Monday, July 14, 2014

400m登るのに1時間ぐらいかかっていることが判明

 いつの日にか見た紫陽花。
 阿蘇でもいいところがなかったので、練習がてらにヒルクライムに挑みます。標高だけは大観峰とか阿蘇火口の自転車がいける高さと同じぐらい脊振山です。板屋峠から最近全線が舗装された自衛隊道路を通って登るまではコースを決めていました。

地球にのって、地球を回すという地動説派の自転車乗り看板を発見。
 板屋峠超えまではなんとかなんとかというところでしたが、その先、自衛隊道路からは完全に余裕が消えます。自衛隊道路入口で、34T-28Tを投入して、完全に退路無しの崖っぷち状態。これ以上軽いギアはありません。

心を無にして登ります。やまの陰影が、波のごとく。ああ、そうか、やまなみというのは、まさに山の波なんだなあと気が付きます。
 わずかの時間だけ吹き抜ける風が視界を広げてくれます。
 今日、登ってよかった。下るときは死にかけたけど。
 南からの風が霧を運んでいました。
 頂上付近は完全に霧の中で、気温も一気に下がってきています。そういや、初春の夜の板屋峠下りは寒さでブレーキを握り込めずにひどいことになっていたなあ。
 板屋峠の分岐を戻らずに反対方向に初めて行ってみましたが、坂本峠や東脊振トンネルに出るのだったのだなあと、ほんとうにいまさらながら。完全に選択間違いでした。

南畑ダムのほうへ下ります。
下ってまた登りになるのですが、件でまったく足が回りません。時速30kmぐらい。下りの追い風でいったいなんで足が回らないんだ? ふと、ナビを見ると、1700kcal以上消費していました。ハンガーノック寸前だったので、見かけたヤマザキデイリーストア前の自販機で、ブリザードを買って飲んで、あとはなんとか家路をこなせました。

帰って食べた、コストコのプルコギ風ビーフと炒めた玉ねぎがおいしかったです(小並感)。