自転車板の写真部スレッドで、なんか、場所によってはもう紅葉終わってるという話を聞いて、ああ、終り掛けならとっとと見に行くかと、紅葉の名刹らしい大興善寺まで自転車で行ってみるかということになりました。
以前につつじの季節にロードバイクで行って酷い目にあったので、今回はクロスバイクで行く事にしました。車重は重いですが、一部の区間で車重云々でなくギア比が坂道向けでないと飯後ロッパー確実な難所がいくつかあったのです。いまのラレーのブロードマーシュはフロントトリプルで44-34-24T……だったかな? インナーは22Tかもしれません。
(今、検索するとシマノのアリビオで44/32/22Tっぽいです。44Tしかあってねえ)
リアのカセットスプロケットも27か28T、もしかしたら30Tか32Tだった感じです。(なに一つ分かってねーじゃねーか!)
現行のラレー ブロードマーシュは48Tからのトリプルのようですが、自分のは44Tからのトリプルでした。48Tはうらやましいですが、軽量化されていない時のキャリア有り・サスペンション有り、さらにいまは重量のあるマラソンプラスタイヤという組み合わせのブロードマーシュなので48Tは日常的に踏めないかもしれません。リアが8sなので、クロスレシオのギア比なさそう。
それはそれとして、一つ地元の峠を越えて、さらに別の峠を走る横道から、今回の目的の大興善寺への山道になります。山道の入り口は早速の22Tが必要なポイントでして、ロードだとコンパクトクランクの34Tと28Tでも、ちょっと胃液が戻ってくる檄坂ポイントです。下向いてもがく手は、途中にあるゴルフ場からの車が多いので使えません。
といって、ダンシングできるかというとできないわけでして、シッティングでひたすら堪え忍びます。22Tだと踏んでも進まないという。
途中で猫っぽいものが山の斜面にいる幻覚が見えたと思ったら、ほんとに野生のにゃんこでした。まさかエサは山で小動物を狩っているのか? ゴルフ場からの客がエサをやっている? 謎はつきませんが、とりあえずパスして進みます。
で、調べていなかったので、山道が崖崩れで通行止めになっていないのを知らなかったということになりました。しにたい。ただ、経験上、この道のふさぎ方だと自転車は通れるふさぎ方なので、とりあえず行けるところまで行ってみようということにしてみます。
途中の水源地。
坂道が厳しく、かなり涼しい温度でしたが、ペダルを踏みまくっていると汗がだらだらです。これで下りで冷えるとロクナことにならないと分かっているのですが、換えのシャツなどはリュックに余裕があったのに保ってきていないという始末。
さて、崖崩れはどうなっているかなと漕いでいくのですが、道は悪目です。ロードで悲惨な目にあった、湧き水が道路を横断して泥除け無しに突っ込むと酷い事になるポイントは、泥除けありのブロードマーシュなので余裕で突破できました。
崖崩れポイントに到達しました。車は無理そうです。重量のあるバイクもヤバそう。ロードバイクは25Cで、湧き水ポイントさえしのげばなんとかいけそうです。シクロクロスで水なんてキニシナイ場合は余裕でしょう。クロスバイクはしんどかったです。
ガードレールごと落ち込み。途中の道路では、重機がたどり着けるように各所補修しているぐらいでしたので、完全普及はまだ先になりそうでした。
炉端の花。車が通らない分だけ、排気ガスの影響がないので綺麗でした。ああ、それは良いポイントだなあ。
白さが排気ガスで汚れずに白いままになっていて、赤が引き立ちます。
山を越えて民家がある地点までくると、道端に三々五々とコスモスが植えられています。
色も豊富です。
大きな道にでるとコスモス畑が。これを見ただけで、今日一日が救われました。
大興善寺。この時点だけでなく、山道を越えている段階もで、なんか、すげえ緑の中だったので、紅葉……あれ? もう終わって……? え? いや、ほんとは、最初の峠の時点で、もしかしたら、あれかなーと薄々気がついてはいたのですが。
TTSUTSUJI。そのままです。
で、まあ、予感通りに緑。なんじゃこりゃあ。
ちょっと赤いかなといぐらいです。
大興善寺チャンネル - YouTube
紅葉がみごとだと、このようになるそうです。
園の中腹から紅葉めぐり - YouTube
MTBで早朝に進入して紅葉ダウンヒルかましたい。仏罰てきめん。
ライトアップ期間もあるようですので、その時にまた来たい。いや、もういいかな、とほほ。
前輪だけ蓄光テープを投入してみました。ブロックダイナモライトのマジ軽ライトは左右に広く配光しているので、わりと光る感じです。ただ、これは夜間モードなので感度があがって派手に映っているだけで、ほんとはぼんやり明るいぐらいです。光ってるのは分かりますが、シャッキリした輝きはありません。やはり、そこは純正のレイトレックが良い様子。
蓄光テープは、エルティーアイの5mmモノを使用しました。ホイールの左右に貼る事になるため、エルティーアイ(LTI) アルファフラッシュ 高輝度蓄光テープ(極細幅5mm×1m×3巻)だけでは足りずに、結局、もしかしたらリアにも貼るかもということで、都合9m分を購入することになりました。テープだけで三千円オーバーですので、これから取り付けるという場合は、純正のレイトレック商品のほうがいいでしょう。というか、明るさ不足をどうしようか頭痛い。
最初からamazonでレイトレックを買っておけばー。
といっても、いまさらどうしようもないため、セリアで売っている100均のLEDサイクルライトをフォーク部分に固定という技を考えています。ただ、手持ちの100均サイクルライトで試してみましたが、相当に近接してライトを配置しないとダメでした。あと、光がサイドにダダ漏れ。いや、なんで純正を買わなかったんだろう、とほほ。
帰りは山道を避けて元の有料道路から帰りました。交通量が多く、アップダウンも山盛り、ただ、つらかったです。