Monday, March 12, 2012

長崎往復 帰路 オーバーグラスを忘れて地獄を見る

ranobe.com: 長崎往復 往路 追い風 西海パールラインを快走して角煮まんじゅう
続きです。

帰路も坂の街からはじまりなので、坂を登っていても斜面におうちで坂の街。

パールラインの辺りは走っていて気持ちが良いのですが、その始まりには、やはりげんなりというか、ロングストレートの果てに坂、その坂を越えても坂、降りて坂、登って坂。そして、向かい風にのって飛んでくる花粉が眼に対する大きなダメージをもたらします。この写真は、時津日並の日並バイパスです。

日並バイパス - Google マップ
ここら辺。北を向くと、素晴らしい景色が映ります。自転車で向かい風でオーバーグラス無しの花粉症患者には地獄に見えますが……

往路ではガスが出ていましたが、帰路は視界が良好でした。西海パールラインはドライブならもってこいの場所でしょう。自転車はー、つらいです。とくに花粉の飛ぶ時期は。パールラインは125cc以下のバイクも走行できません。

西海橋。新旧あります。そこの公園の食堂は、駐輪した自転車を見ながら食事が取れる座敷席があるので、長めの休憩と食事を取らせてもらいました。

渦潮(西海橋)2010 - YouTube
時期が良ければ渦潮も見る事ができるそうです。


気合いがあれば、新旧の橋を徒歩で行く散策ルートもあったようです。

西海橋エンチ - Google 検索
ここでちゃんぽんを食べました。海産物が豊富な海鮮ちゃんぽんでした。あらかぶ丼が名物だったそうで、ちょっぴり残念。

西海橋 エンチ
コカコーラの自販機の奥側に座敷席があります。その座敷席の窓の横に自転車を止めさせてもらって、盗難などの恐れなく食事が出来たので幸運でした。ナビやライトを外さずに食事ができて、ほんとに助かりました。

帰路も終盤です。今回は胸焼け対策で、補給食のメインをソイジョイからゼリーに変えていたことを功を奏して、胸焼けは軽微な被害で済みました。風の影響をおさえるべく、ドロップハンドの下を握って前傾して漕いでいたので、被害ゼロにはなりませんでした。

海岸沿いの景色は美しいのですが、海岸沿いは山肌にあたった風が吹きすさんで、ほぼ全て逆風だったのが思い出したくないポイントです。

すでに色々と余裕が消えて、日も消えるってなもんですたい。

そして突発イベントのパンク。後輪がパンクして、エンド保護のために倒立建てかけを実施してパンク修理です。パンクはまだ500kmもしていないサーファスのSECA 25Cでしたが、フラットプロテクションという耐パンク用のプロテクターが内蔵されているはずでしたが、そのプロテクターを見事にガラス片か鉄片が貫通していました。で、レースに使えるというのがうたい文句の一つらしく、高速コーナリング時も安心の58デュロメーターのコンパウンドが側面にも配されているということです。そのためなのか、気温が低いためなのか、ホイールから外すのに、とんでもない時間がかかりました。

レバーは一本は入って持ち上げる事ができるのですが、2本目、3本目が入らない。2本目を1本目の近くに入れることができれば、あとは3本目のレバーで魚の三枚おろしのようにスッと外すことがいままでのタイヤでは出来ていたのですが、まったくレバーが入りません。試行錯誤したのち、1本目と2本目のレバーと同時に差し込んで力を入れることによりタイヤを外す
ことに成功しました。パンクはリム打ちではなかったので、イージーパッチを貼って即座に修理完了。

で、はめる時がまた一苦労したわけです。気がつくと、温泉施設の前で一時間ぐらいハマっていました。その性で、バッチリ風邪になりました。向かい風で痛めつけられ、突発的な風邪で苦しむという暗黒展開です。場所は駅の近くで、輪行バッグもあり、温泉施設もあったので、温泉に入って輪行して帰ればよかったのですが、300km越えを目論んでいたので自走帰還を選んでしまいました。判断ミスだったと思います。まあ、おかげで一日走行300km越えの達成本数は増えたんですが、風邪が長引きそう。つうか、インフルエンザだったらどうしよう。

タイヤは貫通傷があるので新しくしなくてはいけません。またサーファスのSECAにするか、トラブルが少なく、填めやすかったブリヂストンのエクステンザRR2(LL)に回帰しようかなと思います。値段が倍ぐらい違うのが難なので、もう一度サーバ巣のSECAを試すかも。あと、サーファスのSECA 25Cは行きつけのショップに在庫がありますが、エクステンザのRR2、それもLLの25Cなんてものは在庫はしていないのです。サーファスのSECAにして、気温があがる初夏での着脱の評価待ちにするかなあ。

走行距離は約313kmでした。200マイルあわせの走行ができるコンディションではなかったので、切り上げたのは正解でした。翌日起きると、声がガラガラで、鼻水は黄色で、副鼻腔で雑菌繁殖状態のしるしでした。

鼻水 黄色 - Google 検索
あと、鏡を見てびっくり、目が完全に真っ赤でした。目じりも引っかいたような腫れで、頬も額も赤く変色していました。花粉の季節にロングライドはもうしないようにしたいと思います。