Friday, April 20, 2007

SAIといってもヒカ碁のサイでなく

Vanguard - Prospectus and Reports
のStatement of Additional Information (SAI) を読むことに挑んで見るも、数秒で投了とあいなりました。ありません。いや、数分はがんばりました。バンガードのリベート、ソフトダラーについて調べようと思っていたのですが、十年早かったみたいです。

バンガードからみとしては、日本でのランダム・ウォーカー新刊を前にして、バートン・マルキールがファンド運用から手を引いていたことが判明してショック。あと、チャールズ・エリスの投資ポジションについて、どういうことか理解できませんですた。ラージキャップインデックスへの投資が厚い? あれ?

そういや、チャールズ・エリスは、インデックスファンドへの投資を薦めていても、S&P500インデックスファンドがおすすめですなどとは、著作で書いてなかったなあ、と、ぼんやり。分散については、ボーグルとマルキールが主張していたのと混同していたのか、そういえば、ってなもんです。アメリカのでかい企業は、すなわち世界で活動しているので、大型株で国際分散もできてますの世界なのやも。というか、そもそも、投資する必要性が無いほどチャールズ・エリス教授は儲けています。インフレ対応国債にしか投資していません等と言うよりは評価できるのかもしれません。

敗者のゲームでの、「もし、大幅上昇の一日を逃したら?」のリターンを逃す効果が、個人投資家にしか摘要されていなかったことが後に判明しているので、増補改訂版を期待したいところ。

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日本語で読めるのがありがたやありがたや。しかし、大型M&Aが炸裂しすぎ。お金が余っているところには余っています、使い切れないほど、というのは、ほんとうだったんですなあ。