Tuesday, July 19, 2022

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習 2日目 重機でGoで練習すればよかった

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習 1日目 乗ってないのに現場猫る者続出 in コマツ教習所 

https://www.ranobe.com/2022/07/blog-post_16.html

続きになります。結果から先にいうと、無事に講習終了できました。懸念だったボブキャットの作業についても、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)で作業できるそうです。たまに、作業できる資格が変更される重機があるので油断はできません。新し目の機械で発生します。

例としては、港湾施設で使われるリーチスタッカーは、当初は移動式クレーン運転士免許で操作できるとなっていましたが、今ではショベルローダー等運転技能講習を修了していれば運転できるとなっています。る必要があります。(リーチスタッカーの場合は、難易度的には下がった)

2日目は法令の授業が1時間あって、休憩を挟んで試験になりました。法令の時間に、コマツ教習所九州以外、とくに関東だと、「問題数が増える」「問題が4つから答えを選択から、5~6つから答えを選択する」になっているところがあると伝えられました。難易度アップの話は、勉強を促すためのブラフではなく、ガチだったというわけです。九州にも及んでくるかもということでした。

法令のあとは休憩が入って試験でした。試験問題は5つのパターンの中からどれか一つがでるというものです。ラミネートされたA3の試験問題3枚分の問題用紙で、パターンは2と書いてありました。これはマークシートで自ら答えの紙に記入もします。

「全員が試験を早く終わると、その後の実技も早く開始になりまーす。これは法令でも定められていまーす」

ということで、全員が早期提出して実技が早く開始になりました。微妙な引掛け問題もありましたが、4つの中から正解を選ぶマークシート方式ですので解答に時間はかかりません。わかるかわからないかの見極めがはやい問題でした。全員早期提出は、難易度的にはまだ上がっていない九州だから出来たことかもしれません。採点はマークシート方式で早かったです。10分ぐらい? めでたく受けに来た全員が筆記試験合格でした。

全員合格については、前々回3人落ち(合格率80%後半)、前回2人落ち(19人中2人で合格率80%後半)で、5パターンあるうちの2の問題パターンの難易度は分かりませんが、試験直前の法令の試験において、振り返りと言いつつ試験に出る箇所だけ復習というか振り返りがあったせいもあるかと思います。

車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習 合格率

ほぼ100%合格という話しかありません。それで少し油断していましたが、現地でさらっと不合格が複数名出たと言われてビビっていました。わりと必死に勉強しました。教習所側も「合格率が80%台で定着している!」となると不味いという判断があったのかもしれません。年間トータルの合格率をあげる、少なくとも90%なかごろにしたい(ヘルメット・服装・態度不良・遅刻などを除き)のではないかという予想です。

テストの結果全員合格と伝えられ、100点の人もいますという話でした。それはそれで、九州における問題の難易度アップの契機になるんじゃあ……なんのために関東で問題難化したとの話があったというのか……困った人もいるなあと思いました。その後、実技の初回乗り込みの際に、「学科は満点でした、実技もがんばってください」と言われて「すまぬ……すまぬ……」となりました。万が一にも落ちるわけにはいかなかったんじゃい!

実技は、先にドラグ・ショベル(バックホー、ユンボ)の操作をやって見極め、その後にホイールローダーに移って講習して試験という流れでした。半分ぐらいの人数は、先にホイールローダー、後にドラグ・ショベルで試験です。学科と違って、実技試験は落ちても補講でリカバリーがききやすいということでした。学科試験は補講になって補講をしても問題の違う再試験でほぼ落ちるという話でした。実技は、よく減点されるポイントが決まっているらしく、パニックにならず、そこさえクリアすればなんとかなるそうです。パニックになるとダメというか、まあ、メーカー価格お値段何千万円の重機ですので強制的に停止がはいってアウトだそうです。倒れると人死が出ますしね。

雨がふらず、初夏というより夏突入な気温でしたが、屋根ありテントと、シンダイワのミストファンが稼働していたので最初は寒いぐらいでした。昼からもミストのちからで待ち時間もぐだることなくイメージトレーニングに励めました。

実技操作待ちのあいだに、椅子にすわって架空のレバーとペダルで、ずっとイメトレしていました。(ほんと、落ちるわけにはいかなかったんですわ!)

コマツのホイールローダーの試験だったので、キャタピラのボブキャットと違って左レバーはありませんでした。ただ、バケットとアームの操作のときにニュートラルにする手癖なんかはついていませんでした。左の作業用ブレーキでニュートラルにする仕組みもあるよと言われたのですが、その時はどういう感じでニュートラルになるかは分かりませんでした。

あとから調べると、インチングペダルでした。(フォークリフトの講習をうけたはずやろ!)

インチングペダルを踏んでも前後のシフトレバーが変わることはなかったので、手動でニュートラルにいれてバケットとアーム操作をする。ニュートラル状態でないとにバケット・アームを操作すると減点で、これは減点を取られるとあせって次々に減点をくらう可能性があり、厳に慎むべき減点だそうです。そこだけは回避しました。やばかったのはバック走行のときで、ミラー位置がいまいちあってなかったんですが、自分だけ毎回直すわけにもいかずそのまま挑んで、後方においてあったカラーコーンにぶつかるまでバックしてました。複数回。ミラーにカラーコーン半分がかかるぐらいと言われていていたんですが、それは最後の最後だったので諦めて試験に臨むことに。減点計算上はいけるはずという目論見です。

結果は講習を無事終了しました。公道走行にくわえて作業もできるようになりました。

受けたあとに、重機シミュレーターがあることに気が付きました。試験前にやればよかった。ドラグショベルのレバー操作が心もとないので、必要になるときは、事前に練習して行こうと思います。でも、除草作業アタッチメントのエミュとかあるかなあ。災害時の復旧におけるボランティア……それを習熟していないレンタルの重機で……二次災害おきそう。