Thursday, March 22, 2012

夕方にやってもヒルクライム 九千部山に行ってきました

九千部山がなんだかヒルクライムするにはちょうどいいらしいということで、苦手の登りをなんとかマシレベルにするべく登って見ようという事になりました。でも、登りの麓までが遠い上に、出発したのが午後4時過ぎということで、ちょっと時間的に無理がある感じでした。それでも行きでは、川端の梅に目を奪われて写真を撮影して時間を使っていきます。
梅です。梅のはずです。
実は、梅なのか桜なのか分からなかったりするという。紅梅なら分かるんですが……
なんだかんだで体力を消耗して九千部山入り口にたどり着きます。すでに17時半を回っていて、登るべきか退くべきか悩みます。まあ、ヤバくなったら引き返せばいいかということで、ヒルクライムに挑戦することになりました。
田んぼが広がっています。すでに杉山の中を走っているので鼻水が止まらない感じだったのですが、イネ花粉は無いにしても、野の草花の花粉なども飛散していて鼻呼吸が困難になっていました。
広めの棚田が広がっています。
少し登ると梅。
ビニールハウスと梅。あとは咲きかけの桜? よく分かりませんでした。
道の両脇に梅が咲いています。
登りでゆっくりと梅の間を走るのは気持ちが良いものです。花粉がたぶん鼻水を垂らしているんでしょうけど、それはスギ花粉のせいにしてペダルを回します。いや、フラットペダルなんで踏むだけです。というか、この先で、踏むだけではどうにもならないなという勾配に出くわしてぐったりすることになるんですが、この時までは陽もあったし、体力も残っていました。
け、けっこうな高さまで登ってきたなということが実感できます。九千部山は標高847mぐらいです。この標高を甘く見ていたことを、下りになって身をもって知る事になります。
梅畑かなにかでしょうか。梅干しが作られるのかな。漬ける用の紫蘇もどこかに植えられているのかもしれません。ああ、ビニールハウスはひょっとしたら紫蘇を栽培していたのやも。
自転車を入れずに一枚。この先は視界も開けず、撮るものも特に見つけることができず、ひたすら漕ぐ事になります。途中、12%越えの坂があってふらふらになりました。リアの28Tを封印していたので当たり前といえば当たり前なんですが、なんとか24Tで漕いで行きます。きついところは、いんちきダンシングか蛇行でしのぎました。トップチューブバッグを装備していったのが間違いで、ダンシングの際に膝に干渉して気になってこの上ありません。しかも、中身は、ガッツギアのゼリー(マスカット味)が一個だったので、サドルバッグに入れてくれば良かったです。 【味の素KK】「アミノバイタル」 | 商品一覧 | 「アミノバイタル」ゼリーシリーズ イナズマイレブンGO 部活応援ゼリー『アミノバイタル』ガッツギア しかも、ガッツギアのイナズマイレブン仕様だったという。一個98円で200kcalで、アミノ酸1500mg入りなので、コストパフォーマンスはまあまあです。味は、はっきり言って旨い部類に入ります。パッケージが250gと大きく、内容量を詰め込める分だけカロリーに比して味に余裕を持たせることが出来たのではないかと考えます。通常、一個で200kcalの180gゼリーは不味いものが多いので、これからの季節にゼリーを買われる方は、安いゼリーをドラッグストアで発見した際に、一気にまとめて買わないようにしてください。不味いゼリーも、飲む前にしっかり揉むとマシになることがあります。 即攻元気ゼリー(バランス栄養食品)|パーフェクトプラス|株式会社 明治 カロリーは100kcalですが、おいしいかなというゼリーです。同じシリーズの200kcalの即効チャージ グレープフルーツ味(スポーツドリンク味)は、ちょっと嚥下にコツがいる味になっています。ブドウ糖とマルトデキストリンでカロリーを稼ぐと、他の会社のゼリーでも同じ傾向にあります。
てなことを考えつつ現実逃避して、なんとか頂までたどり着きました。麓から一時間はかかってないかなというぐらい。早い人は35分で登ってくるそうです。ヒルクライマーなら40分台だそうです。弱ルーラーには無理な話です。つうか、装備的にも相性悪いのです。とくにホイールとタイヤ。安くて丈夫、でも重い。安価仕上げのロングライド仕様だと、とくに登りはしんどいです。
自転車で展望台下までいって、あとは徒歩で登りました。遠くに街と海が見えます。
見晴らしの良いところで、アンテナ設備があります。海の境目と雲が溶け合って、じばらく眺めていたかったのですが、この陽の落ちた後の暗くなっていく速度、そして、気温の低下を実感しており、そうそうゆっくりも出来ません。
ぼちぼちと街の明かりも灯ってきています。
