Friday, July 04, 2014

自転車で1日500km走る技術はローラー台は必要じゃないよ派でした

なんか、1日500km走行を達成した回数が1回というのにこのタイトルはないような気もしますが、「1日500km自転車で走るにはどうすべえ?」という問いに、常識的な範囲で考えた戦略が書かれています。

平坦路を選択する 長い時間走る 休憩を少なくする 追い風コースを選ぶ 情報機器を使う

いずれも、まっとうな感じです。間違っても クランクとシートポストに入れる電動アシストキットを導入する 痛みを無視できる薬を使う 前走の風除けライダーを金で雇う タンデム自転車で漕いでくれる人を雇う ロープウェイで自転車に乗り込めるコースで何度でも上り、スキーのように下りだけをひたすらこなす、などは書かれていませんでした。正しいことだと思います。

トレーニングに関しては「しない」方向でまとめてありました。結局はそれが長く続くのだと。自分の考えだと、負荷あり3本ローラー台か、固定ローラー台を購入して継続することができれば、それに越したことはありません。

さくっと重版がかかったようで、ロングライドの本でも売れるんだなと驚きました。自分が購入したのは初版でしたが、重版では誤植が直っていればなあと思います。気がついた分では

P98 10行目 指南の技 → 至難の技
P116 後ろから2行目 後輪を外すだけで入るような大きな輪行袋 → 前輪を外す~
P135 8行目 防湿透湿製 → 防湿透湿性
P201 8行目 ランドール → ランドヌール
P222 地点 三島0 → 三島
他、「腰を降ろす」表記がありました。これは「腰を下ろす」の誤用かどうか、ゆらいでいるところかも知れません。いっこだけホイールを外す輪行袋の場合、外すのは前輪です。