Sunday, April 15, 2007

十神真サイトでA3スキャナの新機種を知る

企画野球マンガを描かされた心の傷から立ち直りつつある十神真サイトでA3スキャナの新機種発売を知りました。スキャナは以前の機種も所有されているそうで、使用頻度も高いため、バックアップのために購入と相成った模様です。

ババさま 耳が痛い | スキャナ注文
http://blog.togami.moo.jp/?eid=520247

台湾Mustekから新しく出るA3対応のスキャナは、光源が冷陰極蛍光ランプからLEDに変更され、さらには待望のUSB2.0対応を果たしています。LEDへの変更で読み取り時の消費電力の大幅な削減、およびウォームアップ時間の短縮を果たし、USB2.0対応で読み取り速度の改善が図られているようです。待機時の消費電力は、ちょっと謎で増えているような……

新搭載のLEDランプには状況により善し悪しがあるようで、キヤノンの場合はCIS機の新型にはLEDランプが入っていますが、同時期に出たフラッグシップモデルのCCD機には冷陰極蛍光ランプが使用されています。スキャンする面をぴっちりと接触させるのが当然のCISと、スキャン対象が部分的に浮いた読み取りもあり得るCCDとの違いと思います。反射の違い? まあ、この辺は適当な予想ですので、実際のところは分かりません。

台湾Mustekのサイトで本体の詳細を見ることが出来ます。下位機種の ScanExpress A3 USB 600 Proも同時期に発売されるようです。利ザヤが薄くなるのと、性能的に対して違わないので、日本の通販ショップでの取り扱いは期待薄め。前機種の価格から考えると100ドル内外の差がある感じです。

Mustek Products ScanExpress A3 USB 1200 Pro
A3-Sized Scanning
1200dpi x 1200dpi Optical Resolution
Quick and Easy USB 2.0 Interface
48-bit Color Scanning
Software Function include M-Pal iDS, Scan, Copy, Fax, Email and OCR


エニスル Mustek ScanExpress A3 USB 1200PRO A3スキャナー
http://enisuru.jp/5_35.html
エニスル Mustek ScanExpress A3 USB 1200PRO 製品仕様
http://enisuru.jp/mustek_A3_1200PRO_specification_01.htm

読み込みサンプルが週刊少年ジャンプというのが末法の世、ってなぐあい。おそろしや。ノド部分の影写り防止ツールとあわせて世紀末救世主伝説です。製品使用のページでスキャン速度を見ると、高精度でスキャンする倍に読み取り速度が大幅に低下しています。分水嶺は、LSI内蔵メモリにバッファできるかできないかにあるようです。エニスルの商品紹介ページではLSI内蔵メモリを16MBとしています。

十神真サイトで分かる使用方法(前機種)は「漫画原稿をペン入れまでする」「スキャン(dpi不明)」「PCでトーン処理などの仕上げ」です。モアレ、トーン削り効果のトビなどの確認はパチスロランド、スーパーパチスロなどコンビニで入手可能な出版物で可能なのが有り難いところ。

「このすげえ白い背景をトーンワークや集中線で誤魔化せ!」の、トーン、集中線処理をPCで出来るかどうかは作業時間を大きく左右するために、「一日は24時間しかない」とか言って、いつか新コミまんが家養成講座でも取り上げられる日がくるのかもしれません(絶対こねー)。

関連サイトとか
エニスル
漫画パチスロランド -トップページ
スーパーパチスロ777 -トップページ
何故A3スキャナは安くならない?
スロマンガのスレ Part35
単行本化きぼんぬ。DE! カルト5を(ぉ


週刊少年サンデーの漫画ハウツーはコミックにまとまることもあります。表紙がコナンなのが罠。上記は基本にして奥義がシンプルにまとめられているという恐ろしい本。小野敏洋絵。「台詞は分からなくなる直前まで削るのがテンポが良い」「質問に答えない」「派手な引きを作る」「でも、引きはさらっと流してインフレを防ぐ」などの技術がさらりと。対象読者が意味を理解できるのは十数年後、ひょっとしたら一生理解できないかもという技術まんさい。ただ、小学館コミック -新人コミック大賞-など公募の副賞に、なぜ、ファクシミリが必ず含まれているのかの説明はありません。おそろしいことです。