説得して他のホイールをお勧めしています。これまで何本か9000デュラのハブで手組ホイールを組んだんですが全て体重が軽い人向けだけ。体重86kgだとダメでした。というか、この情報を知ったのが、デュラエースハブで注文した後だったという。ただ、スポーク折れという事態がわりと速い段階で発生したため、あきらめて、DT Swissの非対称ハブRR440で注文しなおすことになりました。
rr440 asymmetric 11速
http://bit.ly/UxFAPV
DT SWISS:新製品情報》 Asymmetric(左右非対称形状)を持つハイエンド・アルミニウムWOリムが発売!
http://www.riogrande.co.jp/news/node/30338
これでだめな場合は、5700のリアハブで32Hのものを探して、rr440 asymmetricで組んでもらおうかとぼんやりと考えています。以前にワールドサイクルでも手組ホイールとして注文できていましたが、5700のリアハブが払底しているのか、ワールドサイクルでは注文リストから消えました。自分は近くのショップで組んでもらうのですが、やはり、5700のハブは弾が無くなってきているようです。
オリジナルホイール(ロードホイール)のメーカー一覧
http://www.worldcycle.co.jp/category/3144.html
ああ、そうか、デュラハブの32Hという技もあるのか……
なお、シマノハブ以外の別解もありますが、そのうちの一つ、NOVATECのハブは体重制限で使えません。
角島往路でのゲリラ豪雨の写真。この時に装備していたリアバッグが、わずか20分ほどの峠への道中でなくなりました。どこでカッ飛んだか不明。気がつくと、リアキャリアから消えていました。
失ったもの
リアバッグ本体、中に入れていた東レのエントラント使用の通気性がナイスなカッパ、昨日ウエパで購入したばかりのミニフロアポンプ、夜用のスワンのクリアオーバーググラス、井関食品の塩タブレット、ハンドクリーム(小)、輪行バッグ(!)、スプロケットカバー、チェーンカバー、ワイヤー錠2セット、コカコーラ250ml他という、ちょっと被害額を算定したくない感じです。
なかでも、輪行袋と東レのエントラント使用のカッパは痛撃です。クリアオーバーグラスもしんどい。ああ、そういえば、夜用の反射ベストも入っていました。ライト以外の雨、夜装備が全滅といっても過言ではありません。
バッグから固定が良いものを買い揃えなおしということになります。というか、これって、デュラエースハブじゃなくて、デュラエースホイールが買えていたんじゃあ。
ぐったり。