Wednesday, April 01, 2015

Reelight CITY ミニベロ、折りたたみ自転車などの小径車で役に立ちそうなポジションライト

Reelight CITY - Our brand new power concept!
https://www.youtube.com/watch?v=XRkJmoni0CQ
非接触です。ノーフリクション(摩擦無し)と歌ってありますが、まったく推進力を削がないかというと、そんなことはありませんで、フレミング左手の法則だと「電」「磁」「力」の「力」の分だけはリムを引き止めます。似たものに、マグニックライトICがあります。ただ、リーライトシティに較べて、マグニックライトICは高いです。

アルミリムで発電できる? ほぼ永久的に使用できるLEDテールライト
http://blog.worldcycle.co.jp/20141225/14490/
発電式のナイスなライト、リーライト シティ あります
http://seobicycleoomiya.cocolog-nifty.com/oomiya/2015/01/post-7560.html
キャリパーブレーキに取り付けられるかどうかで情報が分かれています。キャリパーブレーキのシュー部分にということであれば、物理的に装着できるかもしれないけど、安定して点灯させ、かつ、ブレーキを掛ける際に問題にならないようにすることは困難と思います。ショップオリジナルの取り付け金具があるのかもしれません。(リアのダボ穴とかに固定できるならロードバイクでもコンフォート向け、というか、DEFYに取り付けできるなあ)


マグニックライトICに較べて安いです。ポジションライトとして電池交換の手間が無いのは嬉しい。折りたたみ自転車に限らず、発電系テールライトの配線どうすべえ問題も解決します。輪行にもいいのではないでしょうか。ただ、フロントライトとしては明るさが足りないので、フロントライト、ヘッドライトは別途装備が必要です。なお、一部の軽快車・ママチャリの場合は、ステンレスリムだとどうなの? という疑問は自ら解決していただく他ありません。

リーライトの日本のディストリビューターはミズタニです。行きつけのショップがミズタニと取引があるなら、行きつけのショップで取り寄せてもらって、ついでにブレーキのメンテとあわせて取り付けてもらうのが間違いないでしょう。

リーライト・シティは安いうえに取り付けも、ハブダイナモから配線を引き回すことに比べると手間が掛かりません。それでいて、ランタイムは気合いと体力があるだけ。電池切れとか、寒いところので使用を考えると有りも有り、オオアリクイなパーツです。ブロックダイナモやハブダイナモの後付けが面倒でお金がかかる、ミニベロや折りたたみ自転車で威力を発揮するでしょう。

お金があるなら、マグニックライトICのリアもおすすめです。マグニックライトICの方が明るいし。ただ、フロントは、うーん。いま、マグニックライトICの前後セットをマウンタを購入すると2万円を越すので、タイヤとチューブを流用するなら、ハブダイナモ化も射程に入ってくるお値段のため微妙な所。「マグニックライトICは明るい」ということは、磁力も強いということで、フロントだとサイコンとの相性も出てくるかもしれません。

リーライトシティのマウンタは左右共用のようなので、左側通行の日本でも大丈夫です。紹介の動画はディスクブレーキ車なので配置的にスッキリしていますが、Vブレーキだとごちゃごちゃになるでしょう。それか、暗いか。一番いいのは、コースターブレーキ車に取り付けることだと思います。

コースターブレーキだと「あ、リアブレーキついてないから整備不良車だ!」とあらぬ誤解を受けるのが難点です。個人的にはコースターブレーキでカーブの多い峠の下りなどに挑むのは避けたい。

Magnic Light iC
マグニックライトについて、日本語の検索結果へのリンク。「これまでこんな製品はなかったのか?」という疑問が出てこられている方もいますが、昔から存在していました。リーライトもそうですが、私の知るものでもマジカルロボというものもあったのです。

http://blog.worldcycle.co.jp/20140614/11086/
かつてレッドアラート、リーライト、マジカルロボ、マジカルライトなどなど、非接触式発電ライトは何度も何度も世に出ては消えていきました。マグニックライトがそれらと大きく異なるのは、ホイールに磁石をつけなくても良いというところ。これはかなり感動します。
LEDのワットあたりの明るさの向上、強力な磁力のネオジム磁石の普及、工場無しでも企画を持ち込めば作ってくれるところの発展、ファンドで金を集めることができるという条件が揃って、マグニックライトICになったと思います。