クロスバイクのライト、Herrmans H-one Sが不調で、ちょっと他のライトをつけてみようとなりました。ブレーキキャリーパーに共締めにしている金具にとりつけています。
ハンドル部にはIQ-Xが取り付けてあって、IQ-X用の給電ケーブルをからませているシフターケーブルが、Herrmans H-one Sのスライドスイッチをオフにしてしまうという。
で、
ハンドル部 IQ-X
ブレーキ部 Herrmans H-Black MR8
という組み合わせになっています。結論をさくっと言うと、高速走行しないかぎりIQ-Xは必要なかったという。配光のひろがりは、MR8がIQ-Xの照射部分を完全にカバーしています。走行中にIQ-Xをオフにしても、薄く街灯があるところや、月明かりがあるところだとIQ-Xのオンオフは分かりません。
クッソ山の中とかだと流石に照射している部分が明るいのでIQ-Xの点灯はわかります。路面もダークマターとかじゃないので、いくぶんかの照り返しが増えます。それはたすかるのは助かります。そもそも背面の青い輪っかが光っているので点灯しているかどうかは一発です。が、そこら辺はふかしてみたい。
少しでも明かりがあるところがと、MR8点灯時に、IQ-Xのオンオフは路面照射だけではわかりません。これぐらいか。
瑞梅寺ダムに行った時はH-oneSとIQ-Xの組み合わせでしたが、配光の広がりが足りずに下りで速度が出たときに泣きが入りました。(なお、LUXOSでもたぶん泣きが入ります。少しましなだけで)
で、IQ-Xもせっかく買ったんだしー、MR8も配光いいしー、その組み合わせで行けるなら行きたい。そんな感じでしたが、自分の走る環境だとIQ-Xは必要ありませんでした。街灯なしの広域農道を夜に走る機会が多いならIQ-Xを付けたいです。
じゃあ、MR8だけでいいならMR8だけにしようかなーと思って、MR8とテールライトだけにしてMR8の明るさが十全になるようにすると、こんどはMR8の近場の路面照射が気になって困るという事態になりました。MR8も広角になめらかなんですが、LUXOSよりも照射幅はせまく、手前を照らし気味なリフレクター形状です。その分だけ近場の路面が明るい。
Herrmans H-one Sは、はっきりいうと手前は暗めですが、照らしていないわけではありません。まわりの暗いところから小動物が飛び出してきたら、明るさの差が少ないので、かえって分かりやすいぐらいです。そして、わりと小動物が飛び出してくるという環境です。LUXOSは薄く明るく照らして中距離での小動物飛び出しの発見確率はHerrmans H-one Sよりもいい感じです。
いろいろありますが、Herrmans H-one SとLUXOSに慣れすぎたようです。つうか、自分の環境に最適化されまくっていたライトが生き残りバイアスで評価たかめになっていたのかと気がついた次第です。