九千部山夜景 - Google 検索 夜景を撮影する技術は、身につきませんでした。つうか、三脚などもありません。とりあえず、キャンドルモードで撮影していますが、面白いようにノイズが乗っています。
懲りずに挑戦して失敗の図。夜景モードは三脚かカメラ固定のアイデアが必要なのであきらめています。 夜景モード - Google 検索 夜景モードを正しく活用しよう! [ 夜景撮影.com ] 最下段に作例があります。極めると、コンパクトデジカメでもここまで撮影できるのだなあ、と。
この後の下りでは、速度と暗さで道の状況が確認できない。ハンドル固定のライトはあったけど、頭部に装備するヘッドライト無しなので曲がる先がどうなっているか分からない。 速度を落とすためにブレーキをかけ続けなくてはいけないけれど、指ぬきグローブだったので指先がかじかんでブレーキを握り続けることができないという死亡フラグを立てまくりでダウンヒルに挑むことになりました。指がかじかんで、だんだん感覚が無くなってきて、真っ暗の道を、時折対向車のハイビームに煽られながら下っていき、なんとか街灯が設置してあるところにたどり着いて心底ほっとしました。                                                                                                 薄暗いFL20Wの明かりを頼もしく感じたのは初めてでした。あー、オーバーグラスを装備していたのも間違いだったかな。風があるので装備しないというわけにもいあkなかったのですが、透明のオーバーグラスにするべきでした。                                                                                                                         そんな夜にサングラスをしてヘッドライト無しで山道をダウンヒルしてなんとか生還しましたが、さすがに道先が見えないなかをダウンヒルというのはもう繰り返したくないので、ヘッドライのは安くて保ちが良く評判が良い(でも電池が重い)、デルタピークのものを買おうと思います。 充電池と充電器の都合上、単3揃えだと何かと都合が良いです。軽量化を考えると、単4を単3スペーサーで使用するという技もあります。その場合はランタイムは短くなります。ハブダイナモからUSBの500mVとLED一灯を取り出せるようになればいろいろと捗るようになると思いますが、まだ先の話になるようです。LEDだけでも大進歩を感謝しないといけないのか。                                                                        頭部装備用のライト。左がセンサー方式で評判が良いもの。右がスイッチ方式で評判が良いものです。いずれも単3が3本必要です。つまり、ちょっと重め。短い距離ならいいのですが、200km越えになると電池数本の重さはかなり堪えます。SOYJOY2本分のスペースが無くなるし。それでも暗くてコケるよりはいいので、ついつい予備を持っていってしまうという。他に同じデルタピークシリーズでも、当り外れが大きいようです。センサーの誤動作や、配光変更のスイッチが硬かったりと、いろいろあるようです。運悪く雨天に遭遇して走行することもあるので、単純なスイッチ方式の方が自分には適していると思います。                                                                                                                                                                                    ヒルクライムとダウンヒルで思い出した漫画。 【山田穣】がらくたストリート Part4【月刊BIRZ連載】 自転車描写だと2巻のロードはちょっとあやしい感じです。前輪のクイックレリーズの向きが接触したときに緩む止め方になっている。ハンドルまわりでシフターが親指レバーありのSORA風なのに、ケーブルが触覚無しで105以上の納め方になっている。横風の影響を軽減するためにスポークの本数を減らされる前輪、力を受けるために多めのはずの後輪のスポーク数が同じ。ホイールでなくタイヤに「DURA~」のロゴがある。ヒルクライムでレースにも出る少年(ホイールはデュラ)のフレームがクロモリの描写になっている。ビルダーで組んでもらった? でもシフターはSORA風。あと、接近した描写があると、ジュアニアスプロケではまりそう。でも、自転車漫画でないので誰も困りません